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定形に縛られない「自由律俳句」だけに、今回は自由に俳句を味わってみました。たとえば「へそが汗ためてゐる」という句。私は「誰でもその状況が頭に浮かぶ実に共感を呼ぶ表現!」と感動し、小川さんは「山頭火はおへそが引っ込んでいたんですね」と発見し、そして某番組スタッフは「へそが“汁”ためてゐる、だと思っていました!」とアレンジし・・・。その句が何を詠んだものなのか読み解くだけでなく、その句をきっかけに自分や一緒に味わった人の発想を面白がれるのも、山頭火の句の魅力かもしれません。それにしても“汗”と“汁”を入れ替えてみると・・・横線一本の違いですが、これまた意味深な句になりますね!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2015年10月4日
吉田健一『金沢』
2015年9月27日
モーリス・センダック
『かいじゅうたちの
いるところ』

2015年9月20日
『大鏡』
2015年9月13日
『美しい子ども』

アーカイブ
すまねえ魂/エレファント・カシマシ
山頭火の世界にあっている歌詞です。♪探している、探し歩いている、何かを探している・・空だけやたら青くて彷徨う俺照らしている♪
I'm A Fool To Care/ボズ・スキャッグス
「本来の愚を守って愚に徹する、愚に生きる外なし、愚を生かす外なし」と綴った山頭火。♪愚か者だからつらいよ、君にこんな扱いをされるなんて、君を愛しているけれど♪という曲です。
俺は俺の死を死にたい/THE BLUE HEARTS
ころりと死にたい、と願い続けた山頭火でした。
 
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