2016/9/11
少し、暑さも和らいできましたね。
8月に放送した『ダメンズ特集』に、たくさんの反響をいただきました。ありがとうございます。
今日は『ダメンズ特集』第二弾をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Jealous Guy / ブライアン・フェリー
◇仔犬のシロ / 江原啓之



「3歳の娘がいます。私は去年の12月に怪我をして入院しました。その2ヶ月前には旦那が手の指を折り入院しました。そして今、仕事復帰の前にヘルニアになり、安静の状態です。こんなに動けない状態は初めてで、私はどんな意味があるのか知りたくてメールしました。主人は、私が入院している間に、生命保険からのお金をギャンブルに数十万円も使い込んでいて、退院してガッカリしました。元々お金に余裕がなくて、少し豊かに暮らせると思っていたのに、お金の事で悩む日々に逆戻り。私も厄払いして欲しいです。家族はいますが、とても孤独を感じています。主人に執着し過ぎているのかと反省し『幸せに生きるひとりの法則』を読もうと思います」というメールをいただきました。

江原さん
「読むのが遅いです(笑)。早く読むべきです!“どんな意味があるのか知りたくて”とありますが、まず、相手を見直す事。あなた自身がもう少し“鬼嫁”にならなければいけません。昔から“オレがギャンブルに賭けて、倍にして返す”というのもよくある話。あなたがしっかりしなさいという意味の学びです」


「52歳の会社員です。癖について教えてください。夫は嘘をよくつき、お金を騙しとります。数年前、巨額な借金をして懲りたはずなのに、何度も借金を繰り返します。離婚を切り出しましたが、子どもの為に断念し“もう嘘はやめて父親らしく生きて欲しい”と、頼みました。私の夫に対する態度も悪かったのかと思い、今までの事を忘れ、夫を信じようとしているのですが、嘘つきや借金は治らない癖ですか?女の勘で、何かしでかしていそうだなと思う事もありますが、やんわりと問いただしても、いつも嘘をついて騙されている感じになります。小さな嘘はキリがなく、親戚や会社の人の親などの香典や主人の会社に支払わないとならないお金などです。家の中の金庫もこじ開けて、お金を持って行ったり、子どもの財布からも盗んでいました。先祖供養やお祓いなどしても、癖は治らないのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「まず、その考えが甘いです。先祖供養やお祓いをしても、癖は治りません。それよりも、こういう癖は治りません。この手のタイプは、親に原因がある。嘘をつかないと、生き抜いていけないという癖。ものすごく厳しいか、ものすごく変わった親御さんか。子どもの財布からも盗むなんて、あり得ない。ザ・セルフィッシュ。自分好きで、自分の事だけ。波長の法則、類は友を呼ぶ。優しいあなたと結婚した。そんな甘い状況ではない。家族の事でも、警察に突き出せと思う。これは、許してはダメ。かなり厳しくしましょうね」


「夫の事で相談です。結婚5年目。1歳の娘がいる3人家族です。いつも生活費を手渡しで貰っているのですが、ここ2ヶ月貰えていません。結婚当初は銀行のカードと通帳を渡され管理していたのですが、会社で必要だからという事で、いつの間にか手渡しという形になってしまいました。元々ルーズな性格の夫で、残高不足なのか、家賃など、引き落とし出来ない事がちょくちょくありました。少額ですが、最近、借金をしている事が分かりました。本人には確認していませんが、原因はパチンコの様です。仕事が忙し過ぎて、ストレス発散の為に行ってしまうのですかね。生活費を催促すると、パチンコで増やすのではないかと冷や冷やしています。どのように話を持っていくべきか教えてください。夫は同い年で、あまり強く言うとふて腐れるタイプ。私は言いたい事がなかなか言えないタイプです」というメールをいただきました。

江原さん
「ダメ!典型的。“私は言いたい事がなかなか言えないタイプ”というが、それでどうするのか。甘い。甘い人には甘い人。類は友を呼ぶ。子どももいて、いい加減にしろと思う。冗談じゃない。銀行のカード、旦那さんに渡しちゃダメ。そのうち、ギャンブルだけじゃ収まらなくなり、身勝手にやっちゃいますよ。これは、あなたがしっかりして牛耳らなくちゃダメ。子どもがいる。あなたたちだけなら勝手でいい。お子さんの為にもしっかりあなたが鬼にならなくちゃダメですよ。そこのところよろしくお願いします」


「私は初老の平凡なサラリーマンで、IT関係の仕事をしています。以前、奥さんにとって“息子は恋人”“娘は女中”というお話がありました。ならば私はずっと“奴隷”です。30年以上、趣味も我慢しながら、毎日の皿洗い洗濯物干しもこなし、毎月数万円の小遣いで、家族の為に働き続けてきました。毎晩食事は用意してくれますが、残り物をかき集めたような食事。数年前にリストラされた事、投資マンションで500万円損をした事で、何かあると“甲斐性なし、安月給、500万円返せ”という言葉を投げてきます。月給はすべて渡しています。私のいる場所は1個の机と、グランドピアノの脇の一畳ほどの寝場所だけ。子どもは自分の部屋を持っています。子どもも大きくなり、還暦も近くなって、家内と同じ家に居る意味がなくなってきました。解放されたい。仕事もやりますが、自分の趣味(絵)をやりながら暮らしたいという気持ちが強くなってきました。幸い親から引き継いだ財産が少しばかりあるので、自分1人は暮らせますし、定年後も働けそうなので、ある程度お金を渡す事はできますので、離婚しないまでも別居は可能です。世の中にはダメンズも多いのでしょうが、私の様な男もたくさんいるんじゃないでしょうか。こういう私にも何か、アドバイス、人生の指針をいただけるとありがたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「切ないですね。あなたは何も悪くない。投資マンションの事も、みんなの為を思っての事であって“甲斐性なし、安月給、500万円返せ”は、ないよね。けれど、あなたも奥さんを選んでしまった。まだ奥さんが意地悪くないかなと思う事がひとつある。グランドピアノの下で寝ろとは言ってはいない。奥さんももしかしたら、あなたにもっとバシッと男としてやって欲しいという思いもあるんじゃないかな。でも、その時も過ぎたかもしれない。卒婚というのもありだよね。責任をちゃんと負っていれば、それもいいんじゃないかな。でも、このままでいくと“だったら、離婚してやるわ”と、親から引き継いだ財産も全部奪われる気もする。財産を全部奪われないよう、慰謝料だと言われないように、あなたも最低限の自分の計画を立て、ちゃんとやっておいた方がいいと思います」


●江原啓之 今夜の格言

「寂しさで求める愛は、翳りがあることを知りましょう」
「愛の絆には、愛されるよりも愛するパワーが必要なのです」

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