2014年07月13日

『最後の一句』
森鷗外
 (新潮文庫)

心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

番組スタート7周年を記念して2週にわたって東京にある「文京区立森鷗外記念館」からお届けしました。地下鉄「千駄木駅」から団子坂をのぼったところにある記念館。森鷗外が大正11年に亡くなるまで暮らしていた場所です。今週は「森鷗外記念館」の東聡子さんに開催中の展覧会「教室で出会う鷗外〜鷗外と仲良くする方法」を案内していただきました。はじめて森鷗外に出会ったのは国語の教科書だったという人は多いのでは。というのも教科書に掲載された鷗外の作品は戦後だけでも30作以上。今回の展覧会では教科書に登場した回数の多い順にランキングして、上位に入った作品を様々な角度から紹介しています。

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文京区立森鷗外記念館のホームページはこちら