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Peace of Mind 土曜の朝のサラ・オレイン Vol。44



寒い日が続いています。
沖縄でも雪が降ったというニュースがあったり・・・。
シドニー出身のサラ。そんな雪は珍しくて神秘的な存在なんだとか。

子供のころは雪が降る冬はファンタジーの世界。
だからこそ、音楽で雪を表現した作品を聴いて想像力を働かせていたそう。
今日は「雪と冬」を楽器だけで表現した作家ヴィヴァルディの四季「冬」のお話でした。



雪や冬を音楽でどうやって表現したか?
弦楽器で2つの音をいったりきたりすれうトレモロという表現を使って、
震える感じを表現したり、カサカサっとした冷たい音を鳴らして冬を表現。
寒いだけではなく暖炉の前ですごす人、そして外をみるとみぞれが・・・
そんな景色を表現している演奏方法。
アイススケートをしているシーンなども描かれているんです。

ヴィヴァルディは意図的に雪の映像を音で表すために、
スコアで具体的に演奏方法を指示しているのだそう。
この時代には珍しいことなのだとか。
しかも、スコアにはヴィヴァルディの直筆のポエムも書いてあるそうです。



知識をもって音楽を聴くとまた違って聞こえてきますね。
今日は音楽の授業のようなPeace Of Mindでした。


<PLAY LIST>
♪ 13 Jours En France (映画「白い恋人たち」のテーマ)
♪ River of Dreams/Hayley Westenra
♪ Let It Go/Sarah Àlainn