メッセージ
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とても短く、大変わかりやすいシンプルな日本語で書かれているのですが、読み終えた時は正直ちんぷんかんぷん。しかし強欲で残酷な山賊の登場からスタートして、「空虚」「無」「孤独」という哲学的なテーマに行き着くその幅の広さが、坂口安吾という作家の凄さなのだと小川さんに教えていただき、今日も目からウロコが落ちまくりでした。なぜこんな恐ろしい物語を書いたのだろうという疑問もありましたが、安吾自身のつらい戦争体験が深く関わっているようですね。最後に、「桜を見て単純に『きれいだな』と思える人生は幸せですね」と、小川さんがしみじみおっしゃっていました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2015年3月15日
ガストン・ルルー
『オペラ座の怪人』

2015年3月8日
『福島の文学
11人の作家』

2015年3月1日
石井桃子
『三月ひなのつき』

2015年2月22日
浅田次郎『鉄道員』

アーカイブ
桜の森/星野源
♪あそこの森の満開の下・・・・鬼たちが笑うそれをただ見つめてる、花びらに君が変わるのをみてる♪という歌詞です。
僕が鬼/coba
坂口安吾賞新潟市特別賞を先日受賞したcobaさん。安吾の精神=世俗の権威にとらわれず、本質を提示し、反骨精神をもった人をたたえる、という賞だそうです。
Had It With You/ザ・ローリング・ストーンズ
♪小さな悪魔みたいなお前、愛してるぜ。いつも俺をあざけり、どこまでもつきまとうお前♪山賊を虜にした女を思って。
 
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