高田史男 第1回 未来授業 Vol. 445

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「未来授業」。
今週の講師は、医学博士で北里大学教授の高田史男さん。北里大学病院に遺伝診療部を開設、遺伝診療の最前線に立つ専門家です。

自分が将来なるかもしれない病気の予防の為に、健康な体にメスを入れる。女優アンジェリーナ・ジョリーさんの決断は大きな反響を呼びました。彼女の場合、母親をがんで亡くしており、検査の結果自分にも同じ遺伝的形質があることが解って、乳房を切除する手術を受けたことを公表しました。遺伝子がもつ情報で、病気が予防できるようになった医療技術の進歩。

しかし、そこには個人につきつけられる重い選択、決断という課題があります。今週は、ハリウッド女優の決断が日本に投げかけた波紋。
未来授業1時間目。テーマは、『遺伝医療の現状』

◆高田史男(たかだ・ふみお)
医師・医学博士、北里大学大学院医療系研究科臨床遺伝医学教授
医学部卒業後小児科に進む。神奈川県立こども医療センター遺伝科に出向の際、遺伝医療の重要性に気づかされ生涯の道と決める。大学院修了後、ハーバード大学医学部留学。帰国後、北里大学大学院に臨床遺伝医学講座を、また大学病院に遺伝診療部をそれぞれ創設し遺伝医学研究と遺伝診療に従事。修士課程には日本初の遺伝カウンセリング養成プログラムを開設し認定遺伝カウンセラー養成と制度作りに取り組む。
近年は遺伝医療・遺伝カウンセリング・遺伝子検査の適切な普及を目指し、日本医学会、日本人類遺伝学会、日本遺伝カウンセリング学会で汗を流しつつ、メディアでの啓蒙活動とともに内閣官房、内閣府、厚生労働省、文部科学省、経済産業省、消費者庁等の官僚と議論を深めている。