2015/10/4
秋の気配が漂ってきましたね。
「世の中は“悩み”で溢れています。おそらく“悩み”のない人などいないのではないでしょうか。“悩み”を、どう分析して、理性的にどう向き合うかが大事だと思うのです。理性的に分析し、シンプルに捉えれば、自ずと答えは出てくるものです」という江原さん。
今日は、できるだけ多くの悩みをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇夢破れて / スーザン・ボイル
◇福笑い / 高橋優



「先日、小学4年生の娘が夏休みの宿題の自由研究で、蝶の標本を作り、学校へ提出すると、クラスのみんなから“蝶を殺したのか~気持ち悪い~”等と色々言われ、落ち込んでいました。昆虫採集の標本を提出したのは、我が子ともう一人の男の子の計2人。もう1人の男の子も意地悪を言われていたそうです。学校からも夏休みの自由研究で、標本を作ろう!というプリントも頂いていましたし、特別おかしな事をしたとは思いません。私の小さい頃は、田んぼや空き地を駆け回り、カエルや小さな虫を追いかけ回し、遊んでいましたし、標本を作ってくる子なんてたくさんいました。最近の子ども達からすると、標本を作るのは、そんなに気持ちが悪い事なのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「昔は、ちょっと悪い事だけれど、売っている物を夏休みの自由研究として、提出したりしていましたよね(笑)。今はCMでも何でも“虫は全部敵”というふうになってしまっている。また、自然に触れ合っていないからだとも思う。可哀想な現代人の子どもたち。親御さんの方で一生懸命慰めてあげてください。であれば、子どもさんはちゃんと報われると思います」



「今年もわずか3ヶ月となりましたが、年始に江原さんが仰っていた、今年のキーワード“知”は、どの事件を指していたのでしょうか。私の中では、過去オリンピックが他国で開催される度、日本のメディアは、競技場建設は間に合うのか?日本ではありえないとか、上から目線の報道でした。が、実際、日本ではというと…。みなさんご存知のオリンピック競技場の白紙撤回。エンブレムの件。散々たる有様です。“知”とは、他者を非難する前に、己の未熟さを知りなさい!というメッセージだったのかなぁと、考えたりしています」というメールをいただきました。

江原さん
「全然違います。今年のキーワード“知”とは、事実を知る事。私たちは表面的な事だけで、意外と知ってはいない。例えば、オリンピックでも、こうやって決めていたのか等。その裏のカラクリ、社会の裏を知っていくという事です。現実を知る。そういう事実を知って、みんな怒っているけど、怒ってはダメ。自分たちが知らなかったのがいけない。政治でも、選挙で決めたのだから、公約等を読まないのもいけない。そういう事を“知る”という事なのです」



「なぜ、愛は冷めるのですか?」というメールをいただきました。

江原さん
「シンプルですが、重いメールですね(笑)。“愛”は、恋愛の“愛”ですか?恋愛の“愛”なら、それは、感情だからです。感情は必ず冷めるのです。理性の“愛”は冷めないのです。恋愛の“愛”は、必ず冷めますから、そこから“絆”を育んで、理性的な“愛”に変えれば、いつまでも永遠に続くのです」



「私は不細工で、子どもの頃から嫌われて友達ができませんでした。不細工な事以外にも、問題があったのかもしれません。淋しい思いをし続けてきました。今ではもう友達を作ろうとも思っていません。ただ、気が付くと、とても淋しい気持ちになります。淋しくならない考え方はないものでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「これは、心が不細工。不細工は逆に好まれませんか?芸人さん達は、不細工をウリにしていたりもする。暗い!みんなを楽しませなくちゃ!嫌われる人は、サービス精神がない。自分に対するサービスだけを考えている。与えてこそですよ。誰かの為に生きてください。絶対に不細工じゃないのですから。心美人になってくださいね」



「旦那とケンカをしてしまい、本気ではないですが6歳の息子に“どっちについて行く?”と訊いたところ“お父さん”と言われました。息子は病弱で、生まれてからずっと世話をし、病院に通い、愛情を持って育ててきました。旦那はパチンコばかりして、あまり育児に協力的ではありませんでした。まだ6歳だし、訊いていけない事を訊いたのは分かっていますが、辛いです。どう息子に接したらいいか分かりません」というメールをいただきました。

江原さん
「まずは、本気ではないのに訊いてはいけない。息子さんの心を考えていない。一事が万事だと思う。どこかで息子さんを、いつも傷つけているんです。きっと、お父さんの方が朗らかなんです。チクチク刺す、チクチク精神はダメです!!」



「この頃、江原さんの口癖とも思えるトーク中の“でもね”“だけどね”“ただね”というような言葉が気になるようになり、途中、江原さんの毎回必ず出てくる“でもね”に少々ギクリとしてしまいます。そんな江原さんに質問があります。江原さんは、どういう風に、日々のストレス解消をしますか。お酒を飲んだり、悩みを人に打ち明けたり。日頃、どんな解消法をしていますか。興味があります」というメールをいただきました。

江原さん
「“でもね”“だけどね”“ただね”というのは、厳しい事も言うけれど、“分かるけどね”という寄り添いなのです。私の解消法は、バカを言って笑う事です(笑)」



「5年生の娘についてご相談させていただきます。娘は昔から女の子が好むような遊びが苦手で、最近は、男子と遊ぶ事が増え、毎日男子と遊んでいます。たまたま娘が男子と遊んでいる所に居合わせ、会話を聞いていると“エロ”だの“ラブ”だの親的に耳につく言葉がいっぱい入ってきて、すごく違和感がありました。娘の事だからと今までの様に聞き流すべきか、江原さんの意見をお聞かせ願いたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「聞き流してください。世間にはいっぱいそういう情報が溢れている。意識するほうがエロい(笑)!気にしない事です!」



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こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
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ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

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スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「悩みは自分自身の未熟さの映し出しです」
「責任主体の覚悟さえあれば、悩みなど吹き飛ばせます」


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