2008年4月27日
ジャン・ジオノ 『木を植えた男』
心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

緑が美しい季節に読みたい1冊として「木を植えた男」を選んでみました。南フランス・プロヴァンス生まれの作家ジャン・ジオノが残した作品。フランスの山岳地帯に一人とどまり、何十年もの間どんぐりを埋め、木を植え続け、荒れ果てた地に森を蘇らせた男エルゼアール・ブフィエの物語。日本では、単行本や絵本など様々な形式の本が出版されています。読んでまず驚かされるのは、この作品の誕生が1953年だということ。森林伐採などで地球の緑が減少する今だからこそ誰もが緑の大切さについて考えていますが、ジャン・ジオノは50年以上も前にそのことに気付き、伝えようとしていたのです。

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