2017/04/15

第152回 スバル・アルシオーネ

第152回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王は、「スバル・アルシオーネ」を紹介しました。

水平対向エンジンや量産乗用車としては世界初となる、4WDの採用など、
独自の技術力で自動車市場に足跡を残してきた「富士重工業」。
ツーリングワゴンや小型車市場で、確固たる地位を築きつつあったスバルの次世代を担うために
誕生したのがスバル初のスペシャリティーカー「アルシオーネ」です。

多くの新たな試み、メカニズムを投入し、開発された「アルシオーネ」ですが、
その中でも特筆すべき点は、空力性能の高さ。
数々の名戦闘機を世に送りだした「中島飛行機」の流れを組む「富士重工業」。
「アルシオーネ」には、飛行機屋としてのプライド、ノウハウが惜しみなく投入されました。

エクステリアは、くさび形のスタイルが特徴で、
低いボンネットとボディには、徹底したフラッシュサーフェス化が施されました。
ドアハンドルや、ホイールカバーも極力凹凸をなくし、
フロントウインドウとリアウインドウの傾斜角を同じ28度に設定するなど、
その空力へのこだわりは凄まじいものでした。
空気抵抗係を数値化するcd値は、当時としては驚異的な0.29を記録し、
国産車で初めて0.3を切った車となりました。

当初搭載されたエンジンは、1.8リッターのターボエンジン。
発表から2年後には、新開発の2.7リッター、
水平対向エンジン「ER27型」も追加ラインナップされました。
さらに、電子制御式のエアサスペンションや、一定の走行速度を保つ
オートクルーズコントロールなど、最新鋭の装備も搭載され、話題となりました。
これまで培ってきた技術の上に、新たなメカニズムを投入し、先進性も追求したアルシオーネ。
スバルのフラッグシップカーとして大きな話題になると共に、その先進性と技術は、
後のレガシィ、インプレッサへと受け継がれていくことになりました。

未来に向けた革新技術を余すこと無くつぎ込み、
スバルの新たな時代の第一歩を記した名車でした。


そんな名車「スバル・アルシオーネ」が発売された
1985年のニュースといえば……。

・つくば科学万博が開催される
・メンズDCブランドが大流行
・ビックリマンチョコ、いちご大福が人気商品に
・アフリカ救済のため、トップアーティストが集まって歌った「We Are The World」が
 世界中で大ヒット

などなど……
あなたの思い出に残っている出来事は何でしょうか?


日本や世界で行われている、ちょっと気になるエコな取り組みやニュースを紹介する
「名車ソムリエ・エコプラス」。

今年の2月、航空会社のスターフライヤーは、
旧制服を、北九州市内のリサイクル企業へ提供しました。
総重量5トンのその制服が生まれ変わるのが、自動車の内装材です。
北九州市では、2014年から古着を分別・リサイクルし、
九州の自動車メーカーに内装材として供給する、地域循環型のリサイクル事業を行っています。
その一環として、今回、スターフライヤーは制服がリニューアルされた事を受け、
使わなくなった旧制服を提供したとのこと。

航空業界と自動車業界、リサイクルを通じて意外なところで繋がっています。


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