プレゼント

当シネマテークでは「映画音楽」のリクエストを大募集中です!
血湧き肉躍るあの曲から、思わず涙が流れてしまうあの曲まで、映画の名シーンを思い出させてくれる映画音楽のリクエストをぜひ当シネマテークにお寄せ下さい。
(曲名が分からない場合も映画『○○○○』のテーマ曲とか映画『××××』のエンディング曲といったリクエストで大丈夫です!)

リクエストをお寄せ下さった方から抽選で毎週1名様に「番組特製の、ポップコーン・マシン、マグカップ、ネックピローの3点セット」をプレゼントいたします。
もちろんリクエストしていただいた曲は番組の中でご紹介していきますのでお楽しみに!

リクエストは

コチラ

からお送り下さい。
製作:1997年(イラン)
監督:マジッド・マジディ
出演:ミル=ファロク・ハシェミアン/バハレ・セッデキ/ほか

第71回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされた感動ドラマ。修理したての靴をうっかりなくしてしまった貧しくて幼い兄妹の絆をユーモアを交えつつ描く。監督はモントリオール世界映画祭で3度のグランプリを受賞しているマジッド・マジディ。


水田伸生
― ドラマディレクター/映画監督の水田伸生さんが語る『運動靴と赤い金魚』 ―

この映画が日本で公開されたのは1999年の7月。ちょうどテレビ局が映画作りに積極的になり始めた時期で、私も映画を撮ったりその企画書を書いたりしたいと思いながらいろんな映画を観ていたのですが、この映画は日本ではマイナーながら優れた作品が多いイラン映画で、しかもすごくチャーミングな邦題だったので観ようと思いました。

内容的にはとてもささやかなイランの貧困家庭の日常です。父親は無学で、ゆえに収入が少なくて、でも子供たちには豊かな愛情を注いでいます。この家の兄妹には靴が1足ずつしかないくらい貧しくて、その靴も買い替えられないので靴屋さんに修理してもらいながら使っているほど。ところが兄は修理してもらった妹の靴を買い物の途中でなくしてしまいます。そのことを親に打ち明けられず、兄は妹に「学校には僕の靴で行け」と言います。そして妹が帰ってきたら、今度は自分がその靴をはいて学校へ行くことにするんです。

毎日遅刻をして先生に叱られても親に「靴を買ってほしい」と言わないのは、家が貧しい事情を理解しつつ、それでも親を尊敬し愛しているから。そして貧しいながらも彩り豊かな食卓から、親も子供たちを心から愛しているのが伝わってきます。格差や貧困を背景にした映画でも観客を息苦しくさせない表現に「演出ってこういうことか」と改めて考えさせられました。

学校のマラソン大会で3位になると運動靴がもらえることになり、兄は懸命に走りますが、頑張りすぎて1位になってしまいます。兄は家に帰ってそのことを妹に目で謝り、共同住宅の中庭の池に傷だらけの足をつけて癒やそうとする。するとまるで兄を慰めるように金魚の群れが静かに寄ってきて、それが兄にとっての運動靴のように見える……この美しいラストは映画史に残る1シーンだと思います。
−皆さんからのご感想−
製作:2011年(韓国)
監督:カン・ヒョンチョル
出演:ユ・ホジョン/シム・ウンギョン/ほか

韓国で740万人を動員し、日本でもロングランヒットを記録した青春ドラマ。高校時代の仲良しグループ7人が大人になって再会し友情と人生の輝きを取り戻していく様子を「1986年の高校時代」と「2011年の現在」を交錯させながら70〜80年代の大ヒット洋楽とともに映し出す。


春名慶
― 映画プロデューサーの春名慶さんが語る『サニー 永遠の仲間たち』 ―

もともと僕はハリウッド的な映画よりもアジア映画を観に行くのが好きだったのですが、とあるサイトで「韓国で700万人以上を動員した映画がある」と知ってこの映画を観に行ったんです。しかもお話の構造が高校時代を追想する回想録なのも大好物だったので、公開してすぐに映画館に駆けつけました。

この映画は、とあるアラフォーの女性が主人公です。彼女は良き妻、良き母として順風満帆で幸せな日々を送っているのですが、あるとき母親のお見舞いで病院へ行くと、たまたま高校時代のクラスメイトと20数年ぶりに出会います。ところがその友人は余命2ヶ月の末期癌でした。友人の「高校時代の仲間にもう一度会いたい」という言葉を聞いて、彼女が人捜しをすることになる……というお話です。

さらにその人捜しと同時に、1986年の彼女たちが高校生だった時代もパラレルに描いていきます。主人公の女性は良き妻、良き母なのですが、高校時代の仲間と再会する内に「自分って何だったっけ?」という疑問も感じるようになります。そして「自分は自分の人生においては主人公なんだ」ということを再確認していく物語でもあります。

この映画は本当に感動して、自分が何に感動したのかを確かめようと翌日にもう1回観に行ったほどです。それで改めて職業的に分析したら、回想への飛ばし方がすごく上手いことに気付きました。たとえば最初の回想へ飛ぶシーンは、学校へ登校する人たちの中をアラフォーの主人公が歩いているんですが、そのカメラを切り返して回していくと高校時代の主人公になっています。こんなスイッチのしかたがアイデアに満ちていて実に見事でした。


・春名さんがプロデューサーを務めた『サクラダリセット 前篇』今週3月25日公開!
・春名さんがプロデューサーを務めた『青空エール』Blu-ray&DVD発売中!
・春名さんがプロデューサーを務めた『ボクの妻と結婚してください』5月17日Blu-ray&DVD発売!
・春名さんがプロデューサーを務めた『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』6月21日Blu-ray&DVD発売!


― 皆様から寄せられたリクエスト&ご感想 ―

◎ライムスカッシュさん(東京都・男性)

私のリクエストしたい曲は映画

『サニー 永遠の仲間たち』

の「サニー」です。70〜80年代のディスコナンバーが好きな私にはなんともウキウキさせてくれる映画。是非流して欲しいです。プレゼントも希望します。
−皆さんからのご感想−
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