2017/07/01

第163回 マツダ・ルーチェ ロータリークーペ

第163回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王は、
「マツダ・ルーチェ ロータリークーペ」を紹介しました。

1966年、ジョルジェット・ジウジアーロによる流麗なデザインと、フロント3人掛けによる
6人乗車も可能としたボディサイズで、ハイオーナーカーの先駆けとなった「初代ルーチェ」。

そして、わずか1年後、マツダは、そのルーチェセダンをベースとした派生モデルを発表します。
のちに「ルーチェ ロータリークーペ」となるプロトタイプは開発コード「RX87」と名付けられ、
1967年、68年と、2度に渡りモーターショーへと出品されました。
ルーチェセダンに比べ、全長で215mm、ホイールベースで80mm長くなったボディに、
マツダとして初となるFF方式を採用。
エンジンは、「RX87」専用に開発された「13A型」で、「コスモスポーツ」、
「ファミリア ロータリークーペ」などに搭載されたものよりも大きく、
排気量は655cc×2ローターで、これまでのロータリーシリーズの中で、最大排気量を誇りました。
この「13A型」ロータリーエンジンは、最高出力126馬力、最高時速は190kmをマーク。
スポーツカー並みの性能を誇りました。
そして、FF方式の採用により、ゆとりが出来た室内空間には、
ハイオーナーカーにふさわしい装備も充実していた。

メタル調のコンソールパネルに、当時主流の3本スポークのウッドステアリング。
最上級の「スーパーDXモデル」には、レザーシートやエアコン、パワーウインドウ、
カーステレオなど、当時、最上級の豪華装備が標準仕様となっていました。

また、フロントの足回りには、ラバースプリングを採用したウィッシュボーン形式を採用し、
快適な乗り心地を実現。
デザインも三角窓やセンターピラー、窓枠を排除した、ハードトップのボディデザインで、
さながらイタリア車を思わせる優美さでした。

こうして1969年、満を持して「ルーチェ ロータリークーペ」としてデビューを飾った1台は、
後に「カペラ」や「サバンナ」など、マツダがロータリーエンジンの大衆化を進める中で、
その先陣を切る1台として、大きな話題となりました。

マツダのアイデンティティ「ロータリーエンジン」に、「FF方式」を組み合わせた、
自動車史に残る異色の名車です。


そんな名車「マツダ・ルーチェ ロータリークーペ」が発売された
1969年のニュースといえば……。

・アメリカのアポロ11号が人類初の月面着陸
・ソニーが「ベータ」、松下電器が「VHS」、2つの家庭用ビデオが発表される。
・日本初の「ホームセンター」が誕生
・アニメ「サザエさん」が放送開始

などなど……
あなたの思い出に残っている出来事は何でしょうか?


日本や世界で行われている、ちょっと気になるエコな取り組みやニュースを紹介する
「名車ソムリエ・エコプラス」。

コンビニ大手のセブン‐イレブンで6月から始まったのが、
コーヒー豆を使った消臭除菌剤の導入です。
この消臭除菌剤の原料は、なんと自社の商品から排出された“コーヒーかす”。
店頭で販売されるコーヒーは年間10億杯ということで、コーヒーかすも膨大な量に。
そんな中、コーヒーが持つ消臭成分に着目し、店舗で発生したコーヒーかすを、
独自のシステムで回収し、消臭除菌剤へとリサイクルを始めたそう。

自社で出たコーヒーかすをリサイクルするという取り組みは国内のコンビニでは初のこと。
こうした大手企業でも、確かなリサイクルが行われています。


この番組では皆さんの記憶にのこる名車、取り上げて欲しい名車など、お便りも募集しています。
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抽選で毎週3名に「Amazonギフト券」3,000円分をプレゼント。
メッセージお待ちしています!
2017/06/24

第162回 3代目 マツダ RX-7 FD3S型

第162回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王。
毎月最終週は、車好きの著名人の思い出の名車についてご紹介!

今回はGLAY HISASHIさんの思い出の名車「3代目 マツダ RX-7 FD3S型」をご紹介しました。

1970年代、数々の排ガス規制やオイルショックなどの影響で、
ガソリンエンジンには、厳しい排ガス規制がかけられていました。

そんな環境への配慮が叫ばれる中、1978年に登場したのが、
「サバンナ」の後継車として開発された初代「RX-7」でした。

マツダが「RX-7」で提示したのは、ロータリーエンジンのスポーツカー。
「サバンナRX-7」と名づけられた初代はグラスハッチバックと呼ばれた低重心のボディに、
53年排ガス規制をクリアした、自然吸気の「12A型ロータリーエンジン」を搭載。
最高出力は130馬力、後に追加されたターボタイプでは165馬力までパワーアップ。
そのパフォーマンスは、「走り」に飢えた者を熱狂させ、
まさに時代に風穴を開ける1台となりました。

国産スポーツカーとして不動の地位を得た「RX-7」は、
1985年には「12A型」から排気量を拡大した、「13B型エンジン」を搭載した、
2代目「RX-7」にフルモデルチェンジします。

そして、1991年に誕生したのが、3代目「RX-7 FD3S型」です。
このモデルより、20年続いた「サバンナ」の呼称が外され、販売店の名を取って、
「アンフィニRX-7」となりました。

また、3代目「RX-7」は、RX-7の歴史の中で初となる、3ナンバー車として開発。
美しく、官能的とも評されたデザインのボディは、ワイド&ローになったことで、
安定性、運動性が向上しました。

さらに徹底的に軽量化を目指す「ゼロ作戦」を展開。
エンジンは電子制御燃料噴射のEGIエンジンに進化するなど、
ほぼ全面と言っていいほどの見直しが行われ、最高出力は255馬力まで高められました。

4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションにはばね下重量を軽くするためにオールアルミ製に。
さらに「4輪ダイナミック・ジオメトリー・コントロール」を採用することで、
より自然な操縦性も与えられました。
先代を超える車を目指す、マツダのたえまない努力により、
3代目RX-7は、まさに日本スポーツカーの完成形とも言える、進化を遂げたのでした。

何時も、時代の逆風をはねのけながら、国産スポーツカーの頂点へと上り詰めた名車です。


あなたの思い出に残っている名車は何ですか?

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2017/06/17

第161回 2代目 プリンス グロリア S40型

第161回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王は、
「2代目 プリンス グロリア S40型」を紹介しました。

1959年、小型車のスカイラインを流用したボディに、
OHV1.9リッター直列4気筒のエンジンを搭載。
戦後に一般販売された自動車としては初となる3ナンバー車となったのが、
プリンス自動車の「初代 グロリア」です。

高級車として人気を博したグロリアでしたが、法改正で小型車枠のスカイラインに
普通車サイズのエンジンを搭載することができなくなると、
プリンス自動車は新たなグロリアの開発に着手。
1962年に誕生したのが、「2代目グロリアS40」です。

ボディはスカイラインベースから一新。
アメリカ車を意識したワイドボディに、低いルーフのフラットデッキスタイルを採用します。
全長4650mm、全幅1695mm、ホイールベースは2680mmという
小型車としては優れた居住空間を確保。
モールをボディが一周している独特のデザインが目を引きました。
エンジンは、先代の改良型である、直列4気筒1900ccの「G2エンジン」。
後に、直列6気筒2000ccの「G7エンジン」を搭載。
「グロリア・スーパー6」モデルもラインナップされました。

そして、上位モデルとなる「グランドグロリア」には、
排気量を2500ccまで拡大した「G11エンジン」を搭載。
最高時速は170kmをマークするなど、走りも進化を見せました。

もちろん高級車らしく、インテリアも充実。
日本車として初となる、エアコンやパワーウインドウ、オートチューナーやパワーシートなどの
快適装備はもちろん、内張りには西陣織を採用します。
白いステアリングも目を引く、気品あふれるインテリアでした。

その後、プリンス自動車は日産自動車に吸収合併され、
「ニッサン・プリンス・グロリア」と名前を変えながら、宮内庁にも納入されるなど、
誰もが認める高級車の代名詞となっていきました。

その後、グロリアは2004年まで、実に11代に渡って製造が続けられ、
日本の高級車市場をリードしていくこととなります。

プリンス時代最後のモデルとして、日産の高級車の歴史に確かな足跡を残す名車でした。


そんな名車「2代目 プリンス グロリア S40型」が発売された1962年のニュースといえば……。

・東京の人口が1000万人を突破
・国産初の電子レンジが発売(業務用、54万円)
・アメリカのバービー人形、スライスチーズ、リポビタンD、T字カミソリなどが発売開始
・「おそ松くん」が連載開始

などなど……
あなたの思い出に残っている出来事は何でしょうか?


日本や世界で行われている、ちょっと気になるエコな取り組みやニュースを紹介する
「名車ソムリエ・エコプラス」。

アメリカのオハイオ州立大学では車のタイヤの材料となるカーボンブラックを研究しています。
それは「卵の殻」と「トマトの皮」を使って作るというもの。
現在、自動車市場はグローバル化し、カーボンブラックの入手も以前に比べ、
難しくなっているといいます。
そんな中、アメリカでは年間1000億個の卵と1300万トンのトマトを消費していることに着目。
その殻や皮をカーボンブラックにリサイクルするという研究が行われています。
卵の殻とトマトの皮はカーボンブラックと比べても耐久性、柔軟性にも優れるとのことで、
もしかしたら、廃棄物からエコなタイヤが作られる未来がやって来るかもしれません。


この番組では皆さんの記憶にのこる名車、取り上げて欲しい名車など、お便りも募集しています。
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メッセージお待ちしています!
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