TALK SESSION

RIPSLYME SHOCK THE RADIO

RYO-Z 春フェスにRSFM5にと続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

PES やっぱりライブやんないとねぇ~、ライブやるためにねぇ、頑張ってますから~!

RYO-Z ライブはやらないと…!

PES ライブは最高ですね、なんだかんだ言って。

RYO-Z “ライブ イズ ライフ”ですよね~ありがたい。

PES 本当にそうですよね。

RYO-Z そういう事を実感しながら楽しんでおります。ありがとうございます!ぜひ皆さん現場でお会いしましょう!

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今回は、御年70歳にして今年25年ぶりのソロアルバムをリリースしたレジェンド、s-kenさんが登場!

RYO-Z いやぁ…来ましたよ…!

PES はい。

RYO-Z まさに“リービング・レジェンド”ですよ。どんなお話が聞けるのか…!?

PES 楽しみですね。



♪ ブロウ / RIP SLYME

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RYO-Z それでは早速ゲストの方をお呼びしましょう。s-kenさんです!

s-ken こんばんは、s-kenと申します。

RYO-Z ありがとうございます。急なお願いで…!

s-ken こんな人気のある番組に出させて貰っちゃってね。

RYO-Z&PES いやいや…!!

RYO-Z こちらこそ光栄です。

PES ありがとうございます。

RYO-Z 今日はあれこれお話しをお伺いしていきたいのですが、まずはs-kenさんの簡単なプロフィールから!

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s-ken
1970年代初頭から音楽活動を開始。
78年にバンド「s-ken」を結成し、フリクション、LIZARDなどとともに、伝説のパンク・ニューウェーブムーブメント「東京ロッカーズ」を牽引。
その後80年台には東京クラブシーンの黎明期を支え、90年台からはプロデューサーとして活躍。
クラムボン、スーパーバタードッグ、PE’Zなど多くの才能を発掘し、現在までに100作以上の作品をプロデュース。
そして今年、自身の作品としてはなんと25年ぶりとなるアルバム「Tequila the Ripper」をリリース。
御年70歳…!!

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RYO-Z 短い時間ではとても聴ききれない濃厚な音楽人生、ここからギュギュと凝縮してお訊きしていきたいのですが…。s-kenさんは70年台にYAMAHAの特派員としてNYにわたり、そこで後にパンクの聖地となるCBGBに出入りしショックを受け、それを日本に持ち込んだ…と聞いたんですけど!

s-ken 1975年から2年半くらいにアメリカに行ってたんですけど、ちょうどアメリカでたまたまパンク・ニューウェーブの流れ、ヒップホップのサウス・ブロンクスの流れ…。それとニューヨークのDJがシカゴに渡り、ハウスの源流となるような…僕はトータルしてあの切れ目を“路上の美学”と呼んでいるんですけど、それをたまたま経験しちゃったって感じですね。

RYO-Z&PES おお…!

RYO-Z 当時のニューヨークはどういう空気だったんですか?

s-ken 今、“路上の美学”って言ったでしょ?何か発生する時って、ビートの話になると…昔、リヴァプールのキャヴァーン・クラブで“こんなムーヴメントが起きたんだ!”とか“同じビートがいっぱい出て来た”みたいなそういう匂いがあって。当時のCBGBだと、トーキング・ヘッズ(Talking Heads)、ブロンディ(Blondie)、ラモーンズ(Ramones)とか…知ってる?

RYO-Z 名前だけは…!

s-ken そういうグループでもそんなに客が入る感じじゃなかったんだけど…。毎日2年半、3日空けずにライブを観てる訳でしょ。だから新しい音楽が出てくる匂いのような物を感じちゃったわけ。

RYO-Z&PES へぇ~!

s-ken ヒップホップに関しては…ちょうど、DJクール・ハークにしろ、アフリカ・バンバータにしろみんな当時は20歳前後だから…。

PES ああ…!

s-ken ロンドン・パンクが当時、年齢的には同じなんですよ。セックス・ピストルズ(Sex Pistols)のジョニー・ロットンが50年代生まれでしょ?だからたまたま巡り合っちゃって、路上の美学的な音楽…リアリティ。そういうのが好きなので、その現場に居合わせちゃったの。

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RYO-Z そのNYの空気をたっぷり吸い込んだs-kenさんなんですが、25年ぶりにニューアルバム「Tequila the Ripper」を3月にリリースしたわけなんですが…!!何故、25年ぶりにアルバムを作ろうと思いになったんですか!?

s-ken ちょっと話が長くなっちゃうから掻い摘んで言うと…。やっぱり、何故か45歳くらいにプロデューサーの道に行っちゃって。気が付いたら2、3年前に(プロデュースした)作品が100タイトル超えちゃって。10年くらい前に、僕が80~90年代にリリースしたアルバム5枚をユニバーサル(ユニバーサル ミュージック)とソニー(ソニーミュージック)が共同で作品を全て再販してくれたんですよ。その時は歌う事に復帰するなんて考えてなかったけど、レコード会社の方が「今こそ、若い人にs-kenさんの音楽を聴いてもらいたいんですよ!」って言われて…!また当時、s-ken&hotbombomsの仲間が訪ねて来てくれて、みんなから「またs-ken歌ってくれ!」って同時に来たんですよ。

RYO-Z&PES はい…!

s-ken それでだんだん僕の出番が増えていって、“じゃあ…!”って事です。

PES 自然な流れですよね。

RYO-Z ちなみに、“この歳だから歌えた事”“この歳だから鳴らせられる音”とかあります?

s-ken 2、3年前にプロデュースした作品が100作を超えた時に、ウチのスタッフに「俺はもう1回アルバム作るぞ」って言っちゃったのね。

RYO-Z はい…!

s-ken 言ってから作ったから…(笑)いざ作るってなると、オヤジ…ジジイの歌を誰かが歌っているのを参考にしたかったんだけど、無いんですよ!

RYO-Z (笑)!!

PES そうですよね。

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s-ken 無いって事は歌う題材が無いのかなって思ったんですけど、意外と歳をとると若いヤツらに言いたい事もあるし、「昔の友達どうしてるかな?」って事もあるし、「いっぱい歌の題材あるじゃん!」と。

PES 歌詞がすごかったです…!

RYO-Z 全部がすごかった!

s-ken 全部ジジイの歌です!(笑)

RYO-Z いやでも、すごい知的でポエティックで…!そんなs-kenさんのニューアルバム、「Tequila the Ripper」から、1曲聴かせて頂きたいんですが、曲紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

s-ken 『酔っ払いたちが歌い出し、狼どもが口笛を吹く』!



♪ 酔っ払いたちが歌い出し、狼どもが口笛を吹く / s-ken

RYO-Z アーティストとして表に立っていたs-kenさん、90年台からは裏方に回りプロデューサーとしての活動を始めたわけなんですけども、これはどういった流れでそうなったんですか?

s-ken 当時はCDのプロデュースの前にイベントのプロデュースがかなりあったんですよ。さっきみたいに「やってくれ」って言われて、東京ロッカーズを仕切っていたイメージがあるかもしれないけど、僕が仕切ったというか、仕切れるヤツがいなかったから俺がやってて。『東京ROCKERS』のタイトルも通しタイトルのサブタイトルで付けたから。

RYO-Z&PES へぇー!

s-ken そういう事が出来るヤツがいなかったのよ。だから終わってみたら、「クラブイベントとかできるでしょ?」って言われて、その結果レコード会社から少し進んだ話で「s-kenレーベルで2年間、8枚アルバムを制作してくれ」って入って来て。

RYO-Z&PES おお!

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s-ken 最初にやったのは、アシッドジャズかな。(アルバム『JAZZ HIP JAP』)Monday満ちるDJ KRUSHDJタケムラとかいて…!“チャンス”レーベルが出て、エスカレーターズ浅田香織(BONNIE PINK)DJ KRUSHとか…。プロデューサーってアレンジャーから入る人が多いじゃないですか。僕の場合は、自分のアルバムは自分でプロデュースして、イベントプロデュースもあったので、「これだったらCDのプロデュースも簡単に出来るだろう」って事で、自分のイベントに出していた、まだ名も無いアーティストがたくさんいましたから、「ボンボン出せるでしょ?」っていう流れになっちゃって…(笑)。

PES なっちゃった…(笑)

s-ken 悩んだよ!自分の事が出来なくなっちゃうから。プロデューサーってアーティストより目立っちゃダメじゃないですか。

RYO-Z でも、すごいなぁ…!

s-ken どんどん自分は目立たないで、アーティストを世に出す所にどんどん入っていったら今の会社もその流れで出来ちゃったの。

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RYO-Z なるほど…!そんなs-kenさん、今月5月26日(金)には、ビルボードライブ東京でのライブが控えています!リハーサル中だと思いますが、どんなライブになりそうですか?

s-ken アルバムはだいたい34人くらいが参加してくれたんですけど、その時、演奏してくれたhot bonbomsが、今回のビルボードライブではフルメンバーで出演します。

RYO-Z 竹中直人さんなんかも…!

s-ken 竹中さんはアルバムにも参加してくれて…!15年くらい会ってなかったのにいきなり電話が掛かってきたんですよ!

RYO-Z (笑)。

s-ken いきなり掛かってきて「アルバム作るそうじゃないですか。僕はコーラスとして使って貰えるんでしょうか?」って。

PES すごい!!(笑)

RYO-Z 向こうから!

s-ken 向こうから!嬉しい限りですよ!今回もアルバムタイトルソングのコーラスをやってくれてるの。

RYO-Z とにかくびっくりしたのが、演奏も、歌も、詞もさる事ながら、“音”自体がものすごく良いですね!!

s-ken そうですか?

RYO-Z はい!マスタリングやミックスなど色々含めてだと思うんですが…。

s-ken 切り目無く作り続けてきたでしょ?それを自分に置き換えただけであって、曲作りもやってたしね。ブランクは無いからさ。

PES そうですよね。

s-ken でも歌えるか不安だった!

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RYO-Z すごいバッチリでした!素敵なアルバムになっておりますでので、ぜひ皆さんお聴きくだささい!最後の質問です、この番組では、全ての方に「カッコイイ大人とはどんな人か?」をお伺いしています。もう既に目の前にいるんですが…!(笑)

s-ken (笑)!カッコイイ大人ってイメージが色々あると思うんですけど、歳をとってくるとだんだんカッコ良く無くなっ来るんだよ人間って。歳をとってカッコ良くなるっていうのがどういう事なのかって言うと、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』って観ました?

RYO-Z はい!

s-ken 80~90歳くらいのオヤジがよ「俺は愛人が5人いるからよお」なんて言っちゃってさ~!あれはアリだと思いましたね。

RYO-Z&PES (笑)!!

s-ken カッコイイって突き詰めていくと…言葉にするとあれかもしんないけど、“全てに自由を。野性に知性を。友には相応しき贈り物を。トラブル・イズ・マイ・ビジネス。ふと見上げる夜空に天国を探す”。

RYO-Z&PES お~!!!頂きました!

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s-kenさん、本日はありがとうございました!!

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