子供の頃この本を読んで、「タイトルの割には、“雪の女王”の存在にパンチがないなぁ」と思っていた生意気なわたし。あれから30年近く経った今、改めて読んでみると……やっぱりパンチがありませんでした(笑)。むしろ勢いがあるのは、行方不明になったカイを探すために、薄着、裸足という無謀ないでたちでラップランドへ向かう少女・ゲルダ。その強さは母性の塊というかんじで、熱い…熱すぎます!!なんでも、かの宮崎駿監督は、このゲルダが大好きなんだそう。そういえば、ナウシカやシータ、ポニョの中にも、ゲルダと同じひたむきさが感じられますね。
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