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豚が重要人(豚)物の物語でも、かつて取り上げた『シャーロットのおくりもの』とは全く違う結末が待っていたこの作品。ピンキーの最期の場面は目を覆いたくなるような残酷さで容赦なかったですね。あそこまでリアルに描くことで、貧しいことの苛酷さ、食料として動物の命を絶つということの現実を、私たちに伝えようとしているのでしょうか。ラスト、息子に言葉や行動で様々なことを教えてきた父さんは亡くなってしまい、わずか13歳で一家の大黒柱になってしまった主人公のロバート。彼のその後が気になってしょうがないので、お葬式の数週間後からスタートする続編を即手に入れようと思っています。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2016年4月3日
芥川龍之介
『鼻』『芋粥』

2016年3月27日
ジョゼフ・コンラッド
『闇の奥』

2016年3月20日
横光利一
『春は馬車に乗って』

2016年3月13日
ケネス・グレーアム
『たのしい川べ』

アーカイブ
ユー・アー・ジャスト・ア・カントリー・ボーイ/アリソン・クラウス
主人公のロバートに。♪あなたは田舎の少年で、お金はないけれど、星に銀を、朝の太陽に金を得る♪という歌詞がでてきます。
ショート・トリップ・ホーム/ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)
サマーフェアの1日を終えて帰宅した主人公を両親が抱きしめて迎えてくれたシーンに。お父さんは、農場の風はヴァイオリンのようだとも語りました。ベースのエドガー・メイヤー、ブルーグラスのサム・ブッシュらが作ったアメリカのルーツミュージックをさぐるアルバムから。
マイ・ファーザーズ・アイズ/リヴィングストン・テイラー
父と子の物語に。♪私の父の瞳、私の父の手、父さん早く私を迎えに来て、いつになったら私は男になれるんだろう♪
 
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