プレゼント

当シネマテークでは「映画音楽」のリクエストを大募集中です!
血湧き肉躍るあの曲から、思わず涙が流れてしまうあの曲まで、映画の名シーンを思い出させてくれる映画音楽のリクエストをぜひ当シネマテークにお寄せ下さい。
(曲名が分からない場合も映画『○○○○』のテーマ曲とか映画『××××』のエンディング曲といったリクエストで大丈夫です!)

リクエストをお寄せ下さった方から抽選で毎週1名様に「番組特製の、ポップコーン・マシン、マグカップ、ネックピローの3点セット」をプレゼントいたします。
もちろんリクエストしていただいた曲は番組の中でご紹介していきますのでお楽しみに!

リクエストは

コチラ

からお送り下さい。
製作:1986年(日本)
監督:森田芳光
出演:とんねるず/安田成美/ほか

広告業界を二分する代理店同士の熾烈な戦いをコミカルに描き、業界の裏側やサラリーマンの哀愁を浮き彫りにした破天荒なコメディ。主演のとんねるずはこの作品が映画初主演で、木梨憲武と安田成美が結婚するきっかけにもなった。監督は『家族ゲーム』『失楽園』の森田芳光。

宮島竜治
― 映画編集マンの宮島竜治さんが語る『そろばんずく』 ―

この映画は公開当時、若者に絶大な人気を誇っていたとんねるずが主演。しかも『家族ゲーム』の森田芳光監督の作品ということもあって、僕もどんな映画だろうと思いながら友達と観に行ったんですが、ハチャメチャすぎて観客をおいてきぼりにするような映画に驚かされました。そして何度も観る内に少しずつおもしろさが伝わってきて、最終的にはとても好きな映画になったんです。

とんねるずの2人が演じているのは広告代理店の営業マン。ライバル会社にはアメリカ帰りのやり手がいるのですが、その人を小林薫さんが演じています。そして小林薫さんの会社がとんねるずが働いている会社を乗っ取ろうとし、それを阻止すべくとんねるずが奮闘する……というお話です。

映画のタッチはスラップスティックを越えてナンセンスと言ってもいいくらいのコメディで、2〜3度観ないと分からないと思います。たとえばイッセー尾形さんがアップで映りながらカクカクした映像で喋るシーンがあるのですが、たぶん森田監督は映画のセオリーを無視して実験的なことをやってみたかったのではないでしょうか。そう思って観ると、いろんなところがおもしろく感じるようになる不思議な映画です。映像的に繋がっていないけど勢いで見せきったり、映画の編集という仕事に携わるようになってからは「編集って自由なんだ」という勇気をもらった映画でもあります。

ちなみに『家族ゲーム』はエンドロールの最後にヘリコプターの爆音が聞こえるのですが、『そろばんづく』はヘリコプターの音で始まります。だから両方観ている人は世界観が繋がっているような気がするんです。何度か観ると、そんな監督の遊び心に気付かされます。


・宮島竜治さんが編集を担当した矢口史靖監督作『サバイバルファミリー』上映中!
・宮島竜治さんのブログはこちら!
−皆さんからのご感想−
製作:1990年(日本)
監督:相米慎二
出演:中井貴一/牧瀬里穂/ほか

交通事故で死亡したキャンペーンガールが死神を言いくるめて現世に舞い戻り、心残りを果たすべく奮闘するファンタジーな青春ドラマ。ヒロインを演じた牧瀬里穂はJR東海のCM「クリスマス・エクスプレス」で大ブレイクする前にデビュー作としてこの映画の撮影に挑んだ。監督は『セーラー服と機関銃』の相米慎二。


― 映画編集マン/映像ディレクターの大関泰幸さんが語る『東京上空いらっしゃいませ』 ―

大関泰幸
牧瀬里穂さん演じる主人公のユウはキャンペーンガールとして売り出し中の高校生。車の中でスポンサーに関係を迫られ、それが嫌で車を飛び出したところ、後ろから来た車にはねられて死んでしまいます。コメディ作品なのでここまでが冒頭5分のできごとです(笑)。

ユウは一度、天国に行くのですが、そこで死神を騙して現世に戻ります。そしてマネージャーの中井貴一さんの家に居候しながら、自分が生きている意味をけなげに見つけようとするお話です。90年代の映画なのでちょっとトレンディドラマのような要素もありつつ、幽霊ファンタジーの要素も同居しているかなり変わった作品です。

とにかく何よりも牧瀬里穂さんが可愛くて。その透明感や健気さはちょっと他に見たことがありません。彼女は幽霊なので鏡や写真に写らないことを嘆くのですが、ふと下を見たら自分の影がある。それを見てピョンピョン跳ね回るシーンは愛おしくていつまでも目が離せない感じです。

日本映画はカットをちゃんと割ってきっちり人間ドラマを見せていくことが多いのですが、相米監督は1カットを決めたらその中で役者を動かします。リハーサルを何十回と繰り返し、役者を追い込んで本来の姿を出させるような演劇的なこともやっているので、相米監督と仕事をすると本当に鍛えられるみたいです。

映画の後半、牧瀬里穂さんと中井貴一さんが追っ手から逃げ、他人の結婚式に紛れ込んで2人で演奏をするシーンがあります。中井貴一さんがトロンボーンを吹き、牧瀬里穂さんが主題歌の『帰れない二人』を歌うのですが、5分くらいまったくカットを割りません。牧瀬里穂さんが歌いながら会場を縦横無尽に駆け巡り、そこにいる出席者と絡む映像は、編集が入る隙のない素晴らしさでした。


・大関泰幸さんのオフィシャルサイトはこちら!
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― 皆様から寄せられたリクエスト&ご感想 ―

◎さむらいうりさん(宮城県・男性)

『東京上空いらしゃいませ』

の「帰れない二人」。井上陽水の素敵なテーマソングです。ぜひききたいです。相米監督のいい映画なのでよろしく。
−皆さんからのご感想−
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