• 2017
  • 07
  • 23

あなたの映画ベスト3を大募集!

皆さんから寄せられた映画ベスト3をご紹介します。

−映画好きの女子大生さん(埼玉県・女性)の映画ベスト3−
こどもが頑張る姿にキュンキュンBEST3
『リトル・ランボーズ』
『マイ・フレンド・フォーエバー』
『リトル・ダンサー』


映画好きの女子大生さん、ありがとうございました!

当シネマテークでは、こんな「あなたの映画ベスト3」を大募集中です。
メッセージをお寄せ下さった方から抽選で毎週1名様に番組特製のポップコーンマシン、マグカップ、ネックピローの「映画鑑賞ベスト3セット」をプレゼントしていますので、ぜひ

コチラ

からお送り下さい。

新宅広二
こんにちは、動物行動学者の新宅広二です。今日は「動物行動学的に面白い動物パニック映画ベスト3」を選びました。

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『鳥』

製作:1963年(アメリカ) 監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ティッピ・ヘドレン/ロッド・テイラー/ほか


私は仕事で動物行動学を学校で教えたり、ネイチャードキュメンタリーの監修をする中で「こういう動物パニック映画ってどうやって作っているんだろう」と興味を持つようになりました。それでいろいろ観た中で、特に「おもしろい!」と思った映画のひとつがコレです。
ライオンやオオカミのような、いかにも肉食動物らしい動物の怖さを描く映画は比較的作りやすいだろうと思うんです。でもこの映画で人を襲うの鳥。たとえ大型の猛禽類でも直接的に人を殺すほどのパワーや残虐性はなく、大人が本気で戦えばまず負けることはない動物です。そんな鳥たちをどう怖がらせるのか、その脚本や映像はいま観てもとてもおもしろいと思います。
物語はある町で突然、鳥が人を襲いだすところから始まります。というか、それだけのシンプルなお話で、原因も分からないまま終わってしまうんです。最初の方は全然怖くなくて「いったいどこに鳥が出てくるんだろう?」と思って観ていると、気がつけば恐怖のどん底に……そんな怖さのもっていき方がとてもおもしろい映画です。

『ジュラシック・パーク』

製作:1993年(アメリカ) 監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:サム・ニール/ローラ・ダーン/ほか


この映画はバイオテクノロジーによって恐竜を再生し、それをテーマパークにしようとするお話です。ところがそれが人間の思い通りにいかなくて、大事故に繋がっていきます。
私が特に好きなのはオープニング。謎のコンテナが搬入されるのですが、実はそのコンテナの中に新しい恐竜が入っています。私が動物園に務めていた時、新しい動物、特に猛獣を持ってくるときの方法や緊張感はまさにあのままでした。そして、もしそこで手違いがあると大きな事故に繋がってしまう……というシーンで映画が始まります。そのリアリティは、実際にそういう仕事をしていた者として感心させられました。
この映画が製作されたのはちょうどCGの過渡期で、最初はクレイアニメで作っていたという話をメイキング映像で見たことがあります。それはそれですごくリアルなのに驚かされました。そしてシリーズを重ねるごとにCGも進化し、恐竜に羽毛が生えていたとか、もっとカラフルだったんじゃないかみたいな新説も取り入れられています。そういった学説が映画として視覚化されたらどうなるのかには、実は科学者もけっこう注目しています。

ジョーズ

『ジョーズ』

製作:1975年(アメリカ)  監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ロイ・シャイダー/ロバート・ショウ/ほか


そもそも「ジョーズ」という英語は「顎」という意味でした。それがこの映画1本によって「サメ」を指す言葉になってしまったという、とてつもないインパクトの映画です。
物語としては田舎町の海水浴場に人食い鮫が現れるます。ところがその事実を認めてしまうと観光業に影響があるということで対応が遅れ、被害が拡大してしまうんです。そこで警察署長と海洋学者、漁師の3人がサメ退治に向かうことに……というお話です。
サメはロボットで撮影されたのですが、スピルバーグ監督は「もしCGだったらこんなにヒットしなかっただろう」と言っていました。たしかにこの映画の後、CGでサメを描いた映画はたくさん作られましたが、サメの生々しさではこの映画を越える作品はなかなかないと思います。
人間は霊長類というサルの仲間ですが、実はサルの仲間はみんな泳ぎが苦手です。それは人間も例外ではなく、ちゃんと練習しないと泳げません。だから水に対する恐怖は本能に刻み込まれているんです。海の中に人間を襲うような生き物がいるらしいと言われるだけで、サメの姿を見せなくても恐怖を覚えます。それでこの映画は万人が怖いと感じるのだと思います。
−皆さんからのご感想−
村松崇継
こんにちは、作曲家/ピアニストの村松崇継です。僕は普段から映画音楽を担当することが多いので、今日は「音楽と画がハマっている映画ベスト3」をご紹介させていただきます。

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『テッド』

製作:2012年(アメリカ) 監督:セス・マクファーレン
出演:マーク・ウォールバーグ/ミラ・キュニス/ほか


『テッド』と聞くと本人役で登場したノラ・ジョーンズさんの曲を思い出す方が多いと思いますが、実は音楽的に素晴らしい映画なんです。その音楽を手掛けたのがウォルター・マーフィーという方で、普段はCM音楽やアーティストのプロデュースを手掛けています。その人が映画の音楽を担当した贅沢な1本です。
『テッド』の映画音楽が素晴らしいのは、アメリカらしいジャズのバラードやビッグバンドをベースにしつつ、それをハリウッド的なスペクタクルに合わせているところです。たとえばカーチェイスのシーンを盛り上げていたり、最近の映画ではすごく珍しい音楽的な手法を使っています。
特にご紹介したいのが《The Breakup》という曲です。主人公が離ればなれになってしまったぬいぐるみのテッドのことをひとりで想うシーンなどに使われています。サラッと流れてしまいがちな曲ですが、すごく良い曲なのでぜひ聴いてみて下さい。

『きみに読む物語』

製作:2004年(アメリカ) 監督:ニック・カサヴェテス
出演:ライアン・ゴズリング/レイチェル・マクアダムス/ほか


この映画は女性に好きな方が多いですよね。僕も冒頭からやられてしまいましたが、とにかく描写が美しいんです。セリフも詩的なセンスに溢れていますが、まず映像で綴られる自然の美しさに打ちのめされました。夕日の中、カヌーを漕いでいくシーンに、とても美しい音楽が付いているのでぜひ聴いていただきたいと思います。
映画の舞台になっているのはノースカロライナ州のシーブルックという町です。ここはアメリカでも田舎の町で、自然豊かな素敵な映像が映し出されます。その映像と音楽のマッチングの素晴らしさをご紹介したくて、この映画を選ばせていただきました。

『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』

製作:1990年(アメリカ) 監督:ロバート・ゼメキス
出演:マイケル・J・フォックス/クリストファー・ロイド/ほか


このシリーズはどれも映像と音楽がハマっていて、テーマ曲もおなじみです。その中からなぜ「PART3」かというと、1800年代のアメリカ、西部劇の世界に行ってしまうお話と、『荒野の七人』を思わせるカントリーテイストのスコア、そのコラボが素晴らしいんです。
音楽を担当したアラン・シルヴェストリさんは「1」「2」のテーマを大事にしながら、拳銃の音を表現するようなオーケストレーションなどで西部劇のテイストを盛り込んでいます。「ここまでロバート・ゼメキス監督とアラン・シルヴェストリは音にこだわってバック・トゥ・ザ・フューチャーの世界を描くのか」と感動しました。
音楽で西部劇を感じさせるポイントは、馬が走る時の「タッタカ、タッタカ」みたいなリズムです。それからアメリカの大自然を思わせるスケール感。そして映画の中でカントリーバンドが登場して踊るシーンがありましたが、随所にカントリー音楽のテイストも取り入れています。
−皆さんからのご感想−
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