レポート1 「東京から新幹線で最速約80分!“真田丸”の舞台、上田に到着」

北陸新幹線で東京から最速で約80分!「真田丸」で一躍脚光を浴びた真田家ゆかりの地でもある「上田駅」に到着。

上田駅前
上田駅前にある真田幸村像

まずは上田駅前にある「真田幸村公騎馬像」で記念撮影。
そこから「上田城」へ向かいますが、目につくのは、真田家家紋の「六文銭」。
上田駅の駅舎に「六文銭のオブジェ」、お土産屋さんに「六文銭の幟」、上田城の入り口には「六文銭をイメージした照明」…。

「六文銭」と言えば、「いつ命を落としても大丈夫なように、六文銭を常に身につけておく」三途の川の渡し賃。真田家の家紋は、「武士たる者、いつ命を落としても悔いが残らない戦いを」という気概から来ているものなんです。

現在「上田城跡公園」となっている「上田城」は、真田家ゆかりの城ですが、徳川軍を2度にわたって退けた
戦国の名城としても人気。東虎口櫓門(ひがしこぐち・やぐらもん)は、映画「サマーウォーズ」の陣内家の門のモデルになっています。

上田城跡公園
お約束の顔出しパネル(笑)
「顔出しパネル」発見!当然、記念撮影しちゃいました(笑)。

レポート2 「上田城下に残った最後の200m~江戸時代から続く北国街道の町並み・柳町~」

「上田城」から歩いて8分ほどにある、信州上田名物が並ぶ上田城下の「柳町」へ…。
「柳町」は、旧北国街道の面影を残す雰囲気ある一角で、江戸末期から明治時代の2階建て平入りの町屋が並び、
ところどころに「袖うだつ」が見られます。

柳町
隠れ家えん
上田名物「美味だれ焼き鳥」が楽しめます。

地酒蔵、信州そば、ベーカリー、ワインショップ、美味だれ焼き鳥など、上田の魅力的な銘品を楽しめる店舗が並び、
その店構えも当時の面影を残しながら整備されているので、歴史を感じることもできる通りです。

柳町屋の前で
アップルたまごタルト
真田REDアップル&濃厚カスタードの「アップルたまごタルト」は、柳町屋さんと真田REDアップルの若手生産者さんの共同開発。信州上田の新名物です。
はすみふぁーむ
はすみふぁーむの蓮見喜昭さん。


その一角にある東御市のワイナリー「はすみふぁーむ」のアンテナショップ「はすみふぁーむ&ワイナリーShop&Café」へ…。

「はすみふぁーむ」のオーナーは、10代で単身渡米し、大リーグの球団職員などユニークな経歴を持つ蓮見喜昭さん。世界放浪の旅の途中でさまざまなお酒に出会い、理想のワイナリーを設立する夢を抱き、ここ信州に移住してきたのは2005年。

荒れた畑を開墾して植えた約1,000本のぶどうの苗木はすくすくと生長し、2010年、委託醸造によって2009年ヴィンテージのシャルドネとメルローが初めてワインに。ワイナリーの畑では、欧州種のシャルドネ、メルロー、ピノ・ノワール、そして日本固有の品種、甲州などが栽培されています。

そのアンテナショップの店内では、はすみふぁーむのワイン各種、ジュース、ジャム、そして、はすみふぁーむのワイン、ジュースをグラスで試せるテイスティング・カフェも。


おススメは、信州産の食材をメインに使った「ワンプレートランチ(¥1,000-)」にはすみふぁーむのワインを一杯。

このランチにピッタリの蓮見さんのチョイスは、花のような甘い香りに反して味わいはすっきりの「Niagara Dry(白)」か、しっかりとした果実味が特徴の「2016Melrot(赤)」

「Niagara Dry(白)」「2016Melrot(赤)」

レポート3 「国産葡萄100% 世界に肩を並べる“ソラリス”を生み出した、マンズワイン小諸ワイナリー」

マンズワイン 小諸ワイナリー
ワイナリー見学も出来ます。



続いて小諸市にある
「マンズワイン小諸ワイナリー」へ…。

…長野県東部の小諸市にある「マンズワイン小諸ワイナリー」は、ぶどうの栽培から瓶詰めに至るまで、マンズワインの技術を結集して、プレミアムクラスのワインを生産する醸造所です。




1971年、昭和46年に醸造用ぶどう契約栽培を開始したマンズワインは、その栽培を通じて、中でも上田市や小諸市がぶどう栽培の適地であることを確信し、日本は雨が多く、土壌がヨーロッパと違いますが、そのことをマイナスと考えず、日本でしかできない良質なワインづくりに日々励んでいるそうです。

マンズ・レインカット栽培
「年間降雨量の多い日本で、完熟した健全なワイン用ぶどうを収穫するにはどうするか」。この課題を克服するために、ぶどうの垣根をビニールで覆って雨を防ぐ「マンズ・レインカット方式」を編み出した。
川俣工場長と希良
収穫されたぶどう
選果作業
収穫されたばかりのぶどうを手作業で選果。

ワイン用の葡萄畑で工場長の川俣昌大さんにマンズワインの歴史や栽培へのこだわりなどを伺ったあと、醸造所へ…。

取材した日は、ちょうど収穫されたばかりの「ぶどうの選果中」で醸造所内に「ぶどう」の良い香りが充満していました。

特別に圧縮されたばかりの白ワインのぶどうをひと口…「うわ~甘い美味しいブドウジュースだあ」

圧縮されたぶどうをひと口
白ワイン用のぶどうを圧縮しただけの状態の「ブドウジュース」を味見。
樽に入ったワインをテイスティング

そしてお待ちかねの???試飲コーナーへ!
もちろん、国内外の数々のコンクールで賞を取っている、国産ぶどう100%でつくられるプレミアムワイン「ソラリス」も
味見しちゃいました。

試飲コーナー
真剣に試飲中の希良

最後に、川俣工場長に長野ワインの特徴を聞くと、「長野のぶどうは、しっかり色がつくので、味が濃い、味深いワインが出来る」とのこと。そんな「味深さ」…堪能させて頂きました!

レポート4 「2.0% & 70種類? 長野ワインに合うアペリティフを訪ねて」

アトリエ・ド・フロマージュ

ワインを堪能したあと、長野ワインに合うアペリティフを探しに東御市にある「アトリエ・ド・フロマージュ」へ…。

2.0%と70種類???なんの数字でしょうか?

…「アトリエ・ド・フロマージュ」は1982年、創業者である松岡夫婦の「カマンベールを作ってみたい」という想いから始まり、まず勉強のため夫婦でフランスに留学。そこではチーズの作り方だけではなく、チーズの奥深さ、食事を楽しむ文化を体感し、ここ長野県の東御市でチーズを作るだけではなく、それを文化にまで高めようとする取り組みを進めているんです。


ワクワクしながらクルマを停めて店内へ向かう途中、「メロメロメぇ~~」と、ヤギたちがお出迎えしてくれました。可愛すぎるので思わず足がそちらへ…笑。

ヤギたちに別れを告げて、店内に入ると、様々なチーズ、チーズケーキ、タルト、ヨーグルトなどがところ狭しと並べられていて、併設しているレストランからは、チーズの香ばしい香りと共にピザを焼く香りが…。

ヤギたちがお出迎え
店内

「アトリエ・ド・フロマージュ」の塩川和史さんにこだわりを聞くと…
日本人でも受け入れやすい味にしているんだって!その秘密は、塩分2.0%!因みにヨーロッパは3.5%で味が強い。

代表3種のチーズを味見
左:ココン(国際コンクールゴールドメダル)
中:ブルーチーズ(国内外チーズコンテスト最高賞)
右:マールウォッシュ(ワインでwash!)

おススメの代表的な3種類のチーズを味見させて頂きました。
国内外のチーズコンテストで最高賞受賞した「ブルーチーズ」は、ブルーの味が舌に残っている間にワインを!国際コンクールでゴールドメダルを受賞した「ココン」はきめ細やかな味ですーっと口の中で溶けていく感じ。赤ワインが合うかな。そしてワインでウォッシュした「マールウォッシュ」は、歯ごたえもっちりのチーズ。この3種類の中で個人的には「ブルーチーズ」が一番好きかな?

チーズと赤ワイン
塩川さんと希良
アトリエ・ド・フロマージュの皆様と
チーズソフトクリーム
最後に別腹で食べちゃいました

続いて、ワインに合うアペリティフを提供するお店は、チャペルで味わう幸せなひと時、「東御ワインチャペル」へ…。

東御ワインチャペル
「しなの鉄道」の田中駅からも歩いて5分の好立地。



「東御ワインチャペル」は、「千曲川ワインバレー」に2016年8月にオープン。
オーナーシェフ石原昌弘さんと、奥様でシニアソムリエの石原浩子さんは、日本橋でイタリア料理店を経営していましたが東日本大震災をきっかけに、奥様の実家のある長野の東御に店を構えることになりました。

しなの鉄道 田中駅

ワインチャペルの名の通り、もとは結婚式専用のチャペルだった建物は、石原さん曰く「幸せな思い出しかない場所」と言うように、ステンドグラスから差し込む光がなんとも心地良いスペース。

ランチセット
☆きまぐれサラダ、ソムリエおすすめのグラスワイン、豚肉と秋ナスのスパゲッティ柚子こしょう風味、本日のドルチェ。
ソムリエでもある奥様の石原浩子さん

メニューは、地元産の野菜や東京時代からなじみの業者を通して、佐渡の魚介を使ったピザやパスタのほか、
ワインに合うアラカルトもおすすめ。
この日は、ランチセットを注文して、珈琲などお好きな飲み物の中には「ソムリエおすすめのグラスワイン」も!もちろんそのワインをお願いしました。ワインは、千曲川ワインバレーを中心に70種類が楽しめます。

レポート5 「創業100年を誇る 島崎藤村ゆかりの宿 中棚荘」

“まだあげ初めし前髪のりんごのもとに見えしとき…”

島崎藤村の「初恋」にちなんだ創業100年を誇る大人の隠れ家旅館、中棚荘は、明治31年創業。現在、平成館と大正館、そして登録有形文化財の 食事処「はりこし亭」の3つの建物があります。

「千曲川旅情の詩」の一節にある、「千曲川いざよう波の岸近き宿にのぼりて…」の宿はここ「中棚荘」を詠ったものなんです。

中棚荘
中棚荘に到着!

宿に着くなり、お風呂へ!
なぜかというと…今の時期(10月~5月の期間)、りんごの浮くなんとも不思議な「初恋りんご風呂」が早く見たくて!!かわいいりんごとの混浴にテンション上がります。

暖炉
自由に薪をくべて良いんです!
初恋リンゴ風呂
リンゴ風呂は10月~5月まで

お風呂のあとは、夕食。
明るい女将さんの富岡洋子さんとのおしゃべりがなんとも楽しく、女子トークで盛り上がっちゃいました。

女将と希良
明るいキャラクターの女将さん富岡洋子さん
神無月 会席料理 雪
ワインはもちろん「中棚荘」のオリジナルワイン

女将曰く、料理は野菜をなるべく多く使い、すべて温泉水を使っているそうです。
また「初恋りんご風呂」は、33年も続く人気の企画でアロマテラピー効果もあるとか…。

玄関そばにヤギ
女将さんが美味しいヤギ乳を提供するために飼い始めたようです。朝食にヤギ乳が出ますよ。
はりこし亭
敷地内にある江戸時代の旧家を移築したお食事処「はりこし亭」

そして「中棚荘」には他の旅館にはないある特徴が…。
それは、ぶどうの栽培をして、オリジナルワインを作っているんです!

中棚荘の葡萄畑

翌朝、中棚荘からクルマで20分ほどの丘に中棚荘の葡萄畑へ…。 5代目の富岡正樹さんと三男の隼人さんが中心となって育てています。 正樹さんが、初めてシャルドネを植えたのは2002年。 さらに2009年からはメルローとピノ・ノワールを育て始めました。15年以上を経た今、中棚荘でのおもてなしだけでなく、販売もできる生産量になりました。

そして念願だったワイナリーの計画もあり、近く建設するそうですよ。楽しみ~~~。

荘主の正樹さんと三男の隼人さん 中棚荘のワイナリー計画地

歴史ある和風の旅館でワインを嗜む…なんとも贅沢なひと時体験させて頂きました。

photo by 高田梓

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