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いよいよソチ五輪が始まりますね。メディアでは連日、観光、文化、グルメなどに注目してソチやロシアの魅力を伝えていますが、この番組ではロシアの子供たちが読む戯曲で、ロシア的道徳教育を体感してみました。意地の悪い継母とその娘にいじめられる健気な主人公の物語はシンデレラを彷彿とさせますが、小川さんが指摘していたように、人間の力ではコントロールできない自然の脅威・畏敬が描かれているあたりに“ロシアらしさ”を感じますね。これからテレビなどを通じて目にすることが増えるであろう五輪会場の雪も、今までとはちょっと違った風に見えそうです。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2014年1月26日
エリ・ヴィーゼル
『夜』

2014年1月19日
『雪は天からの手紙 -
中谷宇吉郎エッセイ集』

2014年1月12日
五木寛之
『青年は荒野をめざす』

2014年1月5日
紀貫之
『土佐日記』

アーカイブ
チャイコフスキー:ピアノ曲集『四季』4月「松雪草」/中村紘子(ピアノ)
気まぐれな女王が真冬にマツユキソウがほしい、という物語にちなんで。チャイコフスキーの『四季』でも、4月は「マツユキソウ」です。
ロシア舞曲「スモレンスキー・グサチョク」/オシポフ・バラライカ・オーケストラ ニコライ・カリーニン指揮
女王が<4月>の妖精の指輪を湖へ投げつけ、むすめが教わった呪文を言うと吹雪がおこります。それにまじって、1月のタンバリン、2月のつのぶえ、3月の小鈴が聞こえます。ロシアの民族楽器によるオーケストラの演奏でそれらの音を聞くことができます。
12月の歌(じゅうにつきのうた)/青島広志(編曲、ピアノ)栗山文昭指揮 平松混声合唱団ほか
林光さんのオペラ「森は生きている」はこんにゃく座により長く演じられています。今回は合唱曲でお送りしました。
 
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