• 2017
  • 05
  • 21

あなたの映画ベスト3を大募集!

リスナーの皆さんから寄せられた映画ベスト3をご紹介します。

−疾風の涼太くんさん(宮崎県・男性)の映画ベスト3−
僕が選んだ《鈴木杏樹さんの映画ベスト3》です。

第1位 相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断
第2位 バースデイプレゼント
第3位 高校教師



当シネマテークでは、こんな「あなたの映画ベスト3」を大募集中です。ぜひ

コチラ

からお送り下さい。
野村周平
皆さん、こんにちは。俳優の野村周平です。今日は僕が好きな映画ベスト3を発表させていただきます!

※ 野村周平さんが主演の映画『サクラダリセット』、5/13(土)から《後編》が公開!



『ビッグ』

製作:1988年(アメリカ) 監督:ペニー・マーシャル
出演:トム・ハンクス/エリザベス・パーキンス/ほか


これは子供が遊園地に行ったら、願い事がかなうという機械があって、それで遊んだら次の日に大人になってしまう不思議なストーリーの映画です。その不思議なお話が僕は大好きで、ずっと夢を与えてくれる感じがします。
−映画ライターの渡辺麻紀さんが解説−
この映画はスピールバーグ監督の妹、アン・スピルバーグが共同で脚本を書いているのですが、そういう目で見ると主人公にスピルバーグが投影されているような印象を受けます。
主人公のジョシュは背の低さがコンプレックスの13歳の少年。遊園地のお願いボックスに「大人にして」と頼んだところ、翌朝にトム・ハンクス(当時35歳)になってしまうんです。大人の体になった少年がニューヨークのおもちゃ屋さんで巨大なピアノを踏んで遊ぶシーンは有名ですね。そこでおもちゃメーカーの社長さんと知り合いになって、子供の感覚でアイデアを出したりします。でもパーティーで社長が奮発したキャビアが美味しくないと顔をしかめるあたり、やっぱり子供なんです。
そんなトム・ハンクスの演技がすごくおもしろいし、彼に恋をしてしまうエリザベス・パーキンスの視点からはすごく切ないお話。単なるドタバタのファンタジーとは一線を画す作品です。


『もののけ姫』

製作:1997年(日本) 監督:宮崎駿
声の出演:松田洋治/石田ゆり子/ほか


この『もののけ姫』は今でも1週間に1回くらい観ている映画で、ジブリの中でも一番好きな映画です。アシタカが格好良いし、物語がしっかりとしているし、サンも可愛い。そして「生き物が悪いのか、人間が悪いのか、どっちも悪いのか」と考えさせられます。
−映画ライターの渡辺麻紀さんが解説−
実はこの映画は宮崎駿監督が最初に「引退する」と言った作品です(笑)。最初だったのでみんな驚いて観に行ったら本当に入魂の作品で、193億円という当時としては歴代1位の興行成績をあっという間に記録しました。
舞台は室町時代くらいの日本。アシタカという少年が巨大なイノシシを殺したせいで呪いを受けてしまい、呪いを解くための旅に出ます。その途中で鉄を作っている村に辿り着くのですが、その村と対立する山犬に育てられた娘のサンと出会って……というお話です。
宮崎さん独特の自然と人間の関係性や恋愛といった要素がすべて盛り込まれ、『風の谷のナウシカ』にも通じるテーマがもうちょっとストレートに描かれたエコロジカルな映画。森のシーンは非常に美しく、2012年の『スノーホワイト』にそっくりな描写が登場しています。


『ワイルド・スピード』

製作:2001年(アメリカ) 監督:ロブ・コーエン
出演:ポール・ウォーカー/ヴィン・ディーゼル/ほか


僕はクルマが大好きなんですが、こういう映画もなかなかありません。クルマ好きのことを本当に良く分かっている映画だと思います。最初は大して良いクルマに乗っていなかったのに、最近では軍隊まで動かすようになっているのは、ファンでもワケが分かりません(笑)。でも大好きなクルマがいっぱい出てくる最高の映画です。
−映画ライターの渡辺麻紀さんが解説−
ちょうど先週公開された最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』が実に8作目という人気シリーズの1作目。しかもその最新作は『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』を上回り、歴代最高のオープニング成績を記録しました。特に中国でとんでもない大ヒットだったそうで、次回作は中国で撮るんじゃないかと私は勝手に思っています。
カーアクションがどこまで表現できるかを追求したようなシリーズなので、クルマ好きにはたまらないでしょう。しかも今回の『ICE BREAK』では原子力潜水艦がクルマを追いかけたり、奇想天外なアイデアが活かされるのもこのシリーズの特色です。
シリーズ1作目はホンダやトヨタなどの日本車がたくさん登場しました。でもヒットして予算が増えると、ベントレーやジャガー、ランボルギーニ、ポルシェといった高級車が使われるようになり、しかもそれらがカーアクションでボコボコになるのも見どころ(?)です。8作目以降もシリーズはまだまだ続きそうですね。



渡辺麻紀
■ 渡辺麻紀(わたなべ・まき)
映画ライター。SFビジュアル誌の編集を経てフリーに。得意分野はSF&ファンタジー系。ティム・バートンとピーター・ジャクソンをこよなく愛する。現在は「TVブロス」「SFマガジン」等で執筆中。
−皆さんからのご感想−
松木安太郎
こんにちは、サッカー解説者の松木安太郎です。今日は私の大好きな映画ベスト3をご紹介します。

『マリアンヌ』


製作:2016年(アメリカ) 監督:ロバート・ゼメキス
出演:ブラッド・ピット/マリオン・コティヤール/ほか


これは最近公開された映画ですが「久しぶりに泣ける映画が観られたな」という印象でした。マリオン・コティヤールが可愛らしいというか美しいというか、混沌としている戦争中に明るい光が差し込んでくるような女優さんで、とても素敵でした。ブラッド・ピットと共にスパイという役柄だけに哀しい選択を迫られます。

−映画ジャーナリストの若林ゆりさんが解説−
『マリアンヌ』は最近の映画ですが、ものすごくよくできた模範的なメロドラマです。監督はロバート・ゼメキス。さすがVFXの達人だけあって、1940年代の戦時下のヨーロッパを忠実に再現しています。さらに当時の衣装をマリオン・コティヤールがすごくお洒落に着こなしているのにもため息が漏れます。
物語は第二次世界大戦下のスパイのお話。命がけのミッションに挑んだブラッド・ピットとマリオン・コティヤールが恋に落ちて、そのまま結婚します。実話を基にしたお話なんですが、そんな説明がなくても「そりゃこの2人は恋に落ちるよね」と思わせる説得力がありました。砂嵐のラブシーンなんて「アンジェリーナ・ジョリーが嫉妬するのも仕方ない」と思ったほどです。


『ショーシャンクの空に』


製作:1994年(アメリカ) 監督:フランク・ダラボン
出演:ティム・ロビンス/モーガン・フリーマン/ほか


この映画は皆さんご存知でしょう。僕が大好きなティム・ロビンスと、当時まだ日本ではそこまで有名ではなかったモーガン・フリーマンの2人が主演で、えん罪で投獄された刑務所からの脱走を描いた映画です。「何を目標に生きるのか」を考えさせられますし、最後は「こんな風にしてまで自由になりたかったのか」と思わせるティム・ロビンスの演技に圧倒されました。

−映画ジャーナリストの若林ゆりさんが解説−
『ショーシャンクの空に』はマイベスト映画企画では必ず出てくる名作です。原作はスティーヴン・キングの『刑務所のリタ・ヘイワース』で、それをスティーヴン・キング専門と言ってもいいフランク・ダラボン監督が映画化しています。
この映画がこれほど愛されている理由は「希望」だと思います。絶望的な状況の中、諦めた方が楽だろうとも思える環境で、19年間もひとつの希望を信じ続ける強さには胸を打たれます。しかも主人公のアンディと調達屋のレッドの絆を感じさせるバディムービーとしての描写も素晴らしい。散りばめられた伏線が最後に回収されてスカッとできる1本です。


『エリックの青春』


製作:1975年(アメリカ) 監督:ジェームズ・ゴールドストーン
出演:ジョン・サヴェージ/パトリシア・ニール/ほか


これは今から約40年前の映画ですが、大学のサッカー選手のお話です。お父さんと一緒に頑張っていた選手が白血病を患ってしまう哀しい物語で、子供の頃からお父さんと泳いでいた海を前に「もう一緒にあのブイまで泳げない」と言うシーンは涙が止まりませんでした。たまたま僕がプロのサッカー選手として駆け出しだった頃に観たので、僕も頑張らないと……という気持ちにさせてくれた映画です。

−映画ジャーナリストの若林ゆりさんが解説−
『エリックの青春』はドリス・ランドという女性が自分の息子を白血病で亡くした体験を綴った本が原作で、テレビムービーとして製作されています(日本では劇場公開されました)。原作がしっかりしているので、とてもよくできた作品です。
松木さんが挙げた海辺のシーンは、新しい治療を受けることになったエリックが初めてパパに弱音を吐いて、その胸で泣きじゃくるとても印象的なシーンです。お母さんをパトリシア・ニールが演じていますが、彼女自身がお子さんを病気で亡くしていることもあってか、すごくリアリティのある名演技を見せています。意外なところでは『スター・ウォーズ』でルークを演じる前のマーク・ハミルも出演していて、可愛らしい弟を演じています。



若林ゆり
■ 若林ゆり(わかばやし・ゆり)
映画ジャーナリスト。女性誌の編集を経て映画雑誌「PREMIERE」の編集を手がけ、1995年よりフリーランスの映画ジャーナリスト/ライター/編集者/演劇ライターとして活動。雑誌では「GINGER」「週刊女性」などに寄稿する。ブラッド・ピットの通称「ブラピ」を発明した張本人でもある。
−皆さんからのご感想−

パーソナリティ

  • グレゴリー・スター
  • 笹本玲奈
  • FILM BACKNUMBER

TWITTER

  • スカパー!映画