2015/4/19
暖かな日が続くようになりましたね。
先月、若者のお悩みを紹介したところ“大変興味深かった”等、多くの反響をいただきました。また、最近は、若い男性リスナーが増えてきたようです。ありがとうございます!今夜も、悩める若者のメールを中心に番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Forever Young / ボブ・ディラン
◇ラピスの丘で / 江原啓之




「今の会社で働き始めて3年目。仕事には何も文句はありません。正直、天職では?と思います。ただ、お給料が安い。介護業界はそうなのかもしれませんが、大学の同期や後輩は、自分より多くもらっています。実は彼女と同棲中で、そろそろと考えています。でも、経済的な面で多分、この先辛くなるかなとは思います。でも、今の仕事は本当に天職だと思うぐらい好きなんです。周りは転職を考えていたりもするみたいです。答えが出なくて悩んでいます」というメールをいただきました。

江原さん
「難しい!仰る通り、いつも言っていますが、天職はお金にならない。介護士の方って、本当に安すぎるんです。しかし、国の助成はどんどん削られていっている。“この人たちの賃金を高めてあげてください”と言うと、今度は一般の人に負担がいく。先日出版した『幸せに生きるひとりの法則』(幻冬舎)にも書いているが、これから一番大変な人は、両家4人の親を抱えなければならない。そうするとこれから、介護離職などが増えていき、立ち行かなくなる。また、お年寄りが“生きていたら、子どもたちに迷惑がかかる”という事が起きてしまう。これは、国の責任でもあるのです。この状態では、若い夫婦が子どもも持てない。少し前にも“介護マンションで手足を拘束されて”等、酷い虐待もあった。だからといって、行き場がない。色んな施設もあるが、そんなに高くない所でも、入居金がいくら、毎月10何万。それを年金から支払うといっても大変な事。だから、本当にあなたは、人助けをしていると思う。ただ、ここで重要なのは、まだ結婚をしていないけれど、夫婦も結局は、お互いの気持ちだと思う。“良い事をやっていますね。お互い働いてでも乗り越えていこう”と言う相手か“お金がすべて”と言う人か。それによって変えていかなければならない。波長の法則。類は友を呼ぶ。だから、あなたは、絶対にうまくいくと思います!」



「私も今、医学部を目指して浪人しています。私の場合、医師になりたいと思ったのが高校3年生の2学期で、周りからは“医学部をなめているのか”“君の成績では無理。お金の無駄だから早めに諦めろ”等と言われ、別の道に進むか迷っています。江原さんが以前の放送でおっしゃっていた、誰かを助けたいという気持ちが私は弱いのかなと思っていた最中、国境なき医師団を舞台にした映画の試写会が100倍の競争率の中、当たりました。これは医学部に進みなさいというメッセージなのかなとも思いました」というメールをいただきました。

江原さん
「まずは、その根性があかんな(笑)。要するに、本当にやりたいんだったら、自分で働いてでもなんでも、何年かかってでもいけばいい。お金がないならないで、学費の安い国立もある。100倍の競争率の中、当たったから行くのではなく、そんなに観たかったら、自分でお金を払って観に行く。それぐらいの信念が必要です。私は『風に立つライオン』のモデルになった柴田先生を存じている。とっても素敵で信念のある優しく温厚な人。こういう人生だから、割と血気盛んな感じかなと思うが、違う。穏やかな人だった。あなたも、頑張ってくださいね!」



「夢と現実にどう折り合いをつけていけばいいのか、アドバイスお願いします。私には夢があります。しかし、その夢を叶えるには、これから何年もアルバイト生活を送らなければならない事や、そもそも芽が出ないかもしれない事から、両親は反対しています。去年は、両親の説得に従い、公務員の試験を受けました。しかし、結果はすべて落ちてしまいました。そうこうするうちに、就職も決まらないまま、大学も卒業を迎えてしまいました。家族の事を思うと、ちゃんと就職をして、安心させなければならないと思っています。しかし、心の中で夢を追いかけたい自分もいるのです。このような決断のできない私に、何かお言葉を頂けたら幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「24歳の男性のお悩みですね。親御さんに“公務員を”と言われ、受けて落ちた。中途半端な気持ちだから、落ちたのだと思う。あなたに、その能力がないわけではないと思う。文面を読んでも、非常にしっかりとした真面目な人。人間って、別の方を向いて、別の事をやろうとしたら、無理なのです。親というのは、私も人の親なので分かるけれど“無難であって欲しい”と、誰もが願うもの。そこで覚えておいて欲しいのが、親は最後には、どんな事があっても、子どもの味方だという事。親は間違った方向にいかないよう、敢えてネガティブな事を言ったり、逆の事を言う。しかし、大事なのは、あなたがそれでも“やりたい、自分で稼いで生活もするし、迷惑はかけないから、やらせてくれ”と。その言葉を反対されても、ずっと強く言い続けていたら、親は最後には味方になるのです。だから折り合いをつけるには、まだ早すぎるんじゃない。それも若いうちにしかできない事だから、私はいいと思うけどな。私が親だったら、反対しながらも心のどこかで応援する。結婚や恋愛でもそうだが、親は時々反対をする。あれは、それでも乗り越えるかという“愛”。それでも覚悟を決めているのかどうかという事を言ってくれているのだと思う。あとは、現実を先輩として教えてあげているのだと思います」



「カラオケに行って『ラピスの丘』を歌うのですが、なかなかうまく歌えなくて難しいです。やはり、腹式呼吸の練習が必要だと思います。歌をキレイに歌うコツとかありますか」というメールをいただきました。

江原さん
「『ラピスの丘』は、腹式呼吸が確かに必要。なぜかというと、この歌は音程が難しい。これは、私に質問されても困る(笑)。私も音を結構はずすのです。いきなり“ラピスの〜 丘の上〜”とくる。あと、うまく歌うコツはリズム。三拍子のワルツ。それが一本調子になってしまうとダメなのです」



「受験勉強の時、江原さんの優しい声と、素敵な笑い声に、とても救われました。そして、なんとか第一志望の高校に受かる事ができました。本当にありがとうございます」というメールをいただきました。

江原さん
「15歳の方!おめでとうございます!!本当に良かったですね。これから高校時代も存分に楽しんでくださいね。この番組と共に…(笑)」




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●江原啓之 今夜の格言

「傷つくことはありません。磨かれたのです」
「今、すべての答えが出るわけではありません。いずれ気付く事も多いのです。
 だから、人生は楽しいのです」

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