2015/11/22
北日本では通年通りのようですが、今年な暖冬になるようですね。
番組には『子ども&若者相談室』がとても良かったというメールがたくさん届いています。
「この特集をする時、私も本当にラジオっていいな、楽しいなと思うのです。大人の人たちも感動してくれたりしていて、どこかで純粋さや、自分の子どもの頃を思い出したりして、清らかな気持ちになるのではないでしょうか」という江原さん。
今日は『秋の子ども&若者相談室』をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Time After Time / シンディ・ローパー
◇ファイト / 中島みゆき




「私は今、浪人をさせてもらっていて、どのように学部を決めればいいのか悩んでいます。私は特にこの職業に就きたいというものがありません。ですが、ずっと前から温かい家庭を作る事が将来の夢でした。今までは、自然が好きなので、そのような事に関係した学部を第一希望にしていたのですが、結婚を考えると、子育てもしやすく旦那さんの転勤についていっても、またそこで働く事ができ、経済面で支える事ができる需要の多い職業の資格をとれる学部に行った方が再就職しやすいという事もあり、どちらにしようか迷っています。学部を決める上でアドバイスがいただきたく、応募しました」というメールをいただきました。

江原さん
「18歳。すごくしっかりしていますね。リスナーさんの中でも、恥じた大人も多いと思います。立派で素晴らしい。けれど、私が間違っているかもしれないけれど、まずひとつ。大学という所のひとつには、天や親、色んな方たちのお陰で頂ける無駄な4年間だと思う。素晴らしい4年間。勉強する事も大切だが、アルバイトをしたり、友達と遊んだり、様々な経験を重ねる時間。人生の中では、なかなか得られない。社会に出たらずっと仕事になっていく。この4年間を与えていただく事というのを、親御さんやみんなに感謝する。今後、社会に出て、どんな事にも対応できる自分を作る事だと思う。勉強ばかりする4年間もいいけれど、せっかく4年間頂けるのだから、経験を重ねた方がいいと、私は思うのです。資格など、将来の事をちゃんと考え、立派で、それはそれで考える事も必要。でも、なかなか計画通りにはいかないのが人生。それもまた醍醐味。どんな時でも自分自身で機転を利かせて切り替えていける“人間力”の方がすごく大事。資格の事を考えるのもいいけれど、それも、絶対だとは思わない事。人生、勉強する事に、すべて無駄はない。何かしらの肥やしにはなるはず。そういう気持ちをみなさん持っていただきたいなと思うのです。生きる素晴らしさ、能力は、想像力なのです」



「私は今、吹奏楽部です。音楽は綺麗な心でないと奏でられないと顧問の先生に教わり、何でも話し合い、慈しみ合い34名で家族の様な関係を築いてきました。ですが、顧問の先生が移動となり、そして転校生の男の子が入部してきました。その子は女子のストーカーをしたり、練習をさぼったりして、初めは部をかき乱しました。でも話し合い、その子は反省し、今は改善されました。ですが、ストーカーされた子と、その友人の3人が未だに許していなく、無視をしたり、聞こえる様に悪口を言ったりしています。皆で同じ部屋で食べる昼食も3人だけで隠れて食べています。何度も皆で話し合いましたが、他の人はいいが、その男の子を嫌いだし、歩み寄りたくないという結論になり、未だにギクシャクしています。演奏は綺麗な心で、調和で奏でたいです。これでは金賞を目指すどころではありません。私はどうまとめていけばいいのか、アドバイスお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「かなり難しい高度な悩みですね。『価値があるから生きるのではない。生き抜く事に価値がある』と、私はいつも言っていますが、それは、ここにもつながるのです。金賞を目指すのは大切だけれど、金賞だけがすべてではない。悩み事をどうすればいいのかと試行錯誤したまま終わったとしても、それはとても価値がある事。“音楽は綺麗な心でないと奏でられない”という前の顧問の先生の言葉。これを大事にしていって欲しい。最後の最後まで、みんなで何とかしようよ、心をひとつにしようよとずっと言い続けていって欲しいなと思います。結果を望まない事。最後までダメだったとしても、きっとその信念は、あなたの未来を明るく照らします。大人になって社会に出ても、その気持ちが持続していたら、あなたの人生を照らしてくれます。必ず幸せに返ってくると思う。解決できる事が大事ではない。解決を望んでいく。あきらめない事。その事が大事。そうすると自然に演奏が綺麗になってくると思います」



「中学になり、たくさん友達ができました。学校は楽しいです。でも、この頃は県外のテーマパークや芸能人のイベント等、家族からOKが出ないと遊びに行けない友達からの誘いが多くて、家族とぶつかります。夏休みは伊豆へ、電車の移動だけは子供だけでもいいと言ってくれ、とても楽しかったのですが、それからはなかなかOKが出ず、行ける子たちはいいな、何なんだよーと思います。お母さんは“楽しそうだけど、中一の子どもだけでテーマパークはまだ早い”とか“よそのお母さんたちとまだちゃんと知り合える機会が少ないからよく分からない”“みんなの事はともかく、せめて高校生になって色々分かるようになって、しっかり自分の事を出来るようになってからにしたら?”とか“お金が”とか言われました。ちょっとは言われる事も分かっているけど、今回は大阪のUSJに泊まりで誘われ、去年は家族で行ったけど、とても混んでいてハリーポッターには入れなかったら、どうしても行きたいです。友達に断っても別に嫌われるとかはないけど、江原さんは行ってもいいと思いますか?12月はまた今年も家族で江原さんの歌を、東京の方へ聴きに行きます」というメールをいただきました。

江原さん
「江原おじさんとして語るには、やっぱり早いと思うな。お母さんの言う事もよく分かる。若い人が大人に不満を抱くと思うが、若い人になくて、大人にあるのは、経験値という視点。何かが起きた時に、あなたと守ろうとするのが親の役目。友達同士で行って、何かのトラブルがあった時、友達の親御さんや家族を分かっていないと、後々尾を引くトラブルになってしまったら、誰が可哀想かというと、あなただと思う。ある程度、自己責任ですよねと言える年代とすると、せめて高校生かな。義務教育までは、自分で責任は負えないと思うんです。もうちょっとの辛抱。なかなかいけないというあなたの気持ちもよく分かる。その気持ちがあると将来、今回の電車の移動もそうだけれど、ちょっとの事がすごく楽しくなる。大冒険は、これからいっぱい待っている。楽しみは後にとっておいたらどうかなと思います。あとは、逆の事も忘れないで欲しい。親と一緒に動けるのは、今のうち。今のうちにいい想い出を作ってくださいね」



「私は今留学をしていて、現地の語学学校に通っています。そこで同じ学校の人とクラスが一緒になりました。その事は、日本では大学で同じ学科ですが、タイプが違うから、関わりませんでした。しかし、授業を受けているうちに親近感みたいなものがわき、仲良くしたいなと思っていますが、冷たくあしらわれます。しかし、この留学を機に、自分の価値観を変えたいと思っております。タイプの違う人とどうやったら仲良くなれますか」というメールをいただきました。

江原さん
「事情がよく分からないけれど、タイプが違うからあしらわれるのか。私がもし、この相手だったら、タイプとかは関係なく、同じ事をすると思う。なぜかというと、その為の留学だから。すごく冷たいかもしれないが、外国に行ったら、外国の人と知り合いたいし、そこで日本人とつるみたくない。そういう考え方もある。また、タイプが違うからと無理に関わるのもおかしのではないか。そこに依存心があるから。素敵な人だなと、何となく関わればいいのではないか。それだけでいいと思う。あまり強引なのもどうかなと思います。もっともっと自分を磨いてくださいね」



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●江原啓之 今夜の格言

「愛を持って叱ってもらえるのは、若いうちです」
「転んでも起き上がりましょう。夜が明けます」


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