2018/6/17
梅雨の季節で、気分もジメジメしている方も多いのではないでしょうか。
今日は『ネガティブ特集』をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇雨にお願い / フィル・コリンズ
◇Mattinata / 江原啓之 (6月22日発売『うたたま』より)



「私は何度も、昔言われた暴言“冷たい”“人の失敗を喜ぶヤツだ”“自分の事しか考えてない最低な人間”等を思い出してしまいます。言われた時は頭が真っ白で、何も返せず、後に“自分が〇〇だったからこんな事を言わせてしまったんだ”と分析し、反省する等しています。しかし、ふとした時に、これらの言葉が一気に過去から押し寄せ、やる気や気力が奪われ“こんな人間が生きていても、周りに迷惑では”“早く人生が終わればいいのに”と、ネガティブになってしまいます。“もう過去の事だ”と気持ちを切り替えようとしても、気づいたらまたネガティブの沼の中。江原さんはテレビやラジオのお仕事をされている分、私よりも酷い暴言を吐かれ、傷ついたことが何度もあると思いますが、どうやって気持ちを切り替えているのでしょうか?何か具体的な方法があれば、教えて欲しいです」というメールをいただきました。

江原さん
「気にし過ぎ。簡単に解決する言葉。それは“金持ちケンカせず”。“幸せな人は意地悪をしない”というのと同じ。本人が思う程、相手は思ってはいないし、無責任な発言が多い。ネガティブなことを言う人は、不幸な人。その不幸な人に振り回されても意味がない。“精神的なお金持ちになれ”ということ。自分にないのであれば、気にしない。けれど、こうやって気にするということは、実はあなたの中に“冷たい”“人の失敗を喜ぶ”ところがあるのかもしれない。それであれば反対に、清い言葉や清いものをたくさん見る。お花、映画、音楽。またこの清い『おと語り』を聞くことが大事なのだと思います(笑)!みてください。この私のノー天気さ。これが大事なのです。私は気にしない。そんなの気にしたところで、その人が私にご飯を食べさせてくれるわけでもない。無責任な発言は気にしないのです」


「自分でも凄く嫌だけど、直せない事について聞いて貰いたくてメッセージを送りました。それは、恋人の元交際相手のSNSのページで恋人との繋がりを感じる投稿を探し、嫉妬心を抱き、その方に対して嫌な気持ちになるという事です。見ても全ては憶測なので、嫌な気持ちにしかならないし、そもそも元恋人の方に対して嫌な気持ちになる事はお門違いな事だと思うのに、やめられません。それでもやめられないのは、嫉妬心を抱く時、腹がたつけど、少し心地良いような感覚があるからだと思います。いったい何故こんな感覚になるのか、客観的に考えてみてもわかりません。瞬間は心地よい感覚と怒りが混ざり、なんとも言えない気持ちなのですが、疲れます。嫉妬心に依存しているようでとても後味が悪いです。直接元交際相手の方に何かしたり、嫌な言葉を投げた事は一度もありませんが、何となく、そう思うだけで相手に悪いことをしているような感覚もあり、後ろめたいです。こういう気持ちを抱く自分の歪みの原因が何か、もし思い当たるものがあれば教えて頂ければ幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「要は暇なんですね。それに、あなたは嫉妬心と自分にコンプレックスがあるのでしょう。だから“私は、元彼女よりも愛されないのではないか”と思っている。けれど、今は自分のものであるという快感もある。総じて言えば“自信がない”。こんなことをしている暇があるならば、己を磨くこと。嫉妬心は誰にでもあると思う。嫉妬は愛の裏返し。北風と太陽と同じで、力ずくでどうにかするのではなく、太陽のようでいること。こんな暇があるならば、お菓子のひとつでも作ってみたり、料理してみたり、映画に行ってみたり。また、ちょっとオシャレをしてみたり。魅力的な人には惹かれるもの。けれど“惹かれるように…”とするのではなく、自分を輝かせる。これが大事だと思うのです」


「私は今、育児休暇中。子どもも2人いて楽しく生活していますが、色々嫌なことや大変なことがあります。主人がブログをやっていて、家族のことを書くのです。“家族のことは書かないで欲しい”とお願いしても、しばらくすると少しずつ記事にします。なるべくネットに、家族をネタにした記事を書いてほしくありませんが、ブログを長いことやっているので、生き甲斐のようになっていてやめてくれません。何度も言いましたが、聞く耳をもってくれません。主人の家族に相談したいくらいですが、それだけはやめてほしいと言います。ブログを世界に発信し、多くの人に読んでほしい、読者を増やしたいとか、ブログで有名になりたいと言っています。そんなにいいことを書いているなら家族にも見せられると思うのですが、それはしません。以前はブログで有名になりたいだのと、夢物語をいっていました。ブログを書くのはいいのですが、家族のことをネタにしてほしくないのです。なんで書くのか聞くと“うけるから”“アクセスが増えるから”と言います。ブログ自体は別にいいと思っていますが、子供のことを書くのがほんとに嫌です。どうしたらやめてくれるのでしょうか。誓約書も意味がありません。主人はずるいところがあるし、私は生真面目です」というメールをいただきました。

江原さん
「旦那さんが暇なのですね。けれど、どれだけの人が読むのだろうか。いずれ本にでもするというのであればいいですけどね。それに作家の周りはみんな“餌”にされる(笑)。作家に関わると、全部書かれる。私も随分と書かれました。そして気が付けば自分も書いています(笑)。誇張したり、デフォルメも加える。けれど、それは仕事だから。最近は、ブログを元に本にするというパターンもあるし、旦那さんは仕事にしたいのでしょうね。けれど、読み物として面白くできないと。本当のことを書いたら面白くないんです。デフォルメしないとね。エピソードなどならいいと思うけれど、写真など個人を特定する個人情報は載せないで欲しいですね。これだけは奥さんも言った方がいい。身に危険が伴うかもしれない。それ以外であれば、架空の物語だと思っていればいいのです。写真を載せるようであれば嘘も方便で“変な人が家を覗いていた”などと言って、少し追い詰めた方がいいですよ」


「最近主人のことで、かなりムカつくことがありました。気が治まらずにいる時に、『だんなデスノート』というサイトを見つけました。このサイトでは、だんなのムカつくことを思いっきり吐き出し“クソだんな死ね!”などという言葉が飛び交っています。その時、ワインを呑んでいた勢いもあり、ついつい登録。そして主人の悪口を書き込んでしまいました。書いているうちにすっかり気持ちは落ち着き、書き込んでしまったことを後悔しています。江原さんのラジオで前向きな自分になれるように心掛けていたのに、振り出しに戻ってしまった感じです。こんなちっぽけですみません」というメールをいただきました。

江原さん
「これは本当の反省が必要ですね。悪しき種を蒔いてしまいました。あなたにネガティブな思いが返ってきます。これを収めるには、欠かさず毎週『おと語り』を聴いてください!そして反省ができたら、またメールを送ってくださいね。悔やむことはしてはいけないのです」


● 歌劇「夕鶴」 ●
江原啓之プロデュース 開運オペラ第二弾!!公演決定!!
「『夕鶴』を見ていただけると、もっと“愛ってなんなのかな”と考えるきっかけになるのではないかと思います。大人からお子さんまで、ご家族でもお一人でもぜひご覧になっていただきたいです。普通、オペラにはないのですが、公演前に私のトークもありますので、ぜひお楽しみに!」

和光市民文化センター サンアゼリア(埼玉)
2018年10月27日(土) 15:15開場 16:00開演
東京国際フォーラム ホールC(東京)
2018年11月7日(水)  17:45開場 18:30開演
2018年11月8日(木)  16:45開場 17:30開演
森ノ宮ピロティホール(大阪)
2018年11月17日(土) 17:45開場 18:30開演
2018年11月18日(日) 14:15開場 15:00開演

チケット一般発売日 2018年6月30日(土)
詳細はこちらから


●江原啓之 今夜の格言
「俯瞰できたら、自分の愚かさを笑える日が来ます」
「人の生き様はみな滑稽なものです。だから安心して歩むのです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 6月・7月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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