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今年挑戦する長編小説は藤沢周平さんの『海鳴り』。エッセイストの平松洋子さんご推薦の作品です。江戸時代を舞台にした時代小説ですが、男性が初めて老いに恐怖を覚える心情や、ビジネスの場での男の駆け引き、トラブルへの男らしい対処法など、現代に生きる女性が読んでも「なるほど」と男性心理を学べます。あらすじを説明しやすい物語ではあるのですが、主人公の新兵衛や彼を取り巻く人々の心情が細やかに、鮮やかに描かれているのがこの作品の魅力なので、まだ読んでいない方には是非今からでも味わっていただきたいです。来週は下巻を取り上げます。どうなる新兵衛&おこう!?
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2016年1月10日
ジャック・ロンドン
『火を熾す』

2016年1月3日
渡辺淳一『花埋み』
2015年12月27日
2015年
マイ・ベストブック

2015年12月20日
又吉直樹『火花』

アーカイブ
ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ/ビリー・ポール
新兵衛がおこうを助けたことがきっかけで、二人の仲は近づいていきます。人妻との恋、といえば、この曲ですね。
愛さずにはいられない/レイ・チャールズ
ひかれあう新兵衛とおこうに。この曲は、藤沢周平さんが奥さんを亡くされて、幼い娘の展子(のぶこ)さんに歌った子守歌でした。(遠藤展子さんのエッセイ集「父・藤沢周平との暮し」より。)
恋の予感 When The Feeling Comes Around/ジェニファー・ウォーンズ
大海原の荒れた波のように激しく恋の予感を感じる男女を歌った曲です。
 
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