2016年11月20日

ロアルド・ダール
『すばらしき父さん狐』
 (評論社)

心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

「チャーリーとチョコレート工場」や「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」という人気映画の原作を書いたイギリスの作家ロアルド・ダール。今年は生誕100年。それにちなんで代表作の中から1970年に発表された童話「すばらしき父さん狐」を取り上げました。この作品もストップモーション・アニメで映画化され「ファンタスティックMr.Fox」という題名で公開されています。森の大きな木の下に「母さん狐」と4匹の子狐と暮らしている「父さん狐」。彼は毎晩、家族のために谷間にある3つの農場から食べ物を調達してきます。しかし農場主たちは、自分の農場を荒らしに来る狐をなんとか捕まえようとするのです。

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