JOURNALTOKYO FM EARTH&HUMAN  CONSCIOUS TOPICS

2010年度に引き続き、好評につき2年連続で実施した、TOKYO FM夏の音楽キャンペーン『Cooool Music』・・・
この企画は震災の影響もあり節電の夏となった7月〜8月の2ヶ月間、
ラジオ(=聴覚)で“涼”を感じよう!と、涼しく感じる楽曲を定期的にオンエアした企画です。
そして、企画賛同を頂いていた京都府立大学の松原斎樹教授(環境心理行動学)から、
リスナーアンケートによる今年の実施結果と中間報告が発表されました。

とりわけ今年は、東日本大震災の影響による電力不足により「節電」が注目される夏でしたが、   この度の調査では、90%の人が『Cooool MUSIC』キャンペーンでオンエアーされた曲に        涼しさを感じた、と回答。         
さらに、60%の回答者が、本キャンペーンをきっかけに、
冷房使用を控えるまたは設定温度をあげる行動をとったなど、
『Cooool MUSIC』キャンペーンが、音楽の力で“節電の夏”に貢献したことを示す結果となりました。
以下に松原教授の中間報告のコメントと、アンケートの一部を掲載します。


『Cooool MUSIC』キャンペーンも3年目を迎えた。今年は,東日本大震災と原発事故・電力不足という不幸なできごとを経験して最初のキャンペーンであった。昨年,『学者としては,より客観的なキャンペーンの効果を追跡してみたい』と述べたが,幸い今年度は文部科学省科学研究費の助成を受けることができた(過去2年間の実績があってこそ,だと思う)。今回は,大学が調査会社に委託してTOKYO FMのリスナーを抽出したより客観的な調査である。「(オンエアーされた曲を)涼しく感じた」人が一昨年は94.6%あったので,サンプルが偏ったのではないか,と心配したが,今年も90.4%であり,「音楽を聴いて暑さをしのぐ」という提案を「とてもよい」と思う回答者が少ないことをのぞけば,全体的な傾向に顕著な違いはなかった。
この調査結果により,『Cooool MUSIC』がリスナーの意識に働きかけ,行動の変化を促し,温暖化対策と節電対策として,社会的に大きな意味を持つことが確認されたと言えそうだ。『音楽の力で,日本の温暖化にはどめをかける!』というスローガンはそれほどオーバーなものではなかったわけだ。
今年は他の放送局でも「音楽で涼しさを感じよう」という類似の動きがいくつか見られた。これも,TOKYO FMが3年間がんばって来た成果だろうし,学術的な意味づけをフォローしてきたことが影響しているように思う。このキャンペーンのさらなる発展を期待するとともに,引き続き学術的な成果としてまとめるべく奮闘したい。

京都府立大学
松原斎樹


■リスナーアンケート調査の結果(N=301)


◆リスナーの90%が、キャンペーンでオンエアーされた曲に涼しさを感じました!


Q.この『Cooool MUSIC』キャンペーンでオンエアーされた曲に対して、「涼しさ」を感じましたか?

かなり涼しく感じた 13.0%(39)
涼しく感じた 43.9%(132)
やや涼しく感じた 33.6%(101)
あまり涼しく感じなかった 9.8%(29)


◆「音楽を聴いて暑さをしのぐ」という提案について、85%が"よい"と回答!


Q.『Cooool MUSIC』キャンペーンの、「音楽を聴いて暑さをしのぐ」という提案をどう思いますか?

とてもよい 30.2%(91)
よい 54.5%(184)
ふつう 13.3%(40)
まったくよくない 0.7%(2)

◆(参考)TOKYO FMのリスナーの96%は、震災後、環境配慮の呼びかけに対する意識に
前向きな変化がありました。



Q. 2011年3月11日の東日本大震災後、「環境に配慮しよう」という呼びかけに対して、
「そうすべきだ」と感じるようになりましたか?

強く感じるようになった   34.6%(104)
感じるようになった  46.8%(141)
少し感じるようになった   14.3%(43)
あまり感じていない      3.0%(9)
むしろ反発を感じるようになった  1.3%(4)





◆[Cooool Musicキャンペーン]をきっかけに、冷房以外にも、
感覚刺激によって感じる涼しさへの意識が向上!


Q.この『Cooool MUSIC』キャンペーンを聴いて以後、以下の変化がありましたか?(複数回答)





暑さをしのぐために冷房以外のことも工夫することがあると思うようになった 57.1%
涼しさを感じるポスターなどの視覚的なものにも関心が向くようになった 32.2%
涼しさを感じる音(音楽以外の)にも関心が向くようになった 53.5%
涼しさを感じるにおいにも関心が向くようになった 19.6%
涼しさを感じる手触りの素材にも関心が向くようになった 21.6%
特に変化はなかった 10.6%



◆[Cooool Musicキャンペーン]をきっかけに、60%が、
冷房使用を控える、または設定温度をあげる行動をとるようになりました!



Q.この『Cooool MUSIC』キャンペーンがきっかけとなって、
「地球環境に配慮しよう」という行動を何かするようになりましたか?(複数回答)





クールビズ(薄着) 44.2%
冷房使用を控える、または設定温度をあげる 59.8%
打ち水をする 25.9%
すだれ・よしず・部ラインdのなどで日除けする 36.2%
節電、節水 59.5%
マイカーに乗ることを控える 14%
マイバッグ・マイ箸・マイカップなどの持参 24.6%
何も行動しなかった 6.3%
その他 3%


今年はとくに震災の影響で節電の夏、ということもあり、「音楽で涼を感じる」Coool Music
キャンペーンが大きな意味をもつことを、あらためて実感するような結果となりました。

これからも“アースコンシャス”な音楽的アプローチの企画を
TOKYO FMでは検討を重ねて参ります。

多忙な研究活動の中で、今年も当キャンペーンの調査研究に取り組んでくださった
京都府立大学の松原斎樹教授に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。


TOKYO FMでは、DUNLOPさんと手を組み、
現在「ハートフルドライブキャンペーン」を展開中です。


ハートフルドライブとは・・・一緒に乗っている人や、
周りの人のことまで思いやってドライブしよう、 という考えから生まれた考え方です。
交通安全のためのセーフティドライブ(安全運転)に加え、
タイヤの日常点検や、 夜道で子どもたちの安全をまもるリフレクターの着用など、
人と車が寄り添い、 安全に暮らすことのできる未来のためにできることを指しています。

こちらのWEBサイトでは、セーフティドライブのススメといって、
各種チェックリストもご用意。
あなたの日ごろのドライブ、どのくらいハートフルドライブですか?!
くわしくは http://www.tfm.co.jp/heartful

秋の行楽シーズン、車で遠出することも多いこの機会だからこそ、
今一度ちぇっくしてみてくださいね!





先日、歴史的な大洪水に見舞われたタイ。
首都バンコクのみならず、その被害はアユタヤなど
日本人のわたしたちにもなじみの深い観光地にまで及びました。
また、タイにある日系企業、その工場にも甚大な被害が及んでいます。


ここでちょっと、タイについて思い返してみましょう。
3月11日の東日本大震災の際、
タイの日本大使館が受け取っただけでも
4億7000万バーツ(約12億3000万円)以上の義援金が寄せられたほか、
医療チームの派遣、発電施設や食料などの支援物資を日本に届けてくれました。

そんなタイが今、大洪水の被害に見舞われています。
今こそ、私たちができること-。
今度は私たちからタイを支援しませんか?


9月25日深夜、ノーベル平和賞受賞者で、アースデーコンサートにも
ビデオメッセージを寄せてくださりかかわりが深かったケニアの元福環境相・
ワンガリ・まータイさんがお亡くなりになりました。
謹んでご冥福をお祈りするとともに、マータイさんとアースデーについて
少し振り返ってみたいと思います。



【ワンガリ・マータイさんと「MOTTAINAI」】

「もったいない」という日本語をマータイさんが知ったのは、
毎日新聞社の招きで来日した2005年2月、毎日新聞社で行われたインタビューの時でした。
毎日新聞社 観堂・東京本社編成局長から、「日本では『3R』運動が展開されています。
リデュース(ごみ減量)、リユース(再使用)、リサイクル(再利用)。
資源を有効活用して、ごみを減らすという循環型社会を目指す運動です。」
日本語では『もったいいない』という言葉で言い表されます」
これに対してマータイさんは、「私の活動をすべて表現出来る言葉です。
世界に広めたいと思います。」と共鳴し、
同年3月にニューヨークの国連本部で開かれた「国連婦人の地位向上委員会」などで
呼びかけを始めました。
『「もったいない」というのは、素晴らしい価値観です。
地球資源の有効活用のためのキーワードとして世界に広めたい』ワンガリ・マータイ

【MOTTAINAIキャンペーンとアースコンシャス】

TOKYO FM/JFNのアースデー・コンサートでは、2005年から
ワンガリ・マータイさんのMOTTAINAIキャンペーンに賛同してコラボレーション企画を行っています。

2005年
MOTTAINAIキャンペーンがスタートしたこの年。アースデー・コンサートの幕間で
ビデオメッセージを上映。当時ケニアの副環境相であった
ワンガリ・マータイさんのビデオメッセ-ジを毎日新聞社、
ケニア大使館の協力で入手し日本武道館会場で上映しました。
3R(Reduce=ごみの減量、Reuse=資源再利用、Recycle=再利用)の重要性の
メッセージを訴求しました。

2006年
この年のアースデー・コンサートの出演者である倉木麻衣さんとコンサートに先だって、
2月に来日されたマータイさんとの対談が実現しました。
倉木麻衣さんはMOTTAINAI精神が宿る京都で大学時代を過ごされました。
風呂敷など日本文化特有のMOTTAINAI文化を良く理解されていて、
マータイさんとの対談も意義深いものになりました。
この対談の様子は毎日新聞社の紙面でも紹介。
コンサート会場では募金を募り、また倉木麻衣さんと一緒に作った
Tシャツの売上の一部からマータイさんのグリーンベルト運動へ寄付を行いました。

2007年
引き続きアースデー・コンサートの収益金の一部を、
MOTTAINAIキャンペーン事務局を通じてマータイさんの進めるグリーンベルト運動へ寄付。
この年は、3月にTOKYO FMのアナウンサーがケニア・ナイロビに伺い、
マータイさんとお会いしてインタビューを行いました。
その様子は日本武道館会場で映像紹介しました。

2008年
この年は絢香さん、BONNIIE PINK、ダニエル・パウターという洋邦の人気歌手が出演。
1枚のチケット代の中から、1ドルをグリーン・ベルト運動へ寄付。
「あなたのコンサート参加で、アフリカに1本の樹が植えられ、育てられます」と呼びかけました。

2009年
1990年から毎年開催しているアースデー・コンサートは20年目を迎えました。
「Mother Earth for Children」というコンセプトをたてて、
未来を担うこどもたちに健やかな地球を受け継いでいこうというメッセージを呼びかけました。
出演は病気加療の為2009年一杯で活動休止を宣言された絢香さん。
絢香さんと3月に千葉の小学生たちと一緒に植樹を行いました。
ここにはアルピニストの野口健さんも参加。
この時の植樹の映像を日本武道館のステージで映像紹介。
前年に引き続き1枚のコンサートチケット代の中から、
1ドルをグリーン・ベルト運動へ寄付しました。

2010年
2月に来日したマータイさんとJFN全国ネット番組「クロノス」のパーソナリティーである
中西哲生さんの対談が行われました。
この時の対談映像は4月22日のアースデーコンサートで紹介、
この年も1枚のコンサートチケット代の中から1ドル相当をグリーンベルト運動に寄付しました。

2011年
東日本大震災の影響で、4月22日のコンサートの開催が9月6日へと延期、
また震災の被災者へのメッセージを込めて、
コンサート名称をアース&ヒューマンコンシャスライブとあらためてコンサートは実施されました。
ケニアのマータイさんからは被災地へのメッセージを含めたレターが寄せられ
コンサート、特別番組で紹介しました。
チケット代またコンサートグッズの収益の一部をグリーンベルト運動へ寄付する予定です。

マータイさん、わたしたちはこれからもあなたが世界に発信していた
MOTTAINAIの精神を受け継いで、引き続き地球環境問題に
目を向けていきたいと思っています


毎年4月22日、地球の日アースデーに開催しているアースコンシャスライブ。1990年から毎年4月22日に開催、今年は東日本大震災の影響で、延期になりましたが、いよいよ9月6日(火)に開催。

「DUNLOP エナセーブ 地球だいすきプロジェクト アースコンシャスライブ2011」は、アースコンシャスの趣旨に賛同して出演するアーティストたちが地球への愛を歌い上げる一夜限りのスペシャルライブです。このライブの模様はTOKYO FMをはじめとするJFN加盟全国38のFM局で同時生中継される他、全世界のラジオ局で放送されます。
出演は、今井美樹さん、植村花菜さん、ゴスペラーズ、藤井フミヤさん。

コンサートのチケット1枚につき、1ドル相当は地球環境の保護のために寄付されます。オイスカを通じてタイヤインドネシアのマングローブの植樹や、ケニアのワンガリ・マータイさんが呼びかけている「グリーンベルト運動」に寄付してアフリカでの植樹に役立てられます。あなたもコンサートに参加して、一緒に木を育てていきましょう。

コンサート情報はこちら


麹町小学校はここTOKYO FMのすぐ近く、歩いて5分くらいのところにあります。
ある日 麹町小学校のみなさんから TOKYO FM宛に手紙をいただきました。
「『今、私たちにできること』というテーマで授業を行い、
みんなで考えてアイディアをまとめました。

3月11日に大きな震災が起きました。被災されたみなさんに元気になってもらうため、
みんなで歌を歌うので、TOKYO FMで放送してもらえないでしょうか。」
という内容のお手紙でした。

福島県楢葉町の子どもたちによる和太鼓の会「ならは天神太鼓うしお会」は
3月13日に楢葉町で「感謝と巣立ちのコンサート」を行う予定でしたが、
2日前の3月11日に大震災が起きてコンサートができなくなり、
避難生活でメンバーが離れ離れになってしまいました。
再会してコンサートを行いたいという熱い思いから、
TOKYO FMホールでコンサートが行われるようになりました。
麹町小学校のみなさんが「今、私たちにできること」は何かを考えて、
震災で被災されたみなさんへ届けたいという思いを、
この「ならは天神太鼓うしお会 感謝と出発のコンサート」の場でできないかと、
TOKYO FMは考え、この交流会が実現しました。

7月18日 海の日の祝日。コンサートを午後に控え
リハーサル中のうしお会メンバーのところに、
麹町小学校4年1組、2組から38人の生徒が駆けつけました。
先ずは、手作りの折り紙のプレゼント。
そして、何人かに分かれての歌の披露。

最後は全員で「スマイルアゲイン」の大合唱。
福島第一原発の事故で、避難生活となり、
メンバーがばらばらになってしまったうしお会の子どもたち。
TOKYO FMホールでのコンサートが決まり、
久しぶりに再会して一緒に太鼓を叩くことができるようになった特別な一日に、
麹町小学校の子どもたちからの心温まるメッセージが届けられました。







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