メッセージ
today's topic

「おばあちゃん、孫娘にあんなことさせるなんて鬼じゃありませんか?!」「エレンディラが不憫でならない!」とのっけから興奮気味だった私に、笑いながら「藤丸さん、現実的に考えちゃだめですよ」と小川さん。確かにファンタジーというか、架空の昔話というか、『エレンディラ』にはゾッとするようなリアルな残酷さと、夢物語のような空気が共存しています。「もしかしたら全部エレンディラが見た夢かもしれませんよ」。夢オチ?!でもそう考えると確かに全てがしっくり収まります。この翻弄される感じもまた、ガルシア・マルケス作品の独特な魅力なのでしょうね。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2015年4月5日
高樹のぶ子
『光抱く友よ』

2015年3月29日
フェーリクス・ザルテン
『バンビ
森の、ある一生の物語』

2015年3月22日
坂口安吾
『桜の森の満開の下』

2015年3月15日
ガストン・ルルー
『オペラ座の怪人』

アーカイブ
クンビア・サンプエサーナ/アルフレッド・グティエレス・イ・スス・アコルデオネス・ドラードス
実力派アコーディオン奏者と”彼の金のアコーディオンたち”。バンド名が凄い。アコーディオンでは変則的ともいえるメロディや和音でコロンビアの音楽・クンビアの魅力の一種である狂気というか魔術というかマジック的な感覚を醸し出しています。
クアンド・ボイ・ポル・ラ・カージェ/ラ・ネグラ・グランデ・デ・コロンビア
コロンビアを含む南米で知られるワルツ。恋人を回想する美しい歌です。おばあちゃんは眠りながら歌い、昔の恋人、恋をしていた頃のことを回想します。
ヨ・メ・ジャモ・クンビア/レオノール・ゴンサレス・ミナ
♪私の名前はクンビア・・私はコロンビアの女、この美しい大地で生まれたの♪コロンビアを代表する黒人歌手のクンビア賛歌。
※今回の選曲は宮田信さん(Music Camp,Inc)にご協力いただきました。
 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。