メッセージ
today's topic

「ひょんなことから出会った外国人(=異人)たちとの一夏の交流を描いた作品」だとずっと思い込んでいた私。小川さんに「『赤い靴』の女の子じゃないんですから〜」と大笑いされてしまいました。でも私のような間違いをしている人、日本のどこかにいるんじゃないかしら・・・きっと・・・たぶん。それにしてもさすが脚本家である山田太一さんの小説。両親が消えてしまう場面やケイの最後のシーンなどは、脳裏にダイレクトに映像を送り込んでくるような鮮やかさでしたね。特にケイがいなくなるシーンはここだけ読むとホラー映画のよう。ケイの正体がわかってからの数ページ、頭の中まで鳥肌が立ちっぱなしでした。改めて、夏向きの作品です。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2014年8月3日
村田喜代子
『鍋の中』

2014年7月27日
バーナード・ショー
『ピグマリオン』

2014年7月20日
堀江謙一
『太平洋ひとりぼっち』

2014年7月13日
森鷗外
『最後の一句』

アーカイブ
ウォーム・アンド・テンダー・ラブ/パーシー・スレッジ
再会した両親はどこまでも優しく受け入れてくれました。♪あたたかく優しい愛であなたを包ませて、長いあいだ愛していたよ♪というラブソング。
プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より 私のお父さん/アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
同じマンションに住む女・ケイが好きな曲として小説に登場します。歌詞にはケイの秘密が?!
かげろう/斉藤和義
かげろうのようにはかない存在であるはずの死者からかけがえのない愛をうけとった主人公に、と小川さん。
 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。