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誰もが一度はぶつかる「自分は何なんだろう?」「私って何?」という問題。作品の舞台は1960〜70年代、学園闘争の真っ只中ですが、時代、年齢、性別を超えて「僕って何?」を考えさせてくれる1冊です。ところで著者の三田誠広さんが早稲田大学出身と言うことで、作品の冒頭に出てくる大学図書館は早稲田のものと思われます。早稲田出身の小川さんに伺ったところ『描写などから言ってもたぶん早稲田でしょう。懐かしいです。私が大学時代最も多くの時間を過ごした場所なので』と…。さすが!作家という道を歩む人は、学生時代から時間の過ごし方が違いますね。
(アシスタント:藤丸由華)

2009年05月10日
レベッカ・ブラウン
『家庭の医学』

2009年05月03日
エーリヒ・ケストナー
『エーミールと探偵たち』

2009年04月26日
沢木耕太郎
『深夜特急』

2009年04月19日
角田光代
『対岸の彼女』

アーカイブ
Nowhere Man/ビートルズ
♪なにをどう考えるということもなく、自分がどこへ行くのかもわからない、君や僕だってどこかあいつに似ていないかい?♪ というジョン・レノンの曲です。日本では1966年3月に発売された「ラバーソウル」より。
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64より第一楽章/アイザック・スターン指揮 レナード・バーンスタイン(バイオリン)イスラエルフィルハーモニー管弦楽団
三田さんは、日本メンデルスゾーン協会理事長という肩書きもお持ちです。メンデルスゾーンでもっとも有名なこの曲を選んでみました。1967年録音。

アイデンティティークライシス 思春期の終わり/山崎まさよし
思春期を終えて、僕って何という疑問と格闘した主人公にぴったりの1曲、と小川さん。

 
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