2016/12/10

第134回 日産 ラシーン

第134回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王は、「日産 ラシーン」を紹介しました。

「日産 ラシーン」は、
「Be-1」、「パオ」、「フィガロ」など、多くのパイクカーを誕生させてきた日産自動車。
そんな日産自動車が最後に誕生させたパイクカーが1994年にデビューした「ラシーン」でした。

ラシーンには、見た目や遊び心が重視されたこれまでのパイクカーと違い、
開発者の確たる思想が盛り込まれました。
「自然との融合、原点への立ち返り」を開発キーワードに、
ファッションアイテムとしてではなく、車としての性能、
時代に流されないデザイン性をラシーンには詰め込もうと考えられました。

プラットフォームは「B13サニー」と共用。
エンジンは、E型エンジンの後継として開発された、「GA15DE型」を搭載。
最高出力105馬力の大衆車クラスのエンジンですが、
低回転でも高回転でもスムーズに安定して加速し、
ラシーンのゆったりとした乗り心地に貢献しました。
サスペンションはフロント、リアともにストラット。
また、全車標準でフルタイム4WDが採用されました。

ラシーンの何と言っても特徴的な点は、そのスタイリングです。
コンパクトながら広いカーゴルームを持った、クロスオーバーSUVのスタイル。
ボディは直線基調ながら、柔らかさを感じさせるシンプルなデザインに。

SUVでありながらSUV特有の無骨さはなく、かといって車高を上げたセダン車でもない。
その一見すると掴みどころのないフォルムは、
「ラシーンは四角いキャンバス」というデザイナーの言葉通り、
見る人、乗る人によって、SUVにもセダンにも、あるいはクロスカントリー車にも感じる、
唯一無二のスタイリングとなりました。

インテリアには、当時デジタルメーターが増える中、
シンプルなアナログのスピードメーターを装備。
また、ハンドル、バンパー、ライト、ホイールなど、
各パーツに徹底的にこだわり、機能美を追求しました。
これまでの、ファッション性重視の視点から、シンプルな方向へと原点回帰していったのでした。

バブルに象徴される、派手なだけの「個性」の時代は終わり、
これからは大衆にも受け入れられる「画一性」も必要となる。
個性的でありながら、洗練された見たフォルムに、乗りやすさも兼ね備えた「ラシーン」は、
そんな新たな自動車時代の訪れを告げる名車でした。


そんな名車「日産 ラシーン」が発売された
1994年のニュースといえば……。

・オリックス・イチローが日本プロ野球史上初のシーズン200本安打
・他にもリレハンメル五輪、巨人-中日の「10.8決戦」、辰吉-薬師寺の王座統一戦など
 スポーツが注目を集める
・「家なき子」、「アリよさらば」、「料理の鉄人」などが放送
・スノボスタイル、ストリートファッションが流行

などなど……
あなたの思い出に残っている出来事は何でしょうか?


日本や世界で行われている、ちょっと気になるエコな取り組みやニュースを紹介する
「名車ソムリエ・エコプラス」。

今年中国の研究チームがレジ袋などに使われるポリエチレンを
液体燃料にする手法を開発しました。
プラスチックの素材としては最も一般的なポリエチレンは、
世界中で年間1億トン近く生産されていますが、
自然環境では分解されないため、現状ではそのまま廃棄されていました。

研究チームが開発したのは、超低温でポリエチレンを分解する手法。
さらに、分解したポリエチレンは、ディーゼル燃料としても使えます。
現在はまだ研究レベルで、商業的な利用は未知数ですが、将来、もしかしたら、
レジ袋や商品パッケージを燃料として、車が走るような未来がやってくるかもしれません。


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2016/12/03

第133回 トヨタ プリウス

第133回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王は、
ニューシングル「運命のアイラブユー」を発売したばかりのchayさんとともにお送りしました。
今週はchayさんの「トヨタ プリウス」を紹介しました。

まずは「プリウス」の歴史から説明しよう!

1997年にトヨタ自動車が製造・販売を開始した、世界初の量産ハイブリッド専用車「プリウス」。
「人と地球にとって快適である」をコンセプトに、
21世紀に向けた環境にやさしい車の開発を進めていたトヨタの
アイデンティティが集約されたのが、「THS〜トヨタ・ハイブリッド・システム」でした。
エンジンとモーターを使い分ける、あるいは同時に使うことで、
低燃費とハイパワーを実現したこのユニットは、
初代プリウスにおいて、リッター28kmという、当時としては驚きの超低燃費を実現しました。

フロントグリルとボンネットが一体となったようなエクステリアデザインも
未来的なデザインとして話題に。
見た目にも性能にも新たな自動車時代の到来を予感させたプリウスは、
エコカーの代名詞として2代目、3代目と進化を続けながら、
日本のみならず、世界でも愛される車となりました。

そして、2015年に、4代目「プリウス」が誕生。
エントリーモデルのEグレードが記録した、リッター40.8kmという超低燃費もさることながら、
この新型のプリウスにトヨタは、
「TNGA」、「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」と呼ばれる、
自動車作りの新たな方針を初採用。
「乗り降りや運転のしやすさ」、「車の低重心化」から、コストまで、
徹底的に見直された新たな車体骨格をまとうことにしました。
その他にも、最新の衝突防止安全装置や、前車追従機能の速度域を拡大し、
事実上の半自動運転を実現させるなど、新技術も投入。

この冬には新型プリウスにも「PHV」、「プラグ・イン・ハイブリッド」モデルが発売予定。
モーターとバッテリーにより走行できるPHVは、
満タン充電なら60km以上の走行が可能となるなど、
プリウスをもうワンステージ上のエコカーへと押し上げようとしています。

日本の自動車作りの歴史と培われた技術が詰まった、世界に誇る名エコカーです。


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2016/11/26

第132回 アバルト124スパイダー

第132回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王。
毎月最終週は、車好きの著名人の思い出の名車についてご紹介!

今回はchayさんの思い出の名車「アバルト124スパイダー」をご紹介しました。

イタリア最大の自動車メーカー フィアットからリリースされ、
1960年代から80年代にかけ人気を博した「124スパイダー」。

そんな124スパイダーの名が、今年、約30年ぶりに復活しました。
フィアットと日本のマツダが手を組み、フィアット公認の
チューニングブランド・アバルトが手掛けたのが「アバルト124スパイダー」です。

開発はマツダ ロードスターをベースにスタート。
エクステリアの特徴は、やや長めのノーズに大型のエアインテーク。
リアのディフューザー、スポイラーと合わせて、その配置や形状は、
入念な実験により検証された、最善の形でした。

インテリアもロードスターらしい機能性を残しながら、
色合いにイタリア車特有のファッショナブルさを感じるものに。
ステアリングにはもちろん、アバルトのシンボルである、
スコーピオンのエンブレムが施されています。

エンジンは自然吸気エンジンのロードスターと異なり、
イタリアから持ち込まれた、最高出力170馬力の1.4リッターターボエンジンにチェンジ。
これをフロントミッドシップの形で配置。
サスペンションは、フロント・ダブルウィッシュボーン、
リアはマルチリンク式とロードスターと一緒ですが、
ダンパーやスプリングの設定は、アバルト独自のもの。

約30年ぶりに復活したイタリアの名車に日本のテクノロジーが融合した、
この先、名車になるかもしれない1台です。

そしてchayさんには助手席あるあるトークも伺いました!
男性の皆さん、参考になりましたか?


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