2017/04/29

第154回 ボルボ・240

第154回の名車ソムリエ supported by NGP廃車王。
毎月最終週は、車好きの著名人の思い出の名車についてご紹介!

今回はKANさんの思い出の名車「ボルボ・240」をご紹介しました。

ボルボの歴史は2人の男から始まります。
20代の若さでスウェーデン最大のベアリング会社、「SKF」の子会社の社長に上り詰めた、
アッサール・ガブリエルソン。
そして、同じ「SKF」で技術者として働いた後、他社の技術部長となったグスタフ・ラーソン。
1924年、2人は数年ぶりにストックホルムで再会すると、
「世界に通用するスウェーデンの車を作る!」という信念の元、
自動車開発をスタートさせました。
2年後には早くもプロトタイプを完成させ、「ボルボ」のブランド名を冠し、
本格的な自動車事業を開始。
ここにボルボの歴史がスタートしました。

トラック開発で基盤を築いたボルボは、1944年に発売した4人乗り、4気筒、40馬力の小型車、
「PV444」で世界的な評価を受けました。
そして三点式シートベルトの開発などを経て、今日まで続く「世界一安全な車」という
ボルボの代名詞とも言えるブランド力を築いていきました。

1966年には、「ボルボ140」がデビュー。
ねじり剛性の高いシャーシに、衝突安全性を高めたボディ。
さらに2系統式の4輪ディスクブレーキにすることで、仮に片方が壊れても、
ブレーキが効くシステムを採用しました。

さらに、急ブレーキ時にホイールのロックを防ぐ、デューシリングバルブも、
この140で初採用されるなど、安全性を前面に押し出したモデルとなりました。

その140系の後継車として1974年に誕生したのが、ボルボ240系。
プラットフォームは2ドアセダン、4ドアセダン、5ドアステーションワゴンの
3タイプを用意します。
衝突安全性能を高めるため、実験車を作り、衝突時に乗員を守れるように
車体に比べてドアを小さくするなど、安全性を徹底追求しました。
エンジンはOHVのB20型と2100cc SOHCのB21型で、
3年後には酸素センサーが追加されたエンジンへと進化。
排気ガスを一層クリーンにしながら、燃費や動力性能は損なわない新エンジンは、
1978年に施行され、世界一厳しいといわれた日本の排ガス規制をクリアした、
最初の外車となりました。
その後も、後期モデルにはエアバッグやABSが装備されるなど、
時代に合わせた安全対策や技術が投入された240は、約20年の長きに渡り、進化を続け、
世界中で大ヒットを記録。

ボルボの安全神話を生み出し、その地位を不動のものとした名車です。


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