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2007年09月18日
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森鴎外『杯』 朗読:金田賢一
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ある夏の日の朝、温泉宿の近くに湧き出る清らかな泉でのとある光景を散文の ように綴った小作品です。 十一、二の少しなまめかしさを醸し出し始めた年頃の、大人ぶった少女たちが 七人。賑やかに銀の杯で泉の水を汲んでいるところにやってきた十四、五の異国人の娘が一人。和を乱された少女たちはよそ者の娘の黒い杯をからかい始めます。ところが、その娘は「私は、器は小さくても自分の杯で飲みます」ときっぱりといいます。ここには鴎外の生き方の姿勢が含まれているようです。 金田賢一の抑制の効いた、娘たちを見守るような優しさ溢れる朗読をお楽しみください。 ※本朗読作品中には現代ではふさわしくない表現が含まれていますが、著者が差別助長の意図で使用していないことを考慮し、原作に忠実に再現しています。
(当作品の配信は終了いたしました。CD BOXにてお楽しみください。詳しくはこちらをご覧ください。)
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