メッセージ
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他にはない発想や文体で、読み手を一気に物語へ引き込んでしまうバージニア・ウルフ。才能溢れる女流作家であったことは間違いありませんが、彼女の日記には『ダロウェイ夫人』を生み出す際の大変な苦しみが綴られています。小川さんはこの日記に大変共感されて、「同じ作家として励まされますねぇ」としみじみ。なんでも小川さん、執筆にとりかかる日の朝は同業の方のblogを読み、「今日は全然書けなかった・・・」などという告白を見つけると、「お互いがんばりましょう!」と心の中でエールを送ってからご自分の執筆に取りかかるのだそうですよ。なんというハートウォーミングなお仕事前の儀式!小川さんらしいです。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2012年6月17日
松谷みよ子
『ちいさいモモちゃん』

2012年6月10日
フィリパ・ピアス
『トムは
真夜中の庭で』

2012年6月3日
梨木香歩
『渡りの足跡』

2012年5月27日
マイケル・ボンド
『くまのパディントン』

アーカイブ
ロンドンタウン/ウイングス
ロンドンの街を歩き回る登場人物たち。巻頭には地図もついています。テムズ川とタワーブリッジを背景にしたアルバムジャケットです。
戦没者のため/ウエストミンスター寺院聖歌隊
第一次世界大戦で友人を失い心の病になるセプティマス。 最終的には彼自身も戦争の犠牲者に。詩はローレンス・ビンヨン(1869-1943)。

ヒア・アンド・ナウ/スウィング・アウト・シスター
♪いまここで、生を謳歌する♪という歌詞がでてきます。6月の生き生きとしたロンドンを楽しむクラリッサに。

 
今まで紹介した作品
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