プレゼント
当シネマテークでは「映画音楽」のリクエストを大募集中です!
血湧き肉躍るあの曲から、思わず涙が流れてしまうあの曲まで、映画の名シーンを思い出させてくれる映画音楽のリクエストをぜひ当シネマテークにお寄せ下さい。
(曲名が分からない場合も映画『○○○○』のテーマ曲とか映画『××××』のエンディング曲といったリクエストで大丈夫です!)

リクエストをお寄せ下さった方から抽選で毎週3名様に「番組ロゴ入り特製マグカップ」と「サーモステンボトル」のセットをプレゼントいたします。
もちろんリクエストしていただいた曲は番組の中でご紹介していきますのでお楽しみに!

リクエストは

コチラ

からお送り下さい。
製作:1989年(イタリア/フランス)
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ/ジャック・ペラン/ほか

閉館する映画館の最終上映作品に選ばれることも多い傑作ヒューマンドラマ。イタリアのシチリアを舞台に、映画好きな少年と映画技師が映画を通じて心を通わせていく様子を描く。カンヌ国際映画祭では審査員特別賞、アカデミー賞では外国語映画賞を受賞。


菅野祐悟
― 作曲家の菅野祐悟さんが語る『ニュー・シネマ・パラダイス』 ―

この映画に流れてくる音楽はどれもが素晴らしい名曲ばかり。こんな映画は他にはありません。テーマ曲はもちろん、みなさんご存知の「愛のテーマ」、それから「過去と現在」も有名ですね。メロディがすごくキャッチーで、クラシックでもジャズでもないけれど、ポップスほどくだけてもいない、素敵な曲ばかりです。

僕は父親がオーディオマニアだったの家でクラシックやジャズをいつも聴いていたんですが、この『ニュー・シネマ・パラダイス』の音楽を聴いた時に映画音楽の魅力に目覚めました。たしか中学生の頃だったと思いますが「僕もこういう音楽を作ってご飯が食べられる大人になりたい」と思ったんです。インストゥルメンタルが好きな僕にとって一番わかりやすくて美しくてピンとくる、原点のような作品です。

僕は2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』の音楽を担当しましたが、自分の中ではかなりのプレッシャーを感じました。大河ドラマの音楽は1年にひとりしか担当できませんし、時代を代表する作曲家が歴代務めてきたので、そういう人たちの作品と較べられてしまうと思うとなかなか曲ができなくて。ここは本当に「ラ」でいいのか、その次は「ド」でいいのか……なんて考え出したら収拾がつかなくなってしまったんです。

それでテーマ曲のためにまるまる1ヶ月をとって、無理矢理でもいいから毎日1曲作りました。そして30日間で作ったメロディの中で一番良いモノが自分の実力なんだと自分に言い聞かせたんです。こんな苦労もありつつ『軍師官兵衛』のために書いた曲は約120曲。書いても書いても終わらないという感じでした(笑)。


・「菅野祐悟シンフォニック・コンサート2016」、2016年10月10日(月・祝)に東京芸術劇場 コンサートホールにて!
・「菅野祐悟バレンタインコンサート2017」、2017年2月12日(日)に昭和女子大学 人見記念講堂にて!


※9/28(水)・29(木)にスターチャンネルで『ニュー・シネマ・パラダイス』放送!


― 皆様から寄せられたリクエスト&ご感想 ―

◎白い黒猫さん(富山県・男性)

こんにちは。映画音楽と言って真っ先に思い浮かぶのが

『ニュー・シネマ・パラダイス』

です。流れた瞬間に映画が目に浮かぶんですよね。リクエストはその「愛のテーマ」です。

◎ラッキーロードさん(北海道・男性)

エンニオ・モリコーネさん作曲の

『ニュー・シネマ・パラダイス』

から「愛のテーマ」をリクエストします。映画の素晴らしさを教えてくれた素晴らしい映画で、音楽も美しい旋律で、作品の内容にぴったりの素敵な曲なのでリクエストしました。

◎ガリさん(青森県・男性)

映画音楽でお気に入りは

『ニュー・シネマ・パラダイス』

の曲でした。調べたら「愛のテーマ」というそうです。この曲は映画の中で何度もかかるため非常に耳に残っています。映画の中の転機で特に流れていたイメージもあり余計によく覚えています(笑)。休みの日の夜になると何回も見たくなる映画です。

◎ラジオズキさん(愛知県・男性)

かなり昔、子供の頃にプラネタリウムできいた、アイリンキャラの

『フラッシュダンス』

のテーマが洋楽、映画音楽として忘れられない曲です。そして学生時代には

『ニュー・シネマ・パラダイス』

を観て、何という郷愁を誘う音楽だろうと感動した覚えがあります。以来、映画音楽といえば『ニュー・シネマ・パラダイス』のテーマですね。
−皆さんからのご感想−
  • 2016
  • 09
  • 25

『乱』

製作:1985年(日本/フランス)
監督:黒澤明
出演:仲代達矢/寺尾聰/ほか

黒澤明監督後期のアクション活劇。シェイクスピア悲劇『リア王』をモチーフに、戦国大名の跡継ぎをめぐる3人の息子たちの醜い骨肉の争いを描く。米国アカデミー賞の衣裳デザイン賞や、英国アカデミー賞のメイクアップ賞、外国語映画賞を受賞。


服部隆之
― 作曲家の服部隆之さんが語る『乱』 ―

この映画の音楽を手掛けたのは武満徹さん。日本を代表する現代音楽の巨匠として有名な方ですが、武満徹さんの音楽は現代音楽と呼ばれるジャンルなので、誰もが口ずさめるようなメロディはありません。まるで思いつきで演奏しているかのようですが、ちゃんと楽譜があってそこには作曲家のポリシーがあるんです。そのサウンド感で『乱』なら戦国時代の厳しさを、『東京裁判』なら戦争の悲惨さや重さを表現しています。それがメロディがある音楽よりも空気感に包まれるような感じでダイレクトに入ってくるんです。

『乱』は戦国時代を描いた映画なので、音楽も和楽器をけっこう使っています。実はこのスタイルは武満徹さんが得意にしていて、現代音楽の曲でもオーケストラと尺八や琵琶を合わせているんです。西洋式の音楽に和楽器の音色感が加わって、食うか食われるかの戦国時代の緊張感を見事に表しています。

最近は音楽大学にも和楽器科があって、篠笛や尺八の奏者もちゃんと五線譜を読んで演奏できます。でも武満徹さんは「それが邦楽の楽器を演奏するマインドを失わせている」と言っています。それでも現実問題として、どこでどういう演奏をしてほしいかを伝えるのが譜面なので、武満さんが『乱』の曲を書いた時も和楽器の譜面を書くしかなかっただろうと思いますが(笑)。

ただ、和楽器はある音程の音を出すだけではなく、ものすごく音を変化させる独特のゆらぎがあるのがおもしろいところです。その部分は楽譜では表せないので口で伝えるしかないでしょう。そのニュアンスを伝えて和楽器特有の雰囲気を引き出すのは作曲家の役目かもしれません。
−皆さんからのご感想−
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