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題名からしてただごとでない雰囲気ムンムンの尾崎翠作品。私がちゃんと読めていないのか何回読んでも謎だらけで、スタジオでは小川さんはじめスタッフをついつい質問攻めにしてしまいました。(みんな首を傾げている部分もあってホッ!)一番の謎は、主人公の町子含めこの家に住む4人の経済力。長兄の一助はともかく、二助は学生だし三五郎は予備校通い、町子はお手伝いさん的役割なのでしょうがもちろんお給料なんて出ている気配はナシ。一助の稼ぎで4人が生活しているとも、実家が資産家とも思えないのですが・・・。戦前の文学には度々毎日散歩しかしていないような人が登場しますが、小川さんと2人「また家計が謎の人たちがでましたよ!」と盛り上がりました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2015年11月15日
アーサー・ミラー
『セールスマンの死』

2015年11月8日
阿川弘之
『食味風々録』

2015年11月1日
フィリパ・ピアス
『まぼろしの小さい犬』

2015年10月25日
江戸川乱歩
『怪人二十面相』

アーカイブ
オッフェンバック作曲「ホフマンの舟歌」/カール=アンドレアス・コリー(ピアノ)
三五郎はオペレッタの曲を調律されていないピアノで弾いては歌い、音楽学校の受験勉強になりません。「ホフマンの舟歌」はオッフェンバックの歌劇の1曲。
ねむの花咲けばジャックはせつない/谷山浩子
「第七官界彷徨」に出てくる歌詞にメロディーをつけて歌っています。
苔はみてる/UA
コケたちが若者たちの恋を見ていました。♪息づく苔はじっとみてる、月の光にきらめきながら♪
 
今まで紹介した作品
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