2017/05/20

第157回 いすゞ 117クーペ

第157回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王は、「いすゞ 117クーペ」を紹介しました。

現在のIHI、石川島播磨重工業の前身、東京石川島造船所の自動車部門として、
1916年に操業が始まった、日本最古の自動車メーカー、いすゞ。

数々の新機軸を搭載した小型車「ベレット」など、時代を先取る車を開発してきた いすゞが、
そのベレットの上級モデルとして、1968年に誕生させたのが「いすゞ 117クーペ」です。
「いすゞフローリアン」をベースに開発はスタート。
117クーペのデザインを手掛けたのは、当時、イタリアの自動車デザインスタジオ、
「カロッツェリア・ギア」のチーフデザイナーを務めていた、
ジョルジェット・ジウジアーロです。

フロントからリアにかけ、絶妙な曲線を描いたラインと、ピラーを細くすることで
グラスエリアを広く取った、ノッチバックスタイルのボディは、2ドアクーペでありながら
開放感溢れるものにしました。
日本車でありながらヨーロッパの匂いも感じる、エレガンスなデザインは、
後世に残る傑作と賞賛されました。

エンジンはいすゞ初のツインカムとなる、1.6リッターの水冷直列4気筒エンジン「G161W型」。
最高出力120馬力、最高時速200kmを誇り、いすゞの気合が感じられるエンジンが搭載されました。
インテリアはグレーのレザー張りのシートや後部座席専用のヒーター、
ウッドパネルに7連のメーターが配置されたインパネなど、快適装備を搭載しながら、
外観のデザインに合わせた高級感漂うクラシカルなものに。
左右独立式のリアシートにはリクライニング機能も備わり、
2ドアながら居住性にも優れたものとなりました。
その優美なスタイリングとドライブフィールで、117クーペは、
デビューするや大きな話題となり、長きに渡って、
いすゞのフラッグシップカーとしての役割を果たすこととなるのでした。

そして、今なお、1970年代の日本車を代表する傑作として、多くの愛好家を虜にしています。
記憶に残るスタイリングとスポーティーな走りでいすゞの新時代の扉を開いた
エレガンスな名車です。


そんな名車「いすゞ 117クーペ」が発売された1968年のニュースといえば……。

・日本初の超高層ビル「霞が関ビル」が完成(高さ147m)
・グループサウンズが流行。男の長髪もブームに
・押しボタン式の電話機「プッシュホン」発売
・アニメ「巨人の星」、「ゲゲゲの鬼太郎」が放送開始

などなど……
あなたの思い出に残っている出来事は何でしょうか?


日本や世界で行われている、ちょっと気になるエコな取り組みやニュースを紹介する
「名車ソムリエ・エコプラス」。

この番組のスポンサー、NGP廃車王は自動車リサイクルパーツでエコな社会を目指しています。
今回はNGPが行っているエコ活動を取り上げました。
NGPグループが行っている使用済み自動車のリサイクル。

NGPグループが持つ最新設備とノウハウによって、
使用済み自動車を鉄や銅、レアメタルなどの素材や燃料にリサイクルしています。
また、使える部品の再利用だけでなく、リサイクル過程で生じるゴミも
エネルギーとして再利用しています。

その結果、使える部品の再利用だけでは1台の車から20〜30%のリサイクルしか出来ませんが、
NGPグループは、1台あたり99%のリサイクル率を誇っています。

持ち主にとって大切な存在だった車だからこそ、リサイクルによって新たな命を吹き込みたいと、
エコ活動に取り組んでいるのです。


この番組では皆さんの記憶にのこる名車、取り上げて欲しい名車など、お便りも募集しています。
メッセージ募集中」から送ってください。
抽選で毎週3名に「Amazonギフト券」3,000円分をプレゼント。
メッセージお待ちしています!
2017/05/13

第156回 初代 三菱 ミラージュ

第156回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王は、「初代 三菱 ミラージュ」を紹介しました。

1970年代、原油価格高騰による、オイルショックに見舞われた日本。
省資源、省燃費が叫ばれる中、三菱自動車は、「ギャラン」のヒットで深めた
自信とノウハウを元に、新たな自動車の開発に着手し、誕生したのが「初代・ミラージュ」です。

デザインは台形を基本とした、3ドアハッチバックのコンパクトカー。
大胆なスラントノーズのフロントは、大型のバンパーと角型のヘッドライトが目を引く作り。
ピラーを細くすることでグラスエリアは大きくなり、明るく、広い室内空間を演出しました。
また、ボディはフラッシュサーフェス化することで、空気抵抗を低減。
シンプルながらも美しく、個性的なスタイリングは、多くのユーザーから愛され、
後に5ドアハッチバックも追加されました。

エンジンは、最大出力82馬力をマークする、
水冷直列4気筒SOHC 1400ccの「G12B型」と、1200ccの「G11B型」。
その年の排ガス規制をクリアしたこのエンジンをミラージュではFF方式で配置。
「初代・ミラージュ」が、三菱自動車初のFF方式の採用でした。
搭載された、4速のトランスミッションには、「パワー」、「エコノミー」と、
2つの副変速に切り替えることが出来る「スーパーシフト機構」を採用。
4速×2つの副変速で、実質「8速」となり、低燃費からスポーツライクまで、
幅広い走りを可能にしました。

サスペンションはフロントがマクファーソン ストラット、
リアには新開発のU字型サスペンションを採用。
四輪独立懸架とし、操作性、安定性にも優れました。

インテリアはシンプルなものでしたが、インパネの左右には、
ライト類やワイパーのスライドスイッチを配置。
当時はレバー式のスイッチが当たり前の中でこうした新たなアイデアも取り入れられました。

新たな技術やスタイリングを取り入れながら、使い勝手もよく、燃費面もカバーした
ミラージュは、大々的なキャンペーンや販売戦略も相まって、大ヒットします。

以降、国内では2000年に販売終了した5代目まで、20年以上の長きに渡って進化を続け、
三菱を代表するコンパクトカーとなりました。
斬新なスタイリングに確かな新技術を取り入れた革新的な名車でした。


そんな名車「初代 三菱 ミラージュ」が発売された1978年のニュースといえば……。

・原宿に「竹の子族」が登場
・新東京国際空港(現成田国際空港)が開港
・映画「サタデーナイトフィーバー」が大ヒット
・日本各地でディスコブーム
・ピンク・レディー旋風が吹き荒れる

などなど……
あなたの思い出に残っている出来事は何でしょうか?


日本や世界で行われている、ちょっと気になるエコな取り組みやニュースを紹介する
「名車ソムリエ・エコプラス」。

日本の株式会社サエラと「エイト ブランディング デザイン」が手掛けたのは、
オールプラスチックの傘です。
その名も「+TIC(プラスチック)」。

普通の傘なら金属が使われる骨部分にいたるまで、プラスチックで作ったこの傘。
オールプラスチックなので当然、錆びることもなく、耐久性も抜群。
壊れやすいビニール傘に比べ、しなって風を受け流すことが可能で、
風速30mの風でも壊れないそう。
オールプラスチックということで、仮に壊れたとしても、すべてがリサイクル可能な素材です。
今、日本国内で使われている傘の70%は、ビニール傘と言われています。
そんな使い捨てのビニール傘に代わる、新たな傘のあり方を目指した傘です。


この番組では皆さんの記憶にのこる名車、取り上げて欲しい名車など、お便りも募集しています。
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2017/05/06

第155回 トヨタ・MR2

第155回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王は、「トヨタ・MR2」を紹介しました。

1973年の排ガス規制を乗り越え、新たな自動車時代へと転換期を迎えていた日本の自動車市場。
そんな中、手堅いラインナップが増えていたトヨタ自動車は、
「従来のトヨタにはないようなコンセプトの車を!」という、
当時のトヨタ自動車社長・豊田英二氏の言葉を受け、新たな1台のクルマを生み出しました。
それが「トヨタ MR2」です。

MR2が目指したもの。
それは、当時、ヨーロッパやアメリカで人気を博していた、ミッドシップのスポーツカー。
北米市場を強く意識し、プラットフォームは、
完全新設計の2シーターのコンパクトクーペとなりました。
シャーシはトヨタ・コルサ、ターセルから流用。
全長は4mを切り、ホイールベースはわずか2320mm、車重はおよそ900kgで、
リトラクタブルライト、フロントスポイラーを採用することで、
空気抵抗もcd値0.34まで抑えられました。

エンジンは1.6リッター直列4気筒DOHCの「4A-GE型」と
1.5リッター直列4気筒SOHCの「3A型」。
これは元々、カローラのFF化に合わせて開発されていたものですが、
これを流用する形でMR2に搭載が決まりました。
2年後には4A-GE型をベースに、スーパーチャージャーを搭載した、
「4A-GZE型」を追加ラインナップ。
グロスで170馬力を発揮するエンジンは、運動性能を追求したミッドシップだからこそ味わえる、
安定性と加速性を高いバランスで実現しました。
機能性を重視し、インパネや内装はシンプルなものにしましたが、
メーターの左右のクラスター部分にライトコントロールスイッチや
ワイパースイッチを配置するなど、MR2だけの特徴的なレイアウトも採用。
また、リアエンドには、小さいながらもトランクが確保されていました。

こうして、日本車初のミッドシップ量産車として、デビューを飾ったMR2。
当時、日本国内では、運輸省の意向もあり、
大々的に「スポーツカー」と謳うのがはばかられた時代。
そんな中で現れたMR2は、「スポーティー・パーソナルカー」としてリリース。
多くのユーザーがスポーツ志向の1台を求める時代背景とマッチし、ヒットを記録しました。

排ガス規制によって抑圧された時代から解き放たれ、
多くのドライバーのスポーツマインドを刺激した名車です。


そんな名車「トヨタ・MR2」が発売された1984年のニュースといえば……。

・ロサンゼルスオリンピック開催
 体操・森末慎二、柔道・山下泰裕、陸上・カールルイスなどが金メダルを獲得
・日経平均株価が初の1万円台に
・日本初の衛星放送(BS)開始
・「エリマキトカゲ」がCMに起用され、大ブームに

などなど……
あなたの思い出に残っている出来事は何でしょうか?


日本や世界で行われている、ちょっと気になるエコな取り組みやニュースを紹介する
「名車ソムリエ・エコプラス」。

今年の1月、台湾の台北市に誕生した公園に設置されている遊具の材料は、
ほぼ全て廃材をリサイクルしたもの。
産業廃棄物として捨てられた廃タイヤやパイプを加工して、
子供たちが楽しめる遊具にリサイクルしています。

都市化の進む台北市では、市内に700以上の公園がありますが、どれも似たような遊具ばかりで、
子供が怪我をしないように制約や禁止事項がもうけられたものが多くなっています。
そんな公園を変えようという今回の取り組み。
道路の高架下にこうしたリサイクル公園を試験的に設置し
都会でのエコな社会のあり方を模索しています。


この番組では皆さんの記憶にのこる名車、取り上げて欲しい名車など、お便りも募集しています。
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