2018/1/21
寒い日が続きますが、みなさま体調は崩されていませんか?
「お正月に里帰りして、義理の家族との付き合い方に悩んだ方も多かったのではないでしょうか。家族のことで悩んでいるのだけれど、家族が原因ではなく、夫が原因だということもある。“何が原因なのかを見極める”という学びになりますね」という江原さん。
今日は「義理の家族との付き合い方」をテーマに番組をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Better Together / ジャック・ジョンソン
◇やからみち / 江原啓之



「毎日苦痛で仕方ありません。主人の両親と同居して4年。もう声を聞くだけでも嫌なのです。義母は常に声が大きくて、独り言や鼻歌を、周りを気にせずに行います。こちらが拒否をしているのにも関わらず、何かにつけて私達家族に関わろうとしてきます。特に孫にはストーカーのように、朝から晩までしつこいのです。義父は頭が固く、話にすらなりません。主人は母親が一番大事な人間で、私が義親の不快なところを話しても、すべて私のワガママ。私が我慢しなければならない。でなければ、家を出て行けばよいと言います。そもそも同居スタート時も、できないなら離婚すると言われたのが始まりです。モラハラもあります。いつも私をバカ呼ばわり。機嫌が悪い時は、一週間くらい存在を無視されます。どうしてパートナーの不快を理解しようとしないのでしょうか。死ぬまでこの関係なのか、本当に私が一方的に悪者なのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「悪いのは旦那。“独り言や鼻歌を、周りに気にせずに行う”というのは、私の祖母もそうでした。インチキでデタラメな歌を大きな声で歌っていた。お年寄りは、そんなもの。だんだん耳も遠くなるから声も大きくなる。“義父は頭が固く”ともいうが、お年寄りはだんだん理解するのに時間がかかってくる。そういう意味では仕方がない。義父や義母はお年寄りとしては普通。問題は旦那。“主人は母親が一番大事な人間”というところが問題。嫁を一番大事にしなければいけない。義母も“嫁を大事にしなさい”と言うべきなんです。きっと他所で悦に入って“うちの息子は、嫁がいるのに私のことばっかり言うのよ〜”なんて言うと“親孝行ね〜”と近所に言われ、喜んでしまうのでしょうね。けれど“同居できないなら離婚だ”という旦那では、死ぬまでなおらないと思う。けれど、あなたもこの旦那さんと一緒になってしまった。そういうところがあるというのは分かっていたはず。一度バトルするしかない。あなたは、旦那が理解があったら、全部許せるんだと思うんです。この旦那をどう懲らしめるか。あなたがまず腹を括ること。一度、本当に話し合ってみる。本当にどうにもならないのであれば、別れようと思うのか、そうではないのか。旦那に“ちょっと話がある。何だったら離婚をしようかと思う。出て行こうかと思う。私は耐えられない”と一対一で話をしてみる。そこで“あ、そう。いいよ”と言われたら、仕方がない。もし、あなたが夫婦として選んだ関わりがまともだったら、ご主人も少しは理解してくれると思う。二人の時間を大事にしよう。これは、年寄りの問題ではない。夫婦の問題なのです。それをお年寄りのせいにしたら、可哀想ですよ。頑張ってくださいね」


「義理家族、夫の無理解に絶望しております。初めての出産の時、分娩室で出産後、やっと赤ちゃんを抱きしめ、初めて授乳をしていたら…義理の両親、義理の妹夫婦その子ども達、その後に夫が笑顔で入ってきました。私は急いで乳を隠し、出産で疲れ果て、ノーメイクのまま義理家族と対面!こちらの状況、気持ちを考えてよ!と怒り心頭でした。看護婦さんは夫に入るように言ったのに、義理親が勝手に入ったようです。退院から一週間後に孫に会いたいと言われましたが、まだ体調が悪く、乳腺炎にもなっていたので、体調がもう少し良くなってからにして欲しいと夫や義理妹に伝えていたのに、義理家族が訪問してきました。次の月も“これから行く”と言ってきて、子育てで部屋の掃除までできていなかったので“違う日にして欲しい”と義父に伝えたら激怒。義理妹から、子どもの為に、義父に謝りメールをして欲しいと言われ、謝りました。夫に“私の状況を考えて欲しい。分娩台の上にいる状態で入って来られ、悲しく怒りが湧きあがった気持ちを分かって欲しい”と伝えました。夫は、初めは謝りましたが“一般的にはおかしいかもしれないが、うちの家族はおかしいと思っていない!”と言いました。この家族とどう向き合っていけばいいのでしょうか。因みに部屋が片付いていなかったら、義母は嫌味を言ってくるような人です」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたの気持ちは分かる。初産だから、夫が入ってきて手を握りしめて“ありがとう。頑張ったね。良くやってくれた”と言われ、ホロホロした気持ちになるのをすごく楽しみにしていたんだと思う。それなのに義理の両親や義理の妹夫婦やその子ども達まで入ってきてワイワイされて…という映像が浮かびますね。昔の人は授乳している時、おっぱいを出しているのは普通だった。そういう意味では見るのも平気。あなたは急いで隠して“何を見るの!”という感じかもしれないが、目当ては赤ちゃん。けれど、子どもまで入ってきて、考えれば雑菌だらけ。そのみんなが赤ちゃんを“ハイ、次。落としちゃダメよ”と、ラグビーボールのように回し始める。旦那さんの家族は、開けっ広げな、そういう家族なのでしょうね。けれど、こういうことはよくあること。あなたも、これが2人目、3人目になってくると、ドーンと構えてどうでもよくなってくる。そのうち“頼むから抱っこしていて”という気持ちになってくるものなのです。旦那さんも一応謝っている。旦那さんの家族は、寛大で緩やかな朗らかなご家族なんです。許してあげてくださいね」


「先日、知り合いから“貰って欲しい”と言われ、亡くなったお姑さんの洋服を数枚いただいてきました。お姑さんは歌が上手く、ステージで歌っては賞を取っていたような方で、私服というより、その衣装をいただきました。親族などでは、遺品は早めに処分した方が良いと本には載っていたと思いますが、まったく面識のない方の遺品。こういったものは、着ても良いのでしょうか。処分した方が良ければ、その方法も教えてください」というメールをいただきました。

江原さん
「“遺品”と思うから、悩んでしまうのでしょうね。それをいったら、骨董品なども“遺品”処分でたくさんあると思うんです。分かっていなければ、そこまで思わない。着物であれば、一度、洗い張りをしたり、洋服であればクリーニングに出して“これは私が着ます”という意志の元に着れば何の問題もない。物・衣装に罪はない。ただ、私が思うのは、やたらと人にあげるものではないということ。相手の気持ちが重くなってしまうから、古着屋さんに売ったりする方がまだいいし、人の気持ちが軽くなる。気持ちの問題なのだと思います」


●江原啓之 今夜の格言

「家族も含め、総じて人間関係。自律することが大切です」
「気は使うものではなく利かすもの。相手の想いを察しましょう」

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