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泣きました!とにかく泣けました!!小川さんもおっしゃっていましたが、衝撃のシーンも劇的にドドーンと真実が明かされるのではなく、静かに訪れるのがとても素敵で、その静けさがより一層涙を誘うのです。ところで浅田次郎さんは、特に鉄道に興味があったわけでも冬の北海道を知っていたわけでもないのに、ポンと降ってきた構想を元に、この『鉄道員』を迷いなく書き上げたのだそう。降ってきたアイディアを的確にキャッチできるのも凄いですが、自分がよく知らない分野についても気にせず書こうとするチャレンジ精神も凄い!作家には一流の度胸もまた必要なのですね。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2015年2月15日
かこさとし
『からすのパンやさん』

2015年2月8日
長編小説を読む
第二週
スタンダール『赤と黒』

2015年2月1日
長編小説を読む
第一週
スタンダール『赤と黒』

2015年1月25日
パトリック・モディアノ
『1941年。パリの尋ね人』

アーカイブ
鉄道員/坂本美雨
高倉健さんが主演した映画「鉄道員」の主題歌。作詞は奥田民生さん、作曲は坂本龍一さんです。
マーラー:アダージェット(交響曲第5番第4楽章)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン(指揮)
浅田次郎さんは「栄光のカラヤン大全集」というCD全集に、幼い頃親しんだカラヤンが芸術に”陶然とする”という体験を教えてくれた唯一の師、カラヤンの表現の過剰さは演歌の世界、と寄稿されています。
ホームにて/中島みゆき
乙松駅長は、集団就職の子たちが乗った汽車が見えなくなるまで見送るとき、それが一番悲しいと語ります。
 
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