ON AIR REPORT オンエアレポート

入魂のショパン2017 直前スぺシャル2

17/04/24


今夜もお聴きいただきありがとうございます!

入魂のショパンまであと2週間!!!ワクワクしますね!
3回にわけての直前スペシャルで予習すると、本番もいっそう楽しんでいただけると思います!

今夜・2回目は、第3部、第4部で演奏される曲について解説、ご紹介しました。
すべてこの番組だけで聴ける過去の入魂のショパン音源です!

<プレイリスト>
M1 ショパン《即興曲 第1番 Op.29》演奏:横山幸雄(ピアノ)入魂のショパン2014より
M2 ショパン《スケルツォ 第2番 Op.31》演奏:横山幸雄(ピアノ)入魂のショパン2015より
M3 ショパン 《ポロネーズ 第5番 Op.44》演奏:横山幸雄(ピアノ)入魂のショパン2014より

M1は、ショパン27歳のとき作曲。当時の「即興曲」は今でいう即興演奏とはあまり関係がなく、気軽なジャンル、即興風の雰囲気を醸し出している曲、という意味。即興演奏に近いのが「幻想曲」と名付けられた曲です。

●今回の演奏会では、第2部から第4部で、20代後半のショパンの作品を作品番号順に演奏します。Op.26〜44です。作品群としては「ポロネーズ」「ノクターン」「プレリュード」「即興曲」「マズルカ」「ワルツ」「ソナタ」「バラード」「スケルツォ」・・・と実に多彩で、作曲家として充実した20代を送っていたことが分かります。
●シューマンのように作曲家によっては、ある時期に同じジャンルの作品をまとめて作るタイプもいますが、ショパンは、ほぼピアノ曲に絞って作曲しているものの、バランスよく様々なジャンル・形式を取り入れていると言えると思います。

M2の「スケルツォ」とは、ベートーヴェンが交響曲の中の明るい楽章を「スケルツォ」と呼んでいましたが、ショパンはそれを発展させてピアノ曲として独立させています。

M3の「ポロネーズ第5番」は、30歳ごろの作品で、今回の演奏会では、4部の最後に演奏されます。この頃、ジョルジュ・サンドのもつノアンの館で過ごすことの多かったショパン。パリの喧騒を離れ、創作活動に集中できる環境だったと考えられます。本作はそこで完成させた作品の一つ。

力強いコントラストをもつ作品がそろっています。ぜひ、会場でお楽しみください!

◎入魂のショパン2017
日時:5月5日(金・こどもの日)、お昼1時開演 夜9時ごろ終演予定
会場:東京オペラシティ コンサートホール
曲目:<第1部> エチュード集 Op.10 、エチュード集 Op.25
<第2部> 2つのポロネーズ Op.26 、 2つの夜想曲 Op.27 、24の前奏曲 Op.28
<第3部> 即興曲 第1番 Op.29 、4つのマズルカ Op.30 、スケルツォ 第2番 Op.31
2つの夜想曲 Op.32 、4つのマズルカ Op.33 、3つの華麗なるワルツ Op.34
ピアノ・ソナタ 第2番 「葬送」 Op.35
<第4部> 即興曲 第2番 Op.36 、 2つの夜想曲 Op.37 、バラード 第2番 Op.38
スケルツォ 第3番 Op.39 、2つのポロネーズ Op.40 、4つのマズルカ Op.41
ワルツ 第5番 「大円舞曲」 Op.42 、タランテラ Op.43 、ポロネーズ 第5番 Op.44
<第5部> マズルカ風ロンド Op.5 、 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22、バラード 第1番 Op.23 、ポロネーズ 第6番 「英雄」 Op.53 、子守歌 Op.57
舟歌 Op.60 、 ポロネーズ 第7番 「幻想」Op.61