2017/4/30
4月も終わりですね。
「『おと語り』は、幅広い年齢の方が聴いてくださっていて、親子で聴いてくださっているという方もいて嬉しいです。若い方からのメールも増えていますが、若者からのメールは深くて勉強になるんです。若い方の方がシンプルで、そこに“真実”がある。素晴らしいと思います」という江原さん。
今日は『若者からのメール特集』をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Love Myself / ヘイリー・スタインフェルド
◇さくら咲く / 江原啓之



「私のお母さんとお父さんは、兄弟とあまり仲良くないそうです。この前おばあちゃん(お父さんのお母さん)が亡くなった時、お兄さんが勝手にすべて済ませてしまい、それに怒ったお父さんが、おばあちゃんに会いに行かないで“兄弟の縁を切る!もう散々だ!”と言っていました。私は前に江原さんのラジオで聴いた“家族は学校みたいなもので学びなんだって。パパの学びとして、お兄さんと話し合ってくれば?”と言ったのですが“あんな人と学びはない。縁を切った”と言うのです。お母さんもお母さんのお兄ちゃんと仲良くないみたいで“縁を切る”と口にします。そしたら、小学生の妹が聞いていて、この前“あの子嫌いだから縁を切ればいい”と言っていました。私は縁を切るなんて簡単に口にしてはいけない事だと思うし、類は友を呼ぶといいますが、自分自身にも何かできる事はないんじゃないかなって思います。でも私は娘だから、あまり意見が通りません。いくら嫌いな人でも“縁を切る”なんて、簡単に口にして良いのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「偉いですね。どっちが親だか子だか分からない。お父さんやお母さんの態度が妹さんにも影響してしまっている中、それを反面教師にしているあなたの偉さ。素晴らしさ。あなたの仰る通り。“縁を切る”なんて簡単に言ってはいけない。けれど、もうひとつ奥を見る練習をしましょう。本当に縁を切りたい人はいないんです。感情的にお父さんも怒っているようだけれど淋しいんです。悲しいの。また、そこにあるのは現実逃避。忘れたいんです。何で縁を切らなければいけないかというと、悲しい事をもう思い出したくないと、逃げてしまう心がそこにあるから。あなたも、もう一歩大人になって“辛いんだな。気の毒なんだな”と、ほとぼりが冷めた頃に言ってみる。悲しんで泣いている時には、何を言っても無駄なんです。ちょっと間を置いてあげるという優しさも大事。その気持ちを忘れないでくださいね。あなたがきっと、この家を、みんなを助けてあげるんです」


「僕の親は小学生の頃に離婚をし、母親は自殺未遂を何度も何度もします。そしてお酒を飲むと別人になり、暴言を吐きます。今は入院しています。父親は離婚をした後、すぐに子どもが生まれ、新しい家庭を持っています。その人とは浮気をしていたと、親から聞いています。僕も難病を持っていて、とても大変な思いをしてきました。複雑な家に生まれたのには意味があるのでしょうか。僕はこれから絶対に幸せになりたいです。そして、ずっとご飯を作ってくれている祖母には本当に感謝しています」というメールをいただきました。

江原さん
「お母さんは、お父さんに裏切られた事がショックだったんですね。依存心がそこにあったのかもしれませんね。あなたも若くして辛い思いをしたと思う。色々な経験をしている者でないと分からない事。“絶対に幸せになりたいです”と言うけれど、リスナーさんの中でも反対に思う方もいるかもしれないけれど、この“幸せ”は多分、成果主義だと思う。家庭を持つとか、働いてお金を持つというのも、いずれはちゃんと持てると思う。そういう意味での幸せにもあなたはなれると思うんです。けれど、違う意見を言わせてください。あなたは既に幸せ。なぜかというと“苦労なさっているから可哀想”では、私はないと思う。私も早くに親と死に別れたりしましたが、その事に対して“可哀想、気の毒”と言われるのはすごく心外だった。闇があるから光が分かる。光があるから闇が分かる。あなたは、お祖母さんに感謝し、細かくあなたなりに分析している。“幸せ”とは何かというと、真実を見極める目を持つ事。それを“自律”という。この視点があれば、これから先、何があっても乗り越えて行けるし、幸せを築く事ができると思うんです。逆に平々凡々と何もなく、その視点も持たずに育っていけば、どんなに幸せがあっても、不平不満しかないという人もいる。物質的な幸せがあっても“不幸としか思えない。生きていてもつまらない”という人もいる。あなたの場合、家庭を持つという事があったとしても“なんて幸せなんだ”と思うだろうし、子どもを持った時にも“なんて幸せなんだ”と思うと思う。それに、人生の闇を知っていると人に対して優しくなれる。それがない人は、思いやりがない。優しくない。だから、あなたは幸せなのです。あなたの事、私は忘れないので、何かの折にはまたメールしてきてくださいね。番組でも寄り添っていきたいと思います。電波を通しての家族もありますよ」


「幼稚園の頃から悩んでいる事があります。それは、性別関係なく、自分が苦手なタイプの人に物凄く好かれる事です。“できればこの人とは関わりたくないな”と思うような人にはなるべく近づかないようにと心がけているのに、いつの間にか好かれてしまいます。人に好かれるのは良い事だというのは分かってはいるのですが、それでも苦手な人とは話したりするだけでも気を遣ったり、言動に注意したりと精神的に疲れます。苦手な子と話している最中も、本当はもっと仲の良い子と話したいのに…と思ってしまう私は性格が悪いのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「まだ若さがありますね。苦手な人から好かれるというよりも“苦手”という関心を寄せてしまっているんです。それで引き寄せてしまう。例えが悪くて恐縮ですが、動物が苦手な人が“来たらヤダな。来たらヤダな”と、ジーッと見ていると、それもひとつの関心で“自分に関心があるのかな”と、犬が寄ってきてしまう。“愛の反対は無関心”。もしかしたらあなたは関心があるのかもしれない。一回りして好きで、それに気付いていないのかもしれない。無関心ではなく、自然になれれば変わっていくのではないでしょうか」


●4月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
4月生まれのみなさんは「歩む昼と想う夜」の両輪を持っています。
心切り替え上手になって、上手に生きぬいてください。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●5月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
5月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「問題を解く鍵はひとつ。シンプルに考えることです」
「現世の方便ほど、心を曇らす道はありません」

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2017/4/23
急に暑くなったり夜は冷えたり。みなさま、体調崩されていませんか?
「“人という字は、一人で歩む意味を表します”という冒頭の言葉ですが、今は時代的に“人という字は、みんなで支え合う”というのが定番になっている。支え合う事はもちろん大事。しかし“人”という字の本来の意味は“一人で立ち上がって歩行する事”。“自立”という事がすごく大事。また、私が言っているのは“自律”の方が強い。自分で自分を律する。何事も“自律”と“依存”というのが人生には一番問題なんです。『おと語り』でも度々取り上げていますが、頭では分かっていても、知らず知らずのうちに“依存”してしまう人が多いようです」という江原さん。
今日は「自律と依存」をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Human / ヒューマン・リーグ
◇モズのために / 江原啓之



「私は今、妊娠10ヶ月に入った妊婦です。産休に入り、毎日ゆっくりと過ごさせていただいています。相談という程ではないのですが、私は文章を書いて、人に伝えるのも話をするのも苦手で“よくわからない”と言われる事が多く、友達も少なく、結婚してからは旦那さんが友達です。江原さんのラジオで“依存はいけない”と言われていますが、私は完全に旦那さんに依存していると思います。ここ1ヶ月は、表向きは穏やかに過ごしていますが、旦那さんが離れていくのではないかと時々心配になります。少し前までは、何もない旦那さんを疑い、証拠がないかと探したりして情緒不安になり、泣いたり叫んだりしていました。旦那さんとは、17歳の年の差があり“こんなおじさんと付き合う人はいない”と言われ、あしらわれるのですが、私にとってはとても尊敬できるいい旦那さんだと思っているので、不安でたまりません。最近はお腹の子が生まれてくる事が新しいコミュニケーションの勉強なのかなと思っています。こんなダメな母親に育てられるお腹の子は、この先幸せになれるのか心配です。理想は、旦那さんみたいに笑顔が素敵なコミュニケーション能力の高く、みんなに愛される子になって欲しいです」というメールをいただきました。

江原さん
「ノロケですね。確かに“依存”といえば依存で、よろしくない。そうはいってもお子さんが生まれると、否が応でもママ友など、色々なコミュニケーションをしなければならない。なんでも“依存”というのはいけない。“頼る事”ではなく、旦那さんを“先輩”だと思って、旦那さんの意見に冷静に耳を傾ける。きっと理性的に“こうするべきだよ”“これがいけないよ”と、言ってくれる旦那さんだと思うんです。泣いたり叫んだりするのは駄々っ子ちゃん。成長しようという前提があれば、その“依存”も“実り”になる。『成長』という字を書いて部屋に貼っておきましょう。私からの宿題です」


「江原さんのお話の中でよく“依存心”が苦しみの元だという言葉がありますが、私もそれに同感しており、依存心をなくすべく日々実践しています。我が家は夫婦二人暮らし。共働きです。二人とも経済的にも精神的にも自立していると思います。生活は分業体制ができており、ご飯を作ってもらった側がお皿を洗う。洗濯は各自がするなど、家事は完全に平等です。また、週末はお互いに自分の好きな事をして、たまに2人で食事に行ったり遠出をしたりもします。周りから見たら“お互い束縛しない自立したカップルだね”と羨ましがられる事もあります。ただ、私はこの頼る事も頼られる事もない関係に、時々、心の底から淋しさを感じます。所詮、人は独りと、割り切る事ができたなら楽になれるのでしょうが、そこまでの強さが私にはありません。何か楽しい事があっても、常に幸せは100%にはならず、孤独感が強まると、生きているのが億劫になります。生きたくても生きられない人がいる事を思うと、甘えでしかないと思いますし、命を貰ったからには最期まで生きようと思いますが、依存する事、される事もひとつの幸せではないかと感じています」というメールをいただきました。

江原さん
「心の底で“依存する事、される事もひとつの幸せではないか”と思っているから“依存心”が解けない。“なくすべく日々実践”というのと矛盾している。実践する努力をしていない。けれど、世の中の多くの人は、みんなこういうところはあると思う。一点だけ気を付けて欲しい事がある。経済的な自立というのは、自分で立つ事。私が言っているのは“自律”。自分の人生、自分の哲学を持って生きているという事が大切だという事。あなたは、経済的には自立しているが、精神的には“自律”していない。物質的価値観で溺れている。『幸せに生きるひとりの法則』(幻冬舎)という本を私は出している。“友達”という言葉があるが、友達には定義がない。友達がいる・いない。友達が多い・少ない。これほど曖昧な言葉はない。友達というと多くの人は、何でも聞いてくれる、困った時に助けてくれる人だと思っている。そんな契約はしていない。思ったようにならない時に人は何と言うか。“裏切られた”“こんな人じゃないと思っていた”。被害者面したような言葉だけれど、違う。自分が悪いんです。依存しているから。“困った時には助けます”と、証書でも書いて公正役場でも届けたのか。女の子の“オレについて来いっていう人がいい”という言葉も、自分が気に入らない人だと“横暴だ”“パワハラだ”となる。みんなワガママ。“小我”。自分が一番可愛いんです。“依存する事、される事もひとつの幸せ”だと思う人は、すべてのトラブルは趣味だと思う事。“裏切られた”と思う事があれば“これを味わいたいんだよね”と思う。二度も三度も“お金貸して”“あれして”と言われウザイと思う事も“望んでいた事なんだから”と思う。自律できていない人は、孤独感が強まるんです。“孤高”が大事。孤独感というのは依存心があるから。“孤独”と“孤高”は違うし“自立”と“自律”も違う。孤独感なんて1秒で払拭できる。隣の人と“こんにちは”と挨拶をすれば交流が生まれる。孤独ではない。“孤高”というのは、何でも頼って生きることではないく“自律”なのです。それは、人に頼ってはいけないという事ではない。困った時にはお世話になったりもする。その代わりに“ありがとうございました”という感謝の気持ちを持つ事が大切。感謝が持てない人も、自律できていない証なのです」


「私は結婚して12年の40代のパート主婦です。子どもはおりません。有難い事に夫婦仲は良く、最後にケンカしたのは7~8年前だったと思います。私は主人の事が大好きです。穏やかで優しい主人と一緒にいると楽しくて、ほぼ毎日“この人と結婚して良かったなぁ。有難いなぁ”と、主人に感謝しています。周りの人が“理解できない〜!”と言うくらい、主人が元気で笑っていてくれる事、それだけでも感謝で、有難いと思っています。でも、時々思うのです。私は主人に依存している“感謝”なのかな、と。結婚しているとはいえ、子どもがいないので“同居”のようなものです。そんな私を一生懸命働いて養ってくれている…。“感謝”という名の依存なのかな…。と。主人の優しさや存在を“有難い”と思えば思うほど、自分が主人に依存しているのでは?と、最近、疑問を持ちはじめました。このような感情をどう思いますか?」というメールをいただきました。

江原さん
「私はそうは思いません。ご本人がそう思っていたら、常に気を付けていればいい事。けれどあなたは、いい時ばかりだけではなく、どんな時にもお互い支え合って、きっと尽くされると思うんです。なぜかというと“感謝”があるから。“感謝”がある人は、どんな時でも幸せを得る事ができる。最近嫌なのは、ご高齢の方の書籍や言葉に、あまりに感謝がない事。年をとると、どこかが痛い、どこかが苦しいと不満があるのも分かる。けれど、ご高齢になっても歩ける感謝。働ける感謝。人の前に出られる感謝。色んな感謝があると思う。シルバー川柳の様に笑いになっていればいいが、お年を召している方が、感謝できないというのをあまりにも表し、真剣に不平不満ばかり言っていると、若い人の心は枯れてしまうのです。“感謝”がないのは、幸せに気付かない雨雲。“感謝”が太陽なんだと思います。この番組をお聞きのみなさんは、常に“感謝”をもって人生幸せになっていただきたいといつも祈っております」


●江原啓之 今夜の格言

「人という字は、一人で歩む意味を表します」
「トラブルは依存心から。自律にトラブルはありません」

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2017/4/16
桜吹雪が綺麗な季節ですね。
「新生活が始まっているという方も多いのではないでしょうか。新しい職場や学校には慣れましたか?番組には『初めまして』のメールもたくさん届いています。私は、初めて会う人は、言葉や雰囲気よりも必ず相手の目を見る。目は口ほどに物を言う。第一印象は、目で決まるもの。ちゃんと目を見て話せる人かどうかという事がすごく大事。また“ファンです”と色んな所で言っていただいたりするが、“絶対にこの人、本読んだ事ないだろうな”という事が分かって、私の中のブラックな部分が出たりする(笑)。『おと語り』も新しいリスナーの方もいらっしゃるとは思いますが、かつての江原啓之の印象はお捨てになっていただいた方が身の為だと思います(笑)。ブラックな江原啓之が出てきます。“ありのままを見せるのよ”という感じで、この番組をお届けしています」という江原さん。
今日は『初めて投稿したよ!』という方のメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇(Nice to Meet You) Anyway / ギャヴィン・デグロウ
◇小さな奇跡 / 江原啓之



「エフエム山陰での放送開始、本当に本当に嬉しいです。山陰に暮らしていると、どうしても講演会やコンサートに出かけるのが難しい場合が多く、都市部の方々を羨ましく思ってしまう事も多々ありますが『おと語り』は全国で一番に聴く事ができると思うと、なんだかちょっといい気分です(笑)。鳥取県中部地震の際は、温かい言霊をいただき、ありがとうございました。幸い我が家は被害が小さくて済みましたが、市内は今も屋根にブルーシートがたくさんかかっています。豪雪被害にも2度襲われましたが、大変な中にも、地元の人々の逞しさや頼もしさ、温かさを実感する事ができました。日本国中あちこちで、まだ災害から復旧できていない地域、方々がたくさんおられると思います。江原さんがいつも仰っている“喉元過ぎれば熱さ忘れる”にならないように、自分を戒めて、大変な状況の方々に想いを馳せて、暮らしていきたいと思っています。これからも面白く、厳しく、愛に溢れる放送を楽しませていただきます」というメールをいただきました。

江原さん
「ありがとうございます。豪雪被害の事も時間の流れるのが早いので、過去の事のように思いがちですが、常に忘れてはならないんです。『おと語り』が始まったのも、東日本大震災の年。寄り添いを忘れてはいけません」


「人生初めてのラジオ投稿は『おと語り』でデビューしたく、投稿しました。休日の今日は、家族で地元の祭りに行ってきました。駅の中のエスカレーターを降りる際、4歳の次男がつまずきそうになった時の事。後ろにいたおじさんが、次男をそっと抱っこで支えてくださり“ありがとうございました”と言ったのですが、おじさんは何も言わず、人混みに消えていきました。その後、トイレ待ちをしていた時に、長男が先に男子トイレから出てきたので待っているように声をかけたのですが、先に夫の方に行ってしまいアタフタしていた私。すると後ろの方が“前はとっておくから子どもさんを追いかけてあげて”と言ってくれ、有難くそうさせていただきました。見ず知らずの人に親切にされて、いつも外でもイライラしている自分を反省しました。親切な人たちに神様を見ているようで、心の中で合掌します。気持ちに余裕を持って、人に親切にできる人間になりたいです。優しくしてくれた知らない方達、本当にありがとうございました」というメールをいただきました。

江原さん
「世の中捨てた物ではありません。温かいいい話ですね」


「初めまして。生まれ育った東京から鳥取に来て、あっという間の一年半。東京にいた時は(パン屋を経営)帰宅して何気なくTVをつけると『オーラの泉』がやっていたという事の連続。曜日・時間・チャンネルも分からないまま不思議に観る機会がありました。番組内でゲストの方にお話されている事が自分にも重なる点が多々あり、説法を聴かせていただける有難い番組だったなと感謝しております。その後大病を患い、店を閉じ、離婚を経験し、病の理由から関西方面へ向かう事になり、縁があり、鳥取に引越して参りました。東京に比べると明らかに情報量が少なく(逆に自然の恵み豊富ですが…)友達もいないので、少し淋しさを覚えるようになりました。でも4月から江原さんの番組が聴けるようになり、とても嬉しく思います」というメールをいただきました。

江原さん
「これからも電波を通して、あなたのお友達として語っていきたいなと思います。ご病気もされ、お店も閉じて離婚もして。人生って色々ありますよね。でも、そういった中で人生の景色を味わう。言葉が適切か分かりませんが“国破れて、山河あり”。別の美しさが見えてきたりするもの。人生いつも諦めずに前へ進んでいっていただきたい。無駄はないのです」


「初めまして。最近、とても微笑ましく嬉しい出来事がありました。ドンキホーテで買い物をし、エレベーターに乗った時の事です。私はたくさん買い物をし、カートを引いて3階で降りる為、乗り込んですぐ3階のボタンを押しました。すると隣から“3階でいいですか?”と、優しい声がしました。隣に立っていた小学校4〜5年生くらいの男の子が私に声をかけてくれたようで、まだ若そうなその子のお母さんが“自分で押しているから大丈夫だよ”と言っていました。私は“優しいね。ありがとう”と返しましたが、店員でさえ愛想もなく知らん顔の人が多い中、本当に優しい気遣いのできる子なんだなぁと嬉しく、その子が天使に見え、しばらくは思い出す度に1人でニタニタしていました。私はバツ1で子どももいませんので、子どもの優しさに触れる事ができ、本当に嬉しい出来事でした」

江原さん
「素敵なお子さんだけれど、お母さんが素敵なんでしょうね。若いお母さんかもしれないが、いつも“気を遣うのよ”と言っているのでしょう。子どもが天使に見える事、ありますよね。今日のいただいたメールすべてそうなのですが、人というのは、余裕があると、その人の本当の優しい心が表れる。“いかに世の中に流されないでいくのか”という事が大事なのです」


「初めまして。昨年冬にこちらの番組を知り、主人と二人、楽しく聴かせていただいています。普段自分からあまり話さず、話し声も小さめの主人がこの番組を聴いていると、割と大きな声で笑い驚くのですが、私も嬉しく楽しくなります」というメールをいただきました。

江原さん
「本音がいいのではないでしょうか。本当の事を言うと、人は喜んだりするものなのです」


●江原啓之 今夜の格言

「ご縁はすべて意味のある導きです」
「ご縁を成長の学びと考えるか否かで、生き方が変わります」

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2017/4/9
暖かい日が続くようになりましたね。
「『おと語り』には毎週たくさんの悩み相談が送られてきます。ライトな相談もあればヘビーな相談もあります。切実な悩みから学べる事もたくさんある。みんなで一緒に考えてお勉強していきたいと思います」という江原さん。
今日は『切実な悩み』をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Don't Cry / ASIA
◇心はひとつ / 江原啓之



「結婚して一年になる夫がおります。7歳年上で、今時珍しいかもしれませんが、親から紹介されたお見合いで結婚しました。ですが、お付き合いを一年、結婚生活を一年経ても、性交渉どころかキスもした事がありません。中が悪いわけでは決してなく、食事も一緒に取り、一緒に眠ります。冗談を言い合っていつも明るいふたりです。私も時間が経てばできるようになるだろうと軽く考えていました。けれど数年前から私の生理不順が悪化してしまい、病院に通い始めたのですが、治療の過程でどうしても“夫はいるが性交渉をした事はない”という話をしなければなりません。先生によってはぶしつけに“なんでなの?”と聞かれたり、男性医師の場合、顔から火が出るほど恥ずかしいです。普通の人が当たり前に出来る事がどうして私には出来ないんだろうと、自分に失望しています。私は主人以外に男性とお付き合いをした事がないので、夜の営みに抵抗があるのが一因だとは分かっているのですが、なかなか前に踏み出せません。この事は誰にも相談できず、孤独な気持ちです。子どもはいつか欲しいと思っており、夫もそう思っているようです。このまま私の身体が良くならなければ本当に子どもが産めなくなってしまうのではないかと不安でいっぱいです」というメールをいただきました。

江原さん
「非常に深刻ですね。結婚されているからより深刻ですが、独身の方でも性交渉をした事がないという人が今は結構多い。私は『an・an』(マガジンハウス)の連載を20年近くしています。『an・an』は『セックス特集』などもあって、自由で進んだ女の子たちが読んでいる雑誌だと思われがちですが、実際は違う。知性は持っているけれど、経験や実践が伴っていない方が結構多いから、リサーチで買うのが実情なんです。既婚者でもあなたのケースのように最初からないという方もいれば、セックスレスで悩むという方もいる。セックスレスになる場合のほとんどは“ストレスフルだから”。睡眠すらろくにとれないような時代に、なかなか時間はとれない。だから、都会人に多いと思う。なので、まずはあなたも自分だけだと思わない事。あまり自分を責めないで欲しい。“夜の営みに抵抗があるのが一因だと分かっている”というけれど、結婚は夫婦の問題。あなたが拒んでいるわけではない。まずは第一段階としてはスキンシップから始める。手をつなぐとか、仲がいいのだから隣に座ったりする。私の言うところのオーラマーキング。彼自身が奥手なのかもしれない。また、スキンシップをしていないと、そういう深刻な話はできない。スキンシップの中で“何か問題があるのかな”とか“自分に問題があるのかな”と、仲が良いから話していく。次の段階で問題があるのならば、病院や医師に相談をする。そうでないのであれば、一から自分たちで努力をしてみる。非常に難しい問題ですが、仲良しだったらできるはず。一気に問題に集中すると大変だから、少しずつ。困った時ほど感情ではなく理性。二人とも奥手なら、恋人から始めていけるのだからすごく楽しいと思う。こういうご夫婦はずっと仲良しさんでいられる可能性が高い。希望を持って進めていっていただきたいと思います。体の事は、気を付けて大事にしていってくださいね。社会問題があるとみなさんからお便りを募集したりした事もありますが、こういう問題も恥ずかしい事ではなく、ラジオだからこそリスナーのみなさんからもご意見を募集したいと思います。同じような事を克服した方、同じような状況でいる方、工夫をされている方。お便りをいただけたら嬉しいです」


「僕が3歳の時に両親が離婚し、僕と妹は父親に引き取られ、僕は祖父母のところに、妹は施設に預けられました。母親が借金をし、離婚したと聞いていました。僕も小学生になり、妹も祖父母のところに来ました。そして高校まで祖父母に面倒を見てもらいました。高校3年の時、父が再婚する事になり、僕は不愉快でした。しかもその相手は妊娠していました。その時に父の言った一言が“何が悪い”でした。しかも笑いながら。高校卒業してすぐ祖父が白血病にかかり、僕は浪人していたので看病をする事になり、父親の相手も一緒にする事になりました。僕は赤ちゃんの面倒を見て、その人は祖父のところに。祖父の死が迫り、親戚が病院に集まった時に父が“あいつらは自分の事を親だと思ってない。お母が甘やかしたから悪い”と言っているのを聞いてしまいました。ショックでした。祖父母は僕たちの為に働いて、学校も制服も食事もすべて用意してくれました。本当に感謝しています。自分の親はこんな感謝もないのだろうか。祖父母が孫を育てるのが当たり前と思っているのかなと思いました。そんな事もあり、父とその相手とかなり溝ができています。僕は親がそういう考えを変えない限り親と思いたくないです。誰にも言えなくて江原さんに相談しました」というメールをいただきました。

江原さん
「分析が必要ですね。21歳の男性。あなたの若さからすると、その気持ちもよく分かる。困った時こそ“感情ではなく理性”。感情は、答えが迷路の中に入って見えなくなってしまう。大事なのは理性。あなたはまだ若いですが、これから何歳になっても絶対に必要だから覚えておいてくださいね。“親と思いたくない”というのは感情。“溝ができている”のも感情。“たとえ1パーセントの愛が分からなかったら、100パーセント、120パーセントの愛は分からない”という言葉を私はよく使っています。私は、このお便りを読む限りでは、お父さんの再婚相手に悪い印象を持たなかったんです。なぜかというと、赤ちゃんをあなたに預けながらも、お祖父さんの面倒を見に行っているから。そんな筋も道も分からない女性が再婚相手だったら、お祖父さんの看病にはいかないと思う。あなたが3歳の時に両親が離婚し、お祖父ちゃんお祖母ちゃんが育ててくれたとしても、お父さんしかいなかった。なのに、父親をとっていった憎い嫁だという感情があなたの中にあるのだと思う。今、あなたは父を越える時。越えなければいけない。リスナーさんの中にも“親が許せない”という人もいると思う。けれど“許せない”と言っているうちは、自分が下なんです。“依存心”。同じ人間。スピリチュアルで言うと“家族は学校”“親は先輩”。祖父母やご先祖さまはOB・OG。例えば山田さんなら“山田家”というひとつの学校。親も、親として生まれてきた人はいない。立場として親という役割を背負っているだけ。だから完璧を望んではいけない。親はどうやって親になるかというと、子どもが親にしてくれるんです。夜泣きに始まり、色んな意味で鍛えてくれて親らしくなっていく。祖父母が素晴らしい人で孫の面倒を見てくれていたから、お父さんはお父さんになりきれなかったのかもしれませんね。お父さんの“何が悪い”という言葉の中に自己憐憫があると思う。“オレだって淋しかったんだ”“オレにはオレの人生があるんだ”とか。妹さんも幼少期に施設に預けられた事は可哀想だった。あなたにも妹さんを本当に大事にして欲しい。そして、まずはひとりの男として父を見る。ひとりの女性として母を見る。親子というのは一番の人間関係。“宿命”。“この人間関係を乗り越える為に、この家にあなたは生まれてきた”という事。“お母が甘やかしたから悪い”というのも、目くじらを立てる必要がない。お祖母ちゃんがそれだけの愛情で育ててくれたとあなたが思っている。たった一人でもそう思ってくれている人がいるという事が事実。“お父さんまでもそう思え”と思わなくてもいい。あなたにとってはピッカピカの素晴らしいお祖母ちゃんであり、お祖父ちゃん。みんなに賛同を求める必要はない。お祖母ちゃんは分かっていると思う。乗り越える。あなたの“宿命”を受け入れる。そして、そこで必ず磨かれる。ここで乗り越えて行けばきっとあなたは、将来、理性で何事も乗り越えていける人になれると私は思っています」


●江原啓之 今夜の格言

「人生に傷つくことなどありません。磨かれたのです」
「人生を味わい深くするスパイス。それが悩みです」

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2017/4/2
『おと語り』7年目突入致しました!
「東日本大震災の年に番組が始まりました。実は私、7年もやる番組初めてなんです。色んな方に聴いていただいていて嬉しいです。また、4月からはエフエム山陰でも聴いていただけるようになりました。はじめまして。どうぞよろしくお願い致します。私のラジオでのキャラクターはいつもとちょっと違うんですが、これが素なんです(笑)。結構バッサリと厳しく切る時もあるので覚悟しておいてください。山陰の島根県、鳥取県。島根といえば出雲。出会いや縁結び。山陰地方のみなさんと縁が結ばれた。今後とも末永く御愛聴の程よろしくお願い致します」という江原さん。
今日は『スピリチュアルなメール特集』をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Only Yesterday / カーペンターズ
◇とねりこの木 / 江原啓之



「昨年9月に母を亡くしました。10年間抗がん剤治療を行い、副作用で身体がボロボロになっていました。とっても明るく前向きな母で、医師の方々も“ここまで生きてこれたのは奇跡です!”と持ち前の性格のおかげだと褒めてくださっていました、お葬式が終わり、自宅に遺骨となった母と帰った日、妹は枕元に母が来て頭を撫でてくれ“次、お姉ちゃんのとこ行って来るわ”と言ったと言いました。私には見えませんでしたが、心の中でずっと母と会話している気分でした。つい先日、夢に母が出てきたので、ずっと聞きたかった事を聞きました。“集中治療室にいるとき痛くなかった?辛くなかった?どうしてた?”と。すると母は“自分とそばにいる私の事を上から見ていたよ”と言いました。そして、その母目線の視界が夢に映し出されていました。これ、私の潜在意識ではなく、母が出てきてくれたという事でしょうか?今、私は前向きに人生を考え、資格を取る為、勉強しています。悩みは以前の様に集中力がわかない事です。気が付けば“お母さんに会いたいなぁと考えたり、ボーッとしてしまいます。寂しさを乗り越えて自らを律するべきと思います。時間もある程度必要なのでしょうか”というメールをいただきました。

江原さん
「これはお母さんの愛情ですね。お母さんが見た景色を見せてくれて“安心しなさい。集中しなさい”という事。あなたがお母さんを本当に愛しているのならば、お母さんのせっかくの温情にしっかり報いるようにするべきではないでしょうか。見ていてくれていますよ」


「昨年2月に父が亡くなり、もう1年が経つのですが、その亡くなる時に不思議な事があったと母から聞きました。それは、父が寝ている病院のベッドの横にもうひとつ付添いの方用の仮眠ベッドがあるのですが、そこで私が爆睡していると突然、私は誰かに蹴り落とされるようにベッドから落ちたそうです。私は記憶にありません。そしたらその5秒後くらいに父が大きくため息を吐き、息を引き取りました。それは父が私を起こす為にベッドから落としたのでしょうか?息を引き取る時と、ベッドから落ちるタイミングがほぼ一緒だったので、すごく不思議です」というメールをいただきました。

江原さん
「私も同じような体験をしています。母が亡くなる時の事。付き添いだった私に、隣の病室があいていたので看護師さんが内緒で“そこで休んでいなさい”と言ってくれ、休んでいたのです。すると朝、ハッキリとではないけれど名前を呼ばれ、起こされたような気がして夢遊病者のようにフッと起き上がり、母がいる隣の病室に入った途端に、私の姉が“息していない!”と言ったんです。それで臨終になりました。これは、お別れだよという事を示す事で、ある事なんです。お父さんはあなたにちゃんと看取って欲しかったんですね」


「私は江原さんの『幸運を呼ぶ「たましいのサプリメント」スピリチュアルセルフフーリング[特別付録 夜、眠る前に聴くCD]』(三笠書房)を“今日、聞きたいな!”と思う時に聞いています。そして私は気付きました。CDをセットして布団に入り、自分と向き合う時間を作る事で、必ず次の日に不思議な事が起こるのです。例えば、恋愛がうまくいかず悩んでいる時は、相手の男の子から突然電話がかかってきたり、気になっている人がいた時は街で偶然会ったり。他にも偶然で不思議な出来事がたくさんありました。そしてつい先日、CDを聞きながら寝た翌日には、江原さんが私のお便り(誰でも好きになってしまう恋愛の悩み)を読んで下さり、今の自分を受け入れる事ができました。これからも、このCDを使って自分と向き合う時間を大切にして、また、偶然の出来事を楽しみにしながら過ごしていきたいと思います。リスナーの皆さんもぜひ聞いてみてください!」というメールをいただきました。

江原さん
「小さなCDが付いているのですが“今日一日どうだったか”と私の声で語りかけ、それに自分で答えていくというもの。夜寝る前に自分の魂と語り合いなさいという事なんです。そういう為に作ったものなので、あなたのお便りを伺うと、すごく嬉しいです。自分自身を見つめて、自分を癒し、そして自分の魂をより活性化させる。だから、こういった事が起きるんですね。実践してくださる事は嬉しい事です」


「エンジェルさんの事です。昨年末に母が亡くなりました。死ぬ一週間前に“三途の川を渡りそびれた。足の筋力が落ちていたから”なんて話して笑っていた母です。死ぬ事を受け入れていました。葬儀が終わった次の日の夜、私しかいない2階の部屋で寝ようとしたら、襖がドン!と音がしました。次の日の朝6時半に“キーン”という音が鳴って起きました。“スマホかな”と確認しても違います。“なんだろう”と探しても何もありません。“まぁいいや”と、また寝ようとしたらまた“キーン”と枕元で音がしました。それから先日のお正月の事。娘たちと私はスマホをいじって夜更しをしていました。すると突然“タララーン♪”と、オルゴールの音がしたのです。娘たちも聞きました。でも、オルゴールなんてありません。“今のナニ?”と。ちょうど夜の12時でした。これらはすべて母なのではと思いました。“早く寝なさい!いつまで起きているの!”そんな風に言っているんじゃないかと思いました」というメールをいただきました。

江原さん
「この番組では幽霊の事をこの番組ではエンジェルさんと呼んでいるんです。“キーン”という耳鳴りのような音は、エンジェルさん現象の時に定番のように起こる事。時空を超える何かがあるのではないかと私は思うんです。叱って注意しているという事もあるかもしれないし、新年を迎えてのご挨拶かもしれない。私もこの間実際に書斎で仕事をしていたら、後ろにある自分で巻かないとダメなオルゴールが急に動き出したんです。しかもそのオルゴールの曲は『ジーザス・クライスト・スーパースター』。その時に分かったのが、藤村俊二さんが亡くなった時だった。私は元々関わりがあった方なんですが、お洒落で粋な方でした。おひょいさんがおひょいさんらしく、おひょいとやって来られたのだとその時は楽しくなりました」


「昨年秋に父を見送りました。何十年ぶりに実家にたくさんの人が集まり、泊まったりしました。本葬の日の朝、忙しく支度をしていると、半透明の喪服を着た下半身が足を高々と上げながら行進しているかのように歩いているのが見えました。すぐにピンときました。父の若い時の歩き方です。自分の葬式だからきちんと喪服も着て一緒に支度していたのですね。とても微笑ましかったです。いつか遠い将来、あちらで再会するのが今から楽しみです」というメールをいただきました。

江原さん
「いいですね。ちゃんと喪服を着たりして、分かっているんですね。ちゃんと分かるように分かるような事をする。こういう事があると、あなたも悲しい中でも幸せな気分になれると思うのです」


●江原啓之 今夜の格言

「出会いの縁のすべては、授かりものです」
「無駄なご縁などひとつもありません。活かせないことが悲しいだけです」

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