2017/06/24

第162回 3代目 マツダ RX-7 FD3S型

第162回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王。
毎月最終週は、車好きの著名人の思い出の名車についてご紹介!

今回はGLAY HISASHIさんの思い出の名車「3代目 マツダ RX-7 FD3S型」をご紹介しました。

1970年代、数々の排ガス規制やオイルショックなどの影響で、
ガソリンエンジンには、厳しい排ガス規制がかけられていました。

そんな環境への配慮が叫ばれる中、1978年に登場したのが、
「サバンナ」の後継車として開発された初代「RX-7」でした。

マツダが「RX-7」で提示したのは、ロータリーエンジンのスポーツカー。
「サバンナRX-7」と名づけられた初代はグラスハッチバックと呼ばれた低重心のボディに、
53年排ガス規制をクリアした、自然吸気の「12A型ロータリーエンジン」を搭載。
最高出力は130馬力、後に追加されたターボタイプでは165馬力までパワーアップ。
そのパフォーマンスは、「走り」に飢えた者を熱狂させ、
まさに時代に風穴を開ける1台となりました。

国産スポーツカーとして不動の地位を得た「RX-7」は、
1985年には「12A型」から排気量を拡大した、「13B型エンジン」を搭載した、
2代目「RX-7」にフルモデルチェンジします。

そして、1991年に誕生したのが、3代目「RX-7 FD3S型」です。
このモデルより、20年続いた「サバンナ」の呼称が外され、販売店の名を取って、
「アンフィニRX-7」となりました。

また、3代目「RX-7」は、RX-7の歴史の中で初となる、3ナンバー車として開発。
美しく、官能的とも評されたデザインのボディは、ワイド&ローになったことで、
安定性、運動性が向上しました。

さらに徹底的に軽量化を目指す「ゼロ作戦」を展開。
エンジンは電子制御燃料噴射のEGIエンジンに進化するなど、
ほぼ全面と言っていいほどの見直しが行われ、最高出力は255馬力まで高められました。

4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションにはばね下重量を軽くするためにオールアルミ製に。
さらに「4輪ダイナミック・ジオメトリー・コントロール」を採用することで、
より自然な操縦性も与えられました。
先代を超える車を目指す、マツダのたえまない努力により、
3代目RX-7は、まさに日本スポーツカーの完成形とも言える、進化を遂げたのでした。

何時も、時代の逆風をはねのけながら、国産スポーツカーの頂点へと上り詰めた名車です。


あなたの思い出に残っている名車は何ですか?

この番組では皆さんの記憶にのこる名車、取り上げて欲しい名車など、お便りも募集しています。
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2017/06/17

第161回 2代目 プリンス グロリア S40型

第161回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王は、
「2代目 プリンス グロリア S40型」を紹介しました。

1959年、小型車のスカイラインを流用したボディに、
OHV1.9リッター直列4気筒のエンジンを搭載。
戦後に一般販売された自動車としては初となる3ナンバー車となったのが、
プリンス自動車の「初代 グロリア」です。

高級車として人気を博したグロリアでしたが、法改正で小型車枠のスカイラインに
普通車サイズのエンジンを搭載することができなくなると、
プリンス自動車は新たなグロリアの開発に着手。
1962年に誕生したのが、「2代目グロリアS40」です。

ボディはスカイラインベースから一新。
アメリカ車を意識したワイドボディに、低いルーフのフラットデッキスタイルを採用します。
全長4650mm、全幅1695mm、ホイールベースは2680mmという
小型車としては優れた居住空間を確保。
モールをボディが一周している独特のデザインが目を引きました。
エンジンは、先代の改良型である、直列4気筒1900ccの「G2エンジン」。
後に、直列6気筒2000ccの「G7エンジン」を搭載。
「グロリア・スーパー6」モデルもラインナップされました。

そして、上位モデルとなる「グランドグロリア」には、
排気量を2500ccまで拡大した「G11エンジン」を搭載。
最高時速は170kmをマークするなど、走りも進化を見せました。

もちろん高級車らしく、インテリアも充実。
日本車として初となる、エアコンやパワーウインドウ、オートチューナーやパワーシートなどの
快適装備はもちろん、内張りには西陣織を採用します。
白いステアリングも目を引く、気品あふれるインテリアでした。

その後、プリンス自動車は日産自動車に吸収合併され、
「ニッサン・プリンス・グロリア」と名前を変えながら、宮内庁にも納入されるなど、
誰もが認める高級車の代名詞となっていきました。

その後、グロリアは2004年まで、実に11代に渡って製造が続けられ、
日本の高級車市場をリードしていくこととなります。

プリンス時代最後のモデルとして、日産の高級車の歴史に確かな足跡を残す名車でした。


そんな名車「2代目 プリンス グロリア S40型」が発売された1962年のニュースといえば……。

・東京の人口が1000万人を突破
・国産初の電子レンジが発売(業務用、54万円)
・アメリカのバービー人形、スライスチーズ、リポビタンD、T字カミソリなどが発売開始
・「おそ松くん」が連載開始

などなど……
あなたの思い出に残っている出来事は何でしょうか?


日本や世界で行われている、ちょっと気になるエコな取り組みやニュースを紹介する
「名車ソムリエ・エコプラス」。

アメリカのオハイオ州立大学では車のタイヤの材料となるカーボンブラックを研究しています。
それは「卵の殻」と「トマトの皮」を使って作るというもの。
現在、自動車市場はグローバル化し、カーボンブラックの入手も以前に比べ、
難しくなっているといいます。
そんな中、アメリカでは年間1000億個の卵と1300万トンのトマトを消費していることに着目。
その殻や皮をカーボンブラックにリサイクルするという研究が行われています。
卵の殻とトマトの皮はカーボンブラックと比べても耐久性、柔軟性にも優れるとのことで、
もしかしたら、廃棄物からエコなタイヤが作られる未来がやって来るかもしれません。


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2017/06/10

第160回 3代目 日産 フェアレディZ

第160回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王は、
「3代目 日産 フェアレディZ」を紹介しました。

海外進出を目指すべく、アメリカ市場を意識し、「低価格のスポーツカー」として、
1969年に誕生した「初代フェアレディZ」。

ジャガーEタイプを意識した、ロングノーズ・ショートデッキのボディに
北米仕様車には2.4リッターのL24型エンジンを搭載し、デビューした初代フェアレディZは、
低価格も受け、北米市場で大ヒットします。

その後、2代目へのモデルチェンジを経て、1983年に誕生したのが「3代目フェアレディZ」です。
2シーターと、「2by2」の4シーター仕様をラインナップしたZ31型が、
スタイリングにおいて強く意識したのは空力特性だった。
ロングノーズ・ショートデッキという、フェアレディZのスタイリングは受け継ぎながら、
室内空間は損なわないようにエクステリアをシェイプアップ。
独特のセミリトラクタブルライトを採用するなどし、空力特性を表すCd値は、
先代の0.39から、世界トップクラスの0.31へと向上しました。
さらに、パワートレインを一新し、エンジンは先代の直列6気筒SOHCのL型エンジンから、
全車をV型6気筒のターボエンジンに。
2リッターの「VG20ET型」と、3リッターの「VG30ET型」をラインナップ。
特に「VG30ET型」は、最高出力230馬力。
最高速も、スカイラインの210キロに対し、234キロをマーク!

排ガス規制にめどが立ち、自動車メーカー各社がエンジンのパワーウォーズに突入する中、
「Z31」は他社を大きく引き離し、当時の国内最速を誇りました。
そしてパワーを受け止める足回りは、サスペンションは先代と同様に前輪がストラット、
後輪がセミトレーリングアームでしたが、高速走行を可能にするため、全面的に強化し、
旋回性能も向上させています。

そして、1986年にはビッグマイナーチェンジを敢行。
デザインもフルモデルチェンジに近い変更を施し、より力強く、
洗練されたデザインに進化しました。
エンジンも、3リッターDOHC NAの「30DE型」を追加。
さらに強化されたサスペンションと組み合わせることで、その走りに磨きがかかり、
GTカーから本格的なスポーツカーへと脱却を遂げました。

「速さ」、「美しさ」を高次元でバランスさせ、世界中のファンを魅了し、
スポーツカーとしての更なる進化を見せ付けた名車、それが「3代目フェアレディZ31」です。


そんな名車「3代目 日産 フェアレディZ」が発売された1983年のニュースといえば……。

・NHKドラマ「おしん」が大ブームに
・東京ディズニーランド開園
・男性のテクノカットが流行
・“おしゃべり機能がついた”35ミリカメラ、ミシン、腕時計などが続々と登場

などなど……
あなたの思い出に残っている出来事は何でしょうか?


日本や世界で行われている、ちょっと気になるエコな取り組みやニュースを紹介する
「名車ソムリエ・エコプラス」。

スポーツ用品ブランド「リーボック」が、
とうもろこしから生まれて土に還るスニーカーを開発しました。

一般的にスニーカーの製造には石油系材料を使う中、同社は栽培して補充できる材料を使用し、
最終的に堆肥にすることが出来る素材を模索。
そんな「栽培シューズ」の第一弾として生まれたのが、「とうもろこしスニーカー」です。
材料に使用するのはオーガニックコットンと工業用のとうもろこし。
ソール部分にも石油を含まない、無毒の材料を使用しているとのこと。
靴のほとんどは使用後、ゴミとして埋め立てられていますが、堆肥に還ることで
エコに繋がるスニーカーとして、今年の後半に市場への投入が予定されているそうです。


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