2015/8/23
高校野球が終わると、夏が終わったと感じる人も多いのではないでしょうか。
「注目されていた選手もいましたが、これからずっと注目されるのだと思うと、親心になってしまうと、ちょっと心配。プレッシャーもあるでしょう。温かい目で見守ってあげたいですね。何事も光と闇。ずっと野球一筋で生きてきて、野球を引退してからの生活が大変だという人などもTVで目にする時もある。ひとつの事に従事して、それがうまくいけばいいけれど、そうでない時の苦しみ。何かに専念しているとそうなりやすいもの。人生って難しいですね」という江原さん。
前回『子ども・若者悩み相談室』をしたところ、大変多くの反響をいただきました。
そこで『子ども・若者悩み相談室 第二弾』をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Teenage Dream / ケイティ・ペリー
◇若者たち / 森山直太郎



「夏休み中なので会う事は出来ませんが、今まで男の子が苦手で好きになれませんでしたが、初恋している人がいます。私は定時制の高校にこの春から通っています。その子とは同じクラスですが、授業時間や接点が少ないので、その子を知る機会も少ないです。入学し、学級の係り決めをしている時の事。その子が下を向いて、照れたように笑っていました。それを見て、その子の雰囲気や佇まいすべてに惹かれました。一目惚れでした。私は自他共に認める極度な人見知りなので、話しかける事も出来ずです。その子も、あまり自分から話しかける事がなく、でもクラスの男の子にちょっかいを出されたりするとすごく嬉しそうにしていて、私もすごく嬉しくなります。こうして想う事は、相手からしたら迷惑な事なのでしょうか。生まれて初めて頭から離れないくらい人を想っていて、作業が手につかない事もしばしばです。でも、重たい女の人にはなりたくなくて。私も人と話すのが苦手ですが、その子と少しずつ心の距離を縮めていけたらなというところです。その子のペースに合わせて。これは恋と言っていいのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「恋ですね。青春だなぁ。そしてちょっと昭和の香りがする(笑)。今時の子たちの恋愛はもっとある意味、無味乾燥な気がする。恋愛は、ハラハラ、ドキドキ。これが楽しいんです。ちょっとした笑顔で一日がバラ色。それは素晴らしい事。重たい女じゃない。そういうふうに想う事が、悪い事ではない。だから少しずつ、友達になっていくべきですよね。仲良く心を通わせる事が一番だと思います」



「ネガティブな話になるのですが、すいません。私は人が怖いです。私に好意を抱いている人でも、いつか嫌いになる、バカにされる。いつもそんな気持ちで学校生活を過ごしています。それが原因で、勉強したり、容姿を磨いて自分の武器を作っていく事にいつも必死です。親にも何回か、勉強ができなかったら取り柄がないと言われ、傷つきました。実際に、これまでにも何度も嫌われたりしたのも、勉強があまりできなかったり、容姿が悪かったからだと、克服してからも強く実感しています。私はこの先、恋人も友達もできたとしても、この経験から、あまりその人たちを信用する自信がありません。こんな高校生どう思いますか」というメールをいただきました。

江原さん
「これは酷い。直接あなたに聴いてもらうのも悪いが、私は、親御さんが悪いと思う。これは、ネガティブではなく、ポジティブの裏返し。期待があるから恐れがある。期待と恐れは背中合わせ。人が怖いのではなく、人に好かれたい。だから、実はポジティブ。それを恐れの方から見てしまう。その恐れの原因は、親にも何回か勉強が出来ない、取り柄がないと言われたり、傷ついたから。一番身近で、オギャーと生まれ、最初の人間関係は親。その親に、いくらケチョンケチョンに言われても“オマエを愛してるよ。そこが良い所なんだよ”というのが大事。十のうち、九けなされても一愛のことたまがあると、変わるはずなんです。くだらないかもしれないが、一度チャンスがあったら“お母さん、私がこんなんでも、私の事、好き?もし、私が人生転落しても、私の事、叱っても愛してる?”と、訊いてみたらいいかもしれない。そういうのが大事だと思う。以前、『5時に夢中』で、子どもに障害があっても生むかどうかという話の時、アレクちゃんが“自分がもしも、障害をもって生まれてきたら、どうだった?”と、お母さんに訊いた事があると言っていた。すると“今以上に、大事に愛する”と言われたらしい。そういう事が、人生の軌道修正の元になるのです。だから絶対にあなたの事、愛していると思いますよ」


「夜食を食べないで寝るのは、どうやったらできますか?」というメールをいただきました。

江原さん
「シンプルですね。シンプルだけど深い(笑)。難しいですよね。私としてのアドバイスしかできませんが、大切なのは、早くに歯を磨く。食べたら、また歯を磨かなくてはならないと思うと、面倒。私も、時々そういう事します。夕飯を食べて物足らない時、早めに歯を磨く。また磨けばいいやと思ってはダメですよ。あとひとつは“朝、食べるぞ”と、すごく楽しみにして寝る。私は未だに朝起きて一目散に冷蔵庫に向かいます(笑)。今朝も、一目散に冷蔵庫に向かい、スイカを食べました。そうすると、なんと目覚めの良い事か!なんと爽やかな朝が来る事か!ぜひ、試してくださいね」


「以前(7/19)、メールを読んでくれてありがとうございました。私はスマートフォンを持っていない子の前でLINEの話や自分の知らない話をされ、嫌な思いをしました。だから、私はスマートフォンを持っても、持っていない子の前でLINEの話は絶対にしません。でも、お母さんはまだ買ってくれません。お母さんはLINEではなくても、話をする方法は他にもあると言います。でも、他の子と仲良く遊んだり、男の子と話をするだけで、最近○○ちゃんと仲良くしているよね、と、言われたりします。お母さんは、言う方がおかしいと言うけれど、言われるのは嫌だし、お母さんの時と今は違います。私もみんなみたいにLINEで話がしたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「時代が違うというのは、その通り。でも“年の功”という言葉もある。それだけ長く生きていれば、その分だけ知恵がある。私も自分の子どもに“オマエより、何回多くゴハンを食べていると思っているんだ”とよく言っている。経験と感動がそこにある。そこで、そうはいうけれども、LINE、みんながやっていて流行っているし、楽しいし、やりたいでしょう。でも知っているかな。LINEの面倒臭さ。既読したか、しないか。LINEによる無視や仲間外れ。自分のだけは、既読してくれない等。そういう余計な事までたくさん増える。それを、13歳から背負うのはキツイ。あなたの気持ちも分かる!でも、大人の考えからしたら、そういう面倒臭い人間関係を、親のせいにして逃げられる。LINEによる苦しみをたくさん調べてみるのもいい。今のうちだったらまだ“お母さんが、持たせてくれないから”で、まだ済む年。こんなに早くから人間関係の闇の世界に飛び込む必要はないと思う。今はもっと楽しく明るく過ごした方がいい。だから、ごめんね。私はお母さんに賛成。良いお母さんを持っていると思いますよ。先々、素晴らしい母を持ったと思うはず。お母さんは、敢えて悪者を買って出て、守ってくれている。優しいお母さんだと思います」



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●江原啓之 今夜の格言

「悩む事は、成長のはじまりなのです」
「自己憐憫が目的だと、永遠に悩みは尽きません」

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