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正直なところSF小説は普段全く読まないので、その世界に入っていけるかちょっぴり不安でした。しかし、目次の次のページに書かれた意味ありげな言葉。隣のページに記されている『華氏451度』の意味。そして次のページにある作品中唯一の挿絵。このたった3ページで一気に『華氏451度』の世界に引き込まれてしました。普段本を読み終えるとそれだけで知識を得た気になってしまいがちですが、内容を反芻する時間がいかに大切なことかも教えてくれた1冊です。ところで物語のラストは分担して「本を暗唱する」ということが重要になってくるのですが、小川さんが一言「長編を担当することになったら大変ですよね」と。確かに!私だったら『ぐりとぐら』で精一杯です・・・。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2010年10月24日
中川李枝子
『ぐりとぐら』

2010年10月17日
柳田国男
『遠野物語』

2010年10月10日
山際淳司
『スローカーブを、
もう一球』

2010年10月03日
吉田篤弘
『つむじ風食堂の夜』

アーカイブ
華氏451/ユートピア
トッド・ラングレン率いるユートピア。ブックストアへ、ライブラリーへ、僕のように夢見るだれかを探すために。
バーナード・ハーマン:弦楽器とハープと打楽器のための「華氏451度」組曲より「フィナーレ」/ロサンゼルス・フィルハーモニック・サロネン(指揮)
フランソワ・トリュフォーの映画「華氏451」のサウンド・トラックを、作曲者、バーナード・ハーマンがオーケストラ用組曲に編曲しました。

イージー・サイレンス/ディクシー・チックス
ディクシー・チックスは保守的な人たちにCDを焼かれた経験をもつアーティスト。その騒ぎの後に発表した、ここちよい静けさについての曲。ヒロインのクラリス、そして心の中に図書館を持つ人を思って、と小川さん。

 
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