2017/5/28
5月もいよいよ終わりですね。
「この番組のテーマは『おとたま』と『ことたま』。“ことば”には物凄く力がある。この世の中での最大の凶器は“ことば”だと思うんです。“ことば”一言で、人の命を救う事もできるし、一生の傷を付ける事もできる。また人を殺める事もできる。一人一人が、核兵器をも超える恐ろしい武器を持っているという事を理解して生きていかなければいけないのです。使い方を間違えてはいけません」という江原さん。
今日は『ことば』をテーマにお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Let it be / ビートルズ
◇最もすばらしいものは / 江原啓之



「私は昨年12月に結婚しました。…が、専業主婦とは名ばかりで、まったく家事をやっていませんでした。これではいけないなと思いながら、でもヤル気が起きずゴロゴロ。そんな中で、夫が突然の解雇に!元々裕福ではありませんでしたが、いきなりピンチです。節約しなければやっていけません。そこで、偶然江原さんの“お金貸して、は嫌がられるけど、お米頂戴なら嫌な顔されない”という言葉を聞き、お米を実家から戴き、自炊する事に。幸い夫はすぐに次の職が決まったので、1円の重みを感じながら夫のお弁当を作りました。そうしたら夫が大喜び!貧乏万歳!と小躍り!!私もお昼になると、夫がワクワクしながらお弁当を食べている姿を想像してほっこり。どんな時も幸いってあるんですね。たかだかお弁当を作っただけで喜んでくれる夫に感謝。お米を分けてくれる実家に感謝。新しい職場に感謝。気付きをくださった江原さんに感謝です!」というメールをいただきました。

江原さん
「ひとつ引っかかるのは“お米を実家から戴き、自炊する事に”というところ。結婚してから自炊していなかったのでしょうか(笑)。人から“お金貸して”と言われると嫌がられるけれど、本当に大変な時に“お米貸して”と言われて“嫌”という人はあまりいない。そうするとピンチは乗り越えられる。“お返しできないから、玄関先掃かして”と言って掃除するのもいい。すると“いいよいいよ”と言われ、次には“野菜も持って行きな”となったりする(笑)。それを狙う訳ではないけれど、そういうコミュニケーションと言葉が大事。嬉しいなと思うのは、貧しい云々より、お弁当を作ってくれたりする事を旦那さんが嬉しいと思っているという事。小躍りしたりして、奥さんを喜ばせる事のできる旦那さんも偉い。何年も経てば“ごちそうさま”も言わなくなるのです(笑)」


「爆笑する出来事がありました。主人のお母様なのですが、私共は遠くに暮らしておりますので、時々、メールや電話でやり取りしております。先日“お母さん、季節の変わり目ですが、お変わりありませんか?”とメールしたところ、爆笑メールが返って参りました。“元気だけど。最近メールの文字が嫁憎い”。お母さん…さりげなく本音出てるよ…。読んだ途端に大爆笑!主人も爆笑しておりました。母の日に老眼鏡をお送りしようと決めました!嫁は辛いですね~」というメールをいただきました。

江原さん
「老眼鏡をお送りする時に“お母さん、真実を見てください”と書いてみたらいかがでしょうか(笑)。でも“嫁”と“憎い”をよく使っていないと文字の自動変換で出て来ないのでは…。普通は“嫁”と書いたら“憎い”が出てくる事はあまりないと思う。普段から使っていて“よ”と打ったら“嫁憎い”が出てくるようになっているのかもしれない(笑)。老眼鏡の問題ではないのかもしれませんね(笑)」


「私には2人の子どもがいます。上の子は女の子、下の子は男の子で、4月から小学校に入学しました。長男は保育園の頃から吃音があり、治らないまま学校に行っています。これから先、いじめにあわないか、近い未来に治るのか心配で、いつも考えてしまいます。これも魂の勉強、成長なのだと思っているのですが、どうしても考えてしまい、心が苦しくなります。吃音を直してあげたいという勘違いの思いはありません。長男の味方でいたいのです。きっと同じように悩んでいる方もいると思います。私は長男の為に、何かできる事はないのでしょうか。どのように接する事がいいのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「親としてのお気持ちは当然分かる。吃音に限らず、何か持っているお子さんにはこう言うべきだと思っているんです。現実は受け止めなければいけないから“もしかしたら、それを酷く言う人がいるかもしれない。でも、その時にはこう思いなさい。あなたのその何かは、相手の心を見抜く神様からの宝物だよ。それで厳しい事を言う人は、そういう人なのだという事が分かる。それでも、そんな事ないよと言ってくれる人は、一生の宝。友達だよ。酷い言葉を言われた事に目を向けるのではなく、神様からその人の真心が見える宝物を与えてもらったんだよ”という事を言ってあげるべきだと思うんです。大人には“リトマス試験紙だよ”とよく言っています。私がカウンセリングをしていた時に、大きな痣を持っている可愛らしい女の子が来た。それが元で人と付き合う自信がないと言っていた。“それが嫌だという人は、それはあなたの相手ではない”と話し、彼女はその後、自信を持って結婚しました。困った時は、感情は無用。また、吃音はトレーニングによってもだいぶ改善される事もある。“正負の法則”ともよく言いますが、“負”を“正”に変えようという気持ちも大事なのです」


「私のモットーは人を傷つけない事なのですが、最近、それは間違いなのかもと思い始めました。先日、知り合いに息子に対してとても厳しい事を言われてショックだったのですが、親子でとても変わる事ができました。『おと語り』の中で、江原さんも厳しい言い方が多く、投稿した方は傷ついただろうなと思うのですが、それが本当の優しさなのですね。相手を思って厳しい事も言える人間になりたいのですが、どうしたらなれますか」というメールをいただきました。

江原さん
「“愛”を持てばいいのです。私は厳しいのではありません。“愛”が溢れているのです!リスナーさんたちを愛しています!!」


●5月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
5月生まれのみなさんは、探求心に溢れる人。
人生の旅を探求して輝いてください。

※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●6月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
6月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「言の葉は音霊にのせて届けるのが最良です」
「美しい思霊はお守りになり、平和を生みます」

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2017/5/21
新入社員の方や新しい職場に赴任された方も、慣れてきた頃ではないでしょうか。
「居酒屋に行くと、職場の人間関係の愚痴など多く聞くという話も聞きます。悪しき言霊はもちろんいけませんが、言う事で整理できるという事もある。けれど、誰に言うかが問題。話を聞き流してくれる相手であれば、トゲトゲしい言葉使って毒を吐いた後に“言い過ぎたな。自分だって悪いし”と、軌道修正できる。愚痴も、反省がそこに付いてくればいいのです」という江原さん。
今日は「職場の人間関係」をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Bad Day / ダニエル・パウター
◇みちひらき / 江原啓之



「昨年の12月頃から、職場の30歳の男性のAさんとLINEをしています。仕事で連絡先を交換する事になり、LINE交換後、毎日のように職場の愚痴ばかりのメールが来てうんざりしています。私はなるべく当たり障りなく返しています。Aさん自体は悪い人ではなく、お菓子や手作りの料理のお裾分けをしてくれる時があるのですが、貰う度に恩着せがましい言い方や、失礼な言動、愚痴に付き合わされてストレスになっています。このままAさんとLINEをし続ける日々を考えると辛いです」というメールをいただきました。

江原さん
「やらかしてから“どうしたらいいでしょうか”というのがダメ。ベタベタLINEをする事自体、基本的に反対。対処は簡単。“壊れちゃった”と言えばいい。時々、人の断捨離も大事。嘘も方便。そうすれば角が立たないのです」


「『おと語り』での江原さんの有難いお言葉に、生きる力をいただいている53歳未亡人です。女一人で2人の子を育ててきました。あと2年で下の子が卒業というところまできました。私はホテルの調理補助をしていますが江原さんに相談です。同僚で65歳になる離婚してひとり暮らしのおばさんがいます。近くに息子さんがいるようなのですが援助がないようで、週二回の休みにもダブルワークしています。それは規則的にはいいのですが、大変な仕事、重いもの、すべてこちらにふってきます。“何事も修行”との言葉を支えにやってきましたが、益々ひどく“私は年なんだから”とか“私は休みがないんだ”とか。どうか心が穏やかに仕事に行けるお言葉をいただけたら幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「簡単です。自分も腰を痛めたなどと、ケガをした事にすればいい。相手に有無を言わせないようにするには、ケガをしていなくても骨盤矯正ベルトなどをする。骨盤矯正ベルトをすると姿勢も良くなるし、筋力を補助するから、すごく楽でいい。そういうのをして“ちょっとごめんなさい。腰を痛めちゃって…なるべくは頑張りますけど…何回かにいっぺんは…”と言ってみる。あとひとつの対処法は、自分の中で利点を見つける事。“筋力を高める為に必要だ。エクササイズだと思おう”など。やってあげていると思うと不満が溜まるが、エクササイズだと思うと率先してやる事ができる。角度を変えると、まったく視点が変わって楽になる。実直も善し悪しなのです」


「私は愚痴を言うのが下手です。特に人間関係の愚痴を私が言うと、ただの悪口のようになります。それもかなり毒とトゲがあるやつです。自分でも性格が悪いと感じるので、愚痴を言わないようにしています。でもどうしても我慢できない程、大きいストレスがあると吐き出せず、でも自分で消化もできず、パンクしてしまいます。時々、笑い話のように愚痴を吐ける人がいますが、本当にうらやましいです。最近、私は言葉がきついんだ。愚痴が上手な人の言葉を真似して話せばいいんだと思って聞いています。愚痴を上手に言えるようになるか、まったく言わなくても良くなるか。根本的な性格の悪さを直すにはどうしたらいいでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「性格悪い人は愚痴をこぼし、性格の良い人は愚痴をこぼさない。愚痴には毒やトゲはあるもの。“本当に自分って性格が悪い”と感じないと変わらない。でも思っている事は本心。ただ、言う相手を間違えてしまうと、取り返しのつかない事になる。私もラジオやテレビでも毒吐いています(笑)。けれど、自分自身が間違っている事も多々あって、そうすると“間違っているよ”と、返ってくる。それに対し、落ち込むのではなく感謝をする事が大切なのです」


「転職の多い主人の事で悩んでいます。辞める理由の一番の原因は人間関係。仕事を山のように押し付け、理不尽なやり方をしてくる人がいると耐えられない様子。そういう事があると主人はすぐに次の仕事を探す為に辞めてしまいます。辛い気持ちは分かりますが、長続きして欲しいので、私が止めると主人は“なんで分かってくれないの?”と言います。主人は将来、独立して飲食店を出したがっていました。“今まではやりたくない仕事を家族の為にしてきたけど、今度こそ将来の為にも念願の飲食の仕事をしたいんだ!”と言ってきたので、今度こそは本気だな!と、私も納得。転職に賛成し、現在、主人は蕎麦屋の仕事に就いています。そこで働いて1ヶ月。それなのに…いつもの“辞めてもいい?”という言葉が。飲食の世界の厳しさを知ったのでしょう。でも将来お店をやりたいという夢もあるので、今のところは頑張っていますが、転職をして、彼に合った仕事や良い人間関係に恵まれる事はあるのでしょうか。人間関係は大変な中、信頼を築いていくものだと思います。主人の職場でそれを築くのは無理な事なのでしょうか。こんなにしょっちゅう仕事を辞めていては、何をやっても同じだと思ってしまいます」というメールをいただきました。

江原さん
「奥さん、優しいですね。すごく旦那さんの事を愛しているのでしょう。でも、旦那さんには響いていないのでしょうね。“親バカ”という言葉はあるけれど“妻バカ”。奥さんがそれでいいならばいい。“良くない”と言いながら“そんな主人が好き”という人もいる。そうでないのであれば、一切聞いてあげない方がいい。無視をする。こういう旦那さんは、懲りないと無理。そんな都合のいい仕事はない。旦那さんはお子ちゃまで、想像力がないのかもしれない。想像力があると、感謝の気持ちをちゃんと持てるのです」


●江原啓之 今夜の格言

「人はみな、理解してほしいのです」
「愚痴を言えるうちは、幸せなのです」

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2017/5/14
昼と夜の寒暖差が激しいですが、みなさま体調崩されていませんか?
「人は誰でも人生の中で後悔する出来事ってありますよね。けれど、あとは前進しかない。後ろを振り返ったって戻れない。“後悔”と“反省”は違う。“後悔”は自己憐憫。“反省”をしたら、改めていこうと前向きになるものなのです」という江原さん。
今日は『後悔と反省』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇When I was your man / ブルーノ・マーズ
◇愛の日 / 江原啓之



「昨年、私は第二子を予定日より4ヶ月近くも早く、1000gに満たない男の子を出産しました。この週数では50%の生存率と言われましたが、何とか頑張ってくれて生き延びてくれて、今は少しずつですが、元気に成長してくれています。振り返ってみると、妊娠中の過ごし方が完全に私の不注意だったなと確信していて、なぜあの時こうしなかったのだろうかと、本当に悔やむ毎日ですが、元気に少しずつでも成長してくれている姿を見て、今、私は絶対この子を守るぞと思っています。小さく生んでしまった事は本当に申し訳なく思っていますが、息子には入院中から本当に今まで感じた事のない深い感情を経験させてもらいました。友達に出産の報告をした時も色んな人がいて、根掘り葉掘り興味本位で聞こうとする人、そってしておいてくれる人、私が話をするまで待っていてくれる人がいて、そこで改めて、今までの自分はこの人と同じだったなとか反省させられたり。私の様に早産になってしまい、予定日より早く生まれてきてしまう事にはスピリチュアル的にみると、どういう事なのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「何事にも意味はあるのですが“スピリチュアル的にみると、どういう事なのでしょうか”と思えるくらい余裕が出たのでしょうね。ご自身、悔やんだりもすると思いますが、それでも早産にならない時はならないんです。どういうふうに生まれてくるのかというのも結構決まっていたりするもの。確かに故意というのもある。けれどあなたの場合は、子どもさんがいらなかった訳でもないし、大事に思っている。無防備で、ちょっと意識が足りないところがある人だから、こうやって生まれてきて、細心の注意を払うようにさせられ、学ぶという事がある。人生は無駄がない。それで、子どもへの愛おしさがより深まった。こうやって親になっていっている。神様のシナリオはすごいなと思うんです。あまり自分を責めずに、前を向いて良き親子の絆を育んでいっていただきたいと思います」


「数カ月ほど前に仕事を辞めました。辞め方が今でもずっと気になっています。引き継ぎもせず、後処理も何もせず、全部を丸投げ。しかも無断欠勤をした上に。自分の面子を守る為に、嘘も塗り固めました。“もう、あの現場で仕事をするのは無理!”と、突発的な行動で休み、そのまま会社を辞めてしまいました。根本的な原因は、私のプライドの高さだと思います。能力がなく、仕事ができなくて、上司に怒られる姿を見られたくないという思いがありました。やめる数ヶ月までの勤務態度も最悪でした。周りにどう思われるか気にしてビクビクし、公私が分けられずに仕事をし続けていました。“なんであんな事をしてしまったのだろう”と、後悔しましたが“もう過ぎた事だししょうがない。次に進まないと”と、思いこもうとしました。けれど、自己嫌悪や罪悪感が消せません。一緒に働いていた現場の人に迷惑をかけ、会社間の信頼の問題や、金銭的な問題でも迷惑をかけたと思います。それでいて私は未だに良い人だと思われたい気持ちが消えません。プライドと理想ばかりが高く、周りの意見に振り回され、自分の事ばかり考え、幼稚で礼儀知らずの自分が嫌になります。“頑張ろう”と気分を上げてもすぐに急降下して、不安が渦巻いてしまいます。どうか私に喝を入れてください。怒ってください」というメールをいただきました。

江原さん
「私は怒りません。なぜかというと、ここで怒られる事を免罪符にしようとしているから。自己憐憫。でも大丈夫。これからあなたが蒔いた種は、あなたが刈り取るように返ってくる。人から無責任な形で放棄されたり、あなたが今度苦しむ事で、あなたが学ぶ事になるから安心してください。悔やんだりしなくても大丈夫。あなたには償いが待っています。未来を頑張って進みましょう!怒ってもらってもあなたの気は晴れないでしょう。ちゃんとそれをよく理解して、これからはそういう事がないようにする事です」


「私は介護の仕事をして頑張っています。旦那とは昨年8月に離婚をし、私が子どもと2人で暮らしています。介護の仕事をしていると、色んな人生を見ては学びだなと思い、自分自身も家族を大切に思い、反省をしながら頑張って生きていくつもりだったのに、旦那に三下半を下され、私なりに頑張ったものの、旦那には嫌われて離婚してしまいました。今でも昔を思い出すと、旦那に申し訳ない事をしたのだなと反省しています。私は旦那の人生を台無しにしてしまった。不幸にしてしまったのだと思うと、申し訳ない気持ちが止まりません。旦那を不幸にしてしまった私は、これからどう償って生きれば良いのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「“マイペース”と言えば良い言い方。悪い言い方をすれば“自分勝手さん”。頑張っているんだと思います。けれど、こういう頑張りは、自分だけを見ている。“介護の仕事をして頑張っています”というけれど、みんな仕事を頑張っている。特別感を出されると、ちょっと…と思ってしまう。私の一番嫌いな言葉。“私なりに頑張った”。反省をしていない。“私、すごく頑張ったのに、旦那にはどうも嫌われちゃった。嫌った旦那が悪い”と聞こえる。“私なり”という言葉を使う人は“これでいいでしょ”と感じる。仕事でもそう。“あなたなり”は、私は全然有難くない。“私なりに”という人は苦手。そこから有無を言わせず、客観性がなく、主観でしかない。この言葉は意外と厚かましい。もう少し内観して、自分を見つめるべきではないかと思うんです。頑張ってお仕事もしているし、お子さんもいて、これから前を向いて行かなければならない。自分の問題点をちゃんと見ないといけない。反省してこそ前進。自己主張ばかりでは、今度はお子さんとぶつかる事になる。“旦那に申し訳ない”という事は、身勝手に生きてきてしまったという事なのかもしれませんね。“どう償って生きていけば”と、償いを先に思うくらいならば、もう少しそういった事を理解して、お子さんや周囲の人など、相手への思い遣りを持って、心を通わせていく事が大切なのではないでしょうか」


「私はとても食いしん坊なのです。日本には四季があり、季節の旬の食材がいっぱいあります。春は菜の花、ふきのとう。そして主役は何といっても!たけのこです。先日、主人と二人で和食のチェーン店に行きました。メニューに『春御膳』と題し、たけのこごはんの定食が!私は、早速注文しました!けれども私の期待も虚しく、残念な味でした。美味しいたけのこご飯が食べたい。その一心で帰りにスーパーでたけのこ3本買い、早速調理。皮を剥くのも、米ぬかで湯がくのも気になりません。とにかく新鮮なたけのこが食べたい。それだけなんです。炊き上がったたけのこご飯は、なんと北海道の甘いとうもろこしの味?甘い香りが口の中に広がり、なんと美味しい事か。やっぱり旬の食べ物は食べなくてはいけませんね。最高でした。また作ろうと思います」というメールをいただきました。

江原さん
「共感します。食いしん坊は、何があっても作ります(笑)。到達できなければ、到達できるまで食べ歩きもする。私もたけのこ大好きです!」


●江原啓之 今夜の格言

「後悔は自己憐憫。反省は前進」
「本当に反省していれば、前向きに進むはずです」

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2017/5/7
ゴールデン・ウィーク、みなさまいかが過ごされましたか?
「“夫婦”が一番強い波長の法則の表れ。類は友を呼ぶ。自分を映す鏡なのです。相方を見れば、自分が見える。深い学びがそこにはあるのです」という江原さん。
今日は「夫婦の関係」をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇SOS / アバ
◇やからみち / 江原啓之



「先日の放送で、結婚して1年になる旦那さんと夜の生活がないけど子どもが欲しくて困っている方がいらっしゃいましたね。私は結婚6年目ですが、恥ずかしながら私も夫と最後までできた事はありません。毎日一緒に寝ますし、出かける時はいつも手をつないで歩くので、仲は悪くないと思います。私も夫も子どもが欲しいけど、お互い下手なせいもあり、なかなか上手く最後までできなくてイライラしたり、焦ったりの毎日でした。養子でもいいから子どもが欲しい、どうしても子育てを経験したいと思っていた頃、シリンジ法というものを知り実践したところ妊娠し、現在妊娠7ヶ月です。ネットなどで調べていただけたらと思いますが、シリンジ法とは自己人工授精の事で、難しいものではありません。しかも病院の人工授精とは違い、費用もあまりかかりませんので、挑戦されてみては?と思います。同じような悩みを持つ私も妊娠できたんだから、きっと相談者さんも素敵なママになれる日がきますよ。大丈夫ですよ。頑張ってくださいね。応援しています」というメールをいただきました。

江原さん
「ごく普通に夫婦生活ができればいいなとは思いますが、人それぞれ様々な事情がある。痛みが分かった上での応援ですね。シリンジ法というのがあるんですね。病気によって勃起不全の方もいらっしゃるし、女性でも苦痛でしかないという方もいる。相手を嫌いではなく愛してはいるけれど、どうしても痛みが伴う場合もある。また、人によっては過去のトラウマという方もいる。一番大切なのは、心がつながっているかどうか。目的がお互いに子どもが欲しいという事であれば、シリンジ法というのもいい方法だと思います。同様のご夫妻は救われるような気持ちになると思います」


「私は今年50歳になる主婦です。私の場合は、主人と7年以上レスに近い状態です。思い切って主人とレスについて話し合った事があり、お互いに思っていた事の誤解などがとけ、あまりセックスしない代わりに、いっぱい日頃のスキンシップはしようねと話し合え、より一層、毎日ハグ、キス、夜、主人が寝る前に足裏から全身マッサージをして、オーラ交換をしています。特に夜マッサージをしていると、リラックスするみたいで、会社であった事や、日頃考えている事などを話してくれます。マッサージは、元々は主人がうつ病になって復帰できた後に、疲れがたまると再発しやすくなるかもしれないとやり始めた事だったのですが、喜んでくれているようです。最初は人と比べて落ち込んだりする事がありましたが、人と比べてどうかよりも、自分たちの生き方を楽しめるような雰囲気作りをオリジナルで編み出す方が良いと感じています。人それぞれ状況は違うと思うのですが、たくさん笑って、そして自分が家族を笑い転がらせるくらいのユーモアを毎日の中で見つけていけたらいいのかなって思います」というメールをいただきました。

江原さん
「仰る通りですね。特に日本人は、情報に振り回されやすく、平均というのが好き。特異というのが苦手で焦ったりする。あなたのご意見はごもっとも。それが一番、心の中の平和を作れると私も思います」


「妻との関係に悩んでいます。結婚して9年。男の子が一人おり、幸せに暮らしております。けれど最近、夫婦ゲンカが絶えず、疲れてしまいました。原因は、私の自分勝手な行動や配慮のない行動。妻は子どもが生まれてから子育てに奔走し、自分の時間もなく頑張ってくれていました。私はその事に気付かず、しっかりと仕事をし、少々の家事くらいしか手伝えませんでした。ケンカをしても数日後には仲良くなっていたのですが、昨年の暮れに妻が低音性難聴に。ストレスと疲労が原因だと診断されました。子どもも、もう一人欲しいのですが、ずっと拒否されています。そんな中、先月スキー旅行を終えた後、妻がとても不機嫌そうだったのでLINEで原因を聞くと“車の運転が荒い。スキンシップをとる内容のメールを送らないで。色々ストレスで疲れています”との内容。それ以来、私を避けるようになりました。私は反省し、関係を改善しようと家事全般を頑張ったりコミュニケーションを取ろうと努力しましたが、妻は子どもと2人で出かけたり、小遣いをくれなかったり、避けるような生活がずっと続いております。妻に感謝し反省して自分を変えようとしていますが、私自身を拒否され認識してくれないような気がして、不信感があります。少し距離を置こうと思っております。私はどうすれば良いでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「ラジオをお聴きの女性のみなさんは“こういう人ってウザイ”と思うかもしれない。申し訳ないけれど、奥さんの気持ちがちょっと分かる。“原因は、私の自分勝手な行動や配慮のない行動”と言っているけれど、これは奥さんから言われた事じゃないかな。自分の頭の中の納得で、心では理解できていない。“私はその事に気が付かず、しっかりと仕事をし、少々の家事くらいしか手伝えませんでした”というのも“私、すごく働いています。だから家事、少ししかできませんでした。そんな私が悪いんですよね”と、嫌味ったらしく聞こえる。お小遣いをくれなかったりするのは、嫌がらせ。でも、嫌がらせをするうちは花。分かって欲しいから。分かって欲しい気持ちもなくなると、嫌がらせもしない。ニッコリ笑って“さようなら”となる。その狭間かな。“少し距離を置こうと思っております”というのは、奥さんが聞いたら“やっぱりそれが本心だろ!ほら、オマエはそうヤツなんだ”という奥さんの声が聞こえてくるような気がしてならない。“私はどうすれば良いでしょうか”というのも“ほら、やっぱり分かっていない。そんなオマエが嫌なんだよ”というのが心の声ではないでしょうか。家事をしたから、旅行に行ったからではなく、奥さんは“心”なんです。そのアドバイスを踏まえて、もう一度反省をしてみる。『おと語り』を悪者にしてもいい。こう言われたと。それ自体を聞こうとしなかったら、もう終わりかもしれませんね。もう、ウンザリなのかもしれない。そうではなく“そうよ。あなたは心の部分が分からないんでしょ”と言われたら、まだ脈があると思う。行動をすればいいというだけではない。“心”という部分で寄り添う事を勉強していったらいいんじゃないかなと思います。奥さんも母性本能があって“こういう人にも心を教えてあげよう”と思えているうちはいいが、自分の子どもを持ったら変わる。子どもが大事。今までは、そういうあなたを育みたいという母性が奥さんにあったのかもしれない。そろそろあなたも自律しないといけないかな。もう一度トライしてみる。自分だけが可哀想だという自己憐憫になっては良くないなと思います」


「私は今、結婚1年2ヶ月目ですが、主人から離婚調停を申請されており、今日1回目を終えました。転勤族の主人について行く為、住んでいた所も仕事も辞めて、半年前、慣れない土地へ越してきました。越してきてわずか3ヶ月目で離婚したいと言われました。理由はとにかく一緒にいる事が無理!との事。離婚しても帰る所も住む所もない。それをどう考えているのか訊くと“それは自分で勝手についてきただけで、あなたの責任です”と言われました。私は離婚したくないので、2回目の調停をしても不成立になると思っています。でも、私の執着が主人も私自身も苦しめているのかと思う気持ちもあります。離婚と言われる数週間前には、手をつないで公演を散歩したりしていましたし、小さな夢をテーマにカードに書くコーナーで、永遠に妻と一緒にいたいと書いてくれたりと、ほんの少し前までそう言ってくれていた人が、そう簡単に気持ちが変わるのでしょうか。そんな事は忘れて、前に進んだ方がお互いの為なのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「別れるべきですね。これだけ早く分かって、返って良かったではないかと。“勝手についてきただけで、あなたの責任です”という言葉で、その人が表れているから、それ以上、問うたところで無理。けれどあなたの勝手だけではなく双方の問題。ちゃんと慰謝料をもらう。一方的にご主人が言ったのだから“戻って生活が成り立つだけの責任は果たしてください。それにより離婚に応じます”と理性的に言った方がいい。また、弁護士さんにしっかり相談する。権利主張して義務果たさずではダメ。そこは旦那さんに問題がある。ただ、こういう人を選んでしまったあなたにも問題はある。これを学びとして次に絶対に幸せになってくださいね」


●江原啓之 今夜の格言

「夫婦は気付きの鏡です」
「感謝の数を数えて乗り越えます」

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