2018/5/27
5月ももう終わりですね。
季節の変わり目ですが、みなさま体調崩されていませんか?
自分にとっての常識が、他人にとっては非常識だということってありますよね。
今日は「こんな私ってダメですか?」というメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Walk On The Wild Side / ルー・リード
◇カッチーニのAve Maria / 江原啓之



「今までまったく気にならなかったことで、最近とても気になってしまうことがあります。それは、親しい友人や同僚と食事でお店に入って席に着く時、たいてい相手が奥の良い席(ソファー席や眺めが良い向きの席)に座ることに気づいてしまいました。長い付き合いの親友も、いつもさっさと奥の席に座るタイプで、私は通路側になるので、人が椅子にぶつかってきたりとかしょっちゅうあります。なぜだか急に気になりだしてしまったので、この嫌〜なモヤモヤをどうにかしたいです。江原さんは、こういうさっさと自分が良いものを取るタイプの人といると、嫌な気持ちになりますか?気遣いあうのは堅苦しいことなのでしょうか?それとも、私の心が狭くなってしまったせいなのでしょうか…?醜い感情を木っ端微塵に吹き飛ばして、カラッとした明るく朗らかな太陽のような人でいたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「そういうことありますよね。私の場合は周りに見られたくないので、逆に奥側ではない席に座ることが多い。見せてもナンボの損もないのだけれど、食べている時やゆっくりしている時には気になってしまう。不思議なもので、周りが見て見ぬ振りをしている感じがよく伝わるんです(笑)。けれど、こういうことが気になる方というのは“何で私が下なの?”と、優位に立ちたい気持ちがあるからモヤモヤした気持ちになるのでしょうね。それは自分自身の正直な気持ちだから、時々“今日は私が奥!”などと言ってしまえばいい。モヤモヤしてしまうのは相手ではなく、自分の心の表れなのです。実は、私も人様と会っていて気に入らないことがひとつあることを発見したんです。私の知り合いに小食な人がいて、一緒にご飯を食べる時に“私はみんなのをちょっとずつ貰うから。みんなのを貰えればいい”と言うんです。それが何回か続いた時に“私のを貰われたら、私のものが一人前じゃなくなる”とカチンときて、後でハッキリと言ったんです。“そう言うのであれば、あなたも頼んで、残ったものを私も食べる。そうしたら一人前以上になる。小食だからみんなの少しずつ貰うというのは、みんな一人前欠けるんだよ”と。こんな私ってセコイでしょうか?ダメでしょうか(笑)?自分の本心が出ちゃって嫌ですね(笑)」


「友達のあり方について相談です。私はあまり運転が得意ではなく、友達と遠出をする際に友達に車を出してもらうことが多いです。こないだも高校時代の友達との集まりがあり、そのグループの子にいつものように一緒に車で乗せていってほしいとお願いしました。その際、なんだかあまり気乗りしていないと違和感があり、嫌なのかな?と思い、聞いてみると、“いつも車を出しているのに、ありがとうだけで、何もしてくれないから乗せるのが嫌だ。普通の人は食事や物を返すのにあなたはなにもしてくれない”みたいなことを言われてしまい、はっ!としました。気が利かない私が悪いのですが、言葉だけではダメなのかと正直とてもショックでした。そしてよく考えてみたら、私はこの子のことを元々苦手だと感じていて、でも家も近く、共通の友達がいて同じグループにいるからというだけで『友達』なんだと勝手に思い込んでいたのかな?と。私がいいように利用していたのかな?と色々考えてしまいました。私は友達関係で、損得を考えて付き合ったことがないので、態度をお金で示せ!みたいな感覚がありません。それは大人としてダメなことですか?無意識に思いやれない相手と友達でいる必要はないですよね」というメールをいただきました。

江原さん
「車を運転する人にとってみたら、ガソリン代もかかるし高速代もかかる。私は、あなたがちょっと自分の都合のいいように捉えているように思うんです。あなたは言われたことに“ハッとして”も、あまり反省していなくて理由づけしている。“友達関係で、損得を考えて付き合ったことがない”というのも図々しいのではないか。相手の方も積もり積もってパッと言ったんだと思うんです。本当に物が欲しかったり、お金が欲しかったりするのではなく、ジュース一本でも感謝の気持ちが欲しくいのであって、“当たり前”という感じなのが嫌なのだと思います。時々“当たり前”な人っているんですよね。私もカチンときたりすることもあるんです。あなたの気持ちも分かるけれど、親しき仲にも礼儀あり。その礼節に欠けていると良くないかもしれませんね」


「今年の1月、大好きな母が亡くなりました。本当に辛かったです。母の為に何かしてあげたい気持ちで、家に仏壇のような物を作りました。母の写真、戒名を書いた紙、お花、線香たて、ロウソク、おりんを置き、毎日お茶を供えてご供養をあげています。私は大阪から和歌山に嫁ぎ、子供は一人います。4月に義母から電話があり“家でのご供養をやめてくれないか”と言ってきました。“お盆までに徐々にお供えやご供養をやめてほしい。お母さんが帰る家を迷ったら悪い。本来帰る場所は大阪の家。私ら(義理の両親)が死んだら、仏壇を引き継いでもらいたい。そうすると1つの家に仏壇が2つあると悪い”と言うのです。私が母の為に作った仏壇のような物に子どもは“大阪のおばあちゃんにご飯あげる”と言って供えてくれていましたが、それを見た義母は“ご飯をあげたりするとそこに魂が宿る。大阪の家でしっかり供養してくれる人(家族)が居るからやめていってくれないか。寂しいと思ってずっと黙っていたけど、お盆がくる前に言おうと思って。写真を飾るのはいいけど、ご飯あげたりはしないでほしい”と言ってきました。私がしている事はダメなことでしょうか?姑の意見に合わせなければいけないでしょうか?主人には家でご供養する許可をもらっています。江原さんのご意見をお聞かせください」というメールをいただきました。

江原さん
「はっきり言って関係ありません。義母さんの言っていることは気にしなくていいと思います。けれど人間関係がある。あなたのしていることは陰膳の供養といって、そこの家の人以外が供養をすることだってある。義母さんは誰かに言われた迷信を信じているのか、もしかしたら“あなたの親ばかりで淋しい”という気持ちがあるのかもしれない。なので、あなたしか分からないところでお写真だけにして、時々ご飯を置いたりと、さり気なくやればいいと思うんです。多分、おりんを置いたりと大仰な感じになっているのでしょう。また別のことで言うと、これからの時代、一人娘さんなどもいっぱいいると思うんです。それなのに“一家の家に仏壇が2つ置いちゃいけない”なんていう、そんな心の狭いことはあり得ない。なので、そんなことは一切気にしないでいっていただきたいなと思います。詳しくは私著の『天国への手紙』(集英社)という本を読んでみてください。ただ、感情的な問題もあるので、さり気なくやってあげてくださいね」


●5月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
5月生まれのみなさんは、寛大な器を目指す人。
懐大きく、他者の心を包んでください。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●6月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
6月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

●クラシックアルバム Utatama〜うたたま〜 2018年6月22日リリース!!
 今日一曲目にお送りした『Ave Maria』も収録されています。
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●江原啓之 今夜の格言
「慰めは前進になりません。厳しい視点こそ明日への扉を拓きます」
「自分を俯瞰できる視点こそ、明日の幸いがあります」

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