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「こんな男の子と10代後半にお付き合いしたかった!」というのが読後の第一声。自分のことを優等生でつまらない男と分析しながら、実は素直でスマートで、女性にどこまでも優しい薫くん。こんな子とお付き合いできたら、さぞかし幸せだろうなぁと憧れてしまいます。しかしそこに立ちはだかるのは、薫くんの幼馴染であり現ガールフレンドの由美ちゃん。薫くんの言動にイラッとさせられた時「今の気持ちをお伝えすれば、舌をかんで死んじゃいたいわ」という名言をさらりと吐く女子度の高さには、アラフォーの私も舌を巻きました。この可愛さ! この小悪魔的魅力!! 10代の私にちょっとでもその要素があったなら今頃・・・(遠い目)。いろんな意味で憧れが詰まった1冊です。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2013年1月6日
『良寛〜旅と人生』
2012年12月30日
2012年を振り返って
2012年12月23日
岸本佐知子
『ねにもつタイプ』

2012年12月16日
バージニア・
リー・バートン
『ちいさいおうち』

アーカイブ
ブルー・ライト・ヨコハマ/いしだあゆみ
いしだあゆみもピンキラもいいけどクラシックも好きな主人公・薫。友人・小林が鼻唄で歌うこの曲は、街を歩く薫に重なります。
ショパン:小犬のワルツ/中村紘子(ピアノ)
「中村紘子さんみたいな若くて素敵な女の先生に」ピアノを習いたいと夢見る薫。1974年に庄司薫さんと中村紘子さんはご結婚。

ヴェルディ:「燃える心を」歌劇「椿姫」より/プラシド・ドミンゴ(テノール)
クールな偽善者を装っても、実は「椿姫」みたいな大恋愛に憧れる恋愛至上主義者・薫くん。

 
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