2011年07月24日
小澤征爾
『ボクの音楽武者修行』
 (新潮文庫)
心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

4周年を記念してリクエスト特集をお届けしている7月の「メロディアス・ライブラリー」。今週はその第四回。世界を代表する指揮者・小澤征爾さんのエッセイ「ボクの音楽武者修行」です。アメリカの「ボストン交響楽団」で常任指揮者を29年にわたって務め、またベルリン・フィルやウィーン・フィルへの出演、さらにウィーン国立歌劇場の音楽監督など、ヨーロッパでも人気の高い小澤征爾さん。現在「世界のOZAWA」と呼ばれていますが、指揮者としての第1歩は、どんなふうに刻まれたのでしょうか?「ボクの音楽武者修行」には、たった一人でヨーロッパに渡った若き日の小澤征爾さんの姿が綴られています。

...続きを読む