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RYO-Z すっかり深まってまいりましたね〜秋が!ど真ん中って感じなんでしょうか?秋といえば”秋の夜長”という言葉がありますけども、秋の夜長という言葉を聞くとアタクシついつい「あの曲…!」という曲がございまして。昔、よく雑誌のインタビューで、色んなアーティストの方にインタビューしている中でとある先輩が「秋の夜長にこんな1曲。」と言って掛けていた曲があるんですが、KMDというね!いつの時代なんだろうっていう……1991年!!(笑)そんな大昔のタイムスリップした感じのKMDの『Peachfuzz』っていう曲があって、これがすごい秋にピタッと来るんじゃないかと!俺の勝手な、秋と言ったらこの曲ってなってるので掛けたいと思います!…!



♪ Peachfuzz / KMD

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今回は世界を股にかける”サムライギタリスト”MIYAVIさんが登場!じっくりとお話をお聞きしていきます!

RYO-Z 本日のゲスト、MIYAVIくんです!よろしくお願いします!

MIYAVI よろしくお願いします!

RYO-Z ご無沙汰しております!

MIYAVI もうね…最後に会ったのがいつだったか覚えてないもん。

RYO-Z 覚えてないよね。2人で会うのはかなりご無沙汰ぶりだよね。

MIYAVI うん。ご無沙汰ぶりっていう日本語あんの?って感じだけど。

RYO-Z (笑)そんなのは無いんですけど…!よろしくお願いします!

MIYAVI よろしくお願いします。

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RYO-Z 今回NEWアルバムが出来てしまった…!!作ってしまったという事で…!

MIYAVI はい。

RYO-Z 11月8日(水)にリリースされる「SAMURAI SESSIONS vol.2」。一足先にチェックさせてもらったんですけど、すごいね!まずメンツが!

MIYAVI アザッス。

RYO-Z まず三浦大知、SKY-HI、EXILE SHOKICHI、VERBAL、coldrainからMasatoくん、ちゃんみな、KenKen、HYDEさん、シェネルとトンデモないメンツを揃えてますけど…!!

MIYAVI ええ。

RYO-Z これはもうMIYAVIくんにしか集められない…!

MIYAVI そうかな?

RYO-Z そうでしょ!

MIYAVI じゃあ、そうかな…。

RYO-Z これはスゴイなぁと。

MIYAVI ありがたい事です。

RYO-Z これどうやって作業を進めていった感じですか?

MIYAVI 元々「SAMURAI SESSIONS」ってvol.1が4、5年前に出てるんですけど、その当時はぶつかってセッションして、三味線の上妻(宏光)さんとか、フラメンコ(ギター)の沖仁さん、KREVAさん、細美(武士)くんとバチバチやって、その”衝動”をプロデューサーの亀田誠治さんがパッケージングしてくれるっていう感じだったんですけど。今回はMIYAVI自体も前作「Fire Bird」というアルバムも含めて、ロサンゼルスで作業をしているので、その製作ベースは向こうで作って各アーティストに…主にシンガーですね。今回は、ぶつかった時の衝動っていう所から今は自分のギタースタイルも”メロディー”とか”ハーモニーを奏でる”という方向にどんどん来ていて…。そういう意味で、今回はシンガーと一緒にやる、どちらかというと”共に奏でる”というか、同じ所に向かって1つの作品を作り上げていく。

RYO-Z うん。

MIYAVI 基本的には、こちらで作った物を投げて、自分のイメージとか伝えて、そこから一緒に詰めながらやっていった感じですね。

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RYO-Z じゃあvol.1がバチバチやる感じなら、今回は寄り添っていく感じの。

MIYAVI そうですね。実際は自分のプレースタイルも変わってきたというか、”どうギターで歌う?”、”ギターで叫ぶ?”、「どう新しいギタースタイルを構築していくか?」っていう所にシフトしていって。これぐらいキャッチーにいけたのも、本当にみんな真摯に熱く取り組んでくれて、彼らがいなかったらこの境地には来れなかったなと感じてますね。

RYO-Z それではこの辺りで、その「SAMURAI SESSIONS vol.2」から1曲お聴かせ頂きたいんですけど…!

MIYAVI はい!

RYO-Z 曲紹介お願いします!

MIYAVI ”MIYAVI vs SKY-HI”『Gemstone』



♪ Gemstone / MIYAVI vs SKY-HI

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RYO-Z まあMIYAVIと言えばギターリストとしてはもちろんなんですけども、役者としてもinternationalな活躍をしておりますけども…!何で海外とか行っちゃうわけ!?すぐ!!

2人 (笑)!!

RYO-Z 「スゴイな!」っていつも思うわけ。

MIYAVI 彼女か!

RYO-Z (笑)なんで海外とか行っちゃうのよ!

MIYAVI あの〜何だろうな…自然というか、実際に俺達はインターネットが普及している時代に生まれて、俺なんかの場合は気付けば地球の裏側のブラジルとか南米に、自分のファンコミュニティが何千人もいて…という状況から始まって、それがホントに沖縄や北海道に行くようなもんで。

RYO-Z あ〜。

MIYAVI もちろん距離感は違うけど、そこに自分の音を求めてくれる人がいるならば行くし、実際に行けば行くほどよりその必要性というか、日本人として島国で過ごしているとなかなか情報も入りにくい、言葉も…例えば映画にしたらサブタイトルが付くまで待つとかさ、ニュースとかもどこかで入って来ない事もあったりさ、どんどん「世界の中に日本がある」って意識した上でやっていくのがスゲー大事だなって思ったし、思ってるし。当たり前に日本の音楽が世界で鳴り響いてほしいなって思うから…。そういう感じですね。

RYO-Z いつ頃からそう思うようになったの?「海外に出ちゃうぜ」とか。

MIYAVI 10代の時から。

RYO-Z もう。

MIYAVI 18、9歳の時にバンドでアジアとかでライブをやり始めてたんで、そこで自分の…例えば”語学力の無さ”とか、色んな事に気が付き始めて。「どうせやるんだったら、自分の音を世界で鳴らしたいな」って思って。

RYO-Z 英語はどうやって覚えたの?

MIYAVI 向こうでもう…(ジェスチャーをしながら)。

RYO-Z (笑)良いジェスチャー入りましたけども!

MIYAVI ちょうど10年前だよね、俺は喋れなかったから…。

RYO-Z え〜!10年でこんなに変わるの!?

MIYAVI うん、喋れなかったよ。向こう行ってダンスとかやって。ダンサーの友達とサンタモニカのビーチに行って発電機を買って、ストリートパフォーマンスをやって。

RYO-Z えええ!!!すごいよね!(笑)

MIYAVI やってたね。

RYO-Z ガッツがあるよね!飛び込んじゃうんだねまず!

MIYAVI 飛び込んじゃうね。結構、そこでメシ食ってるストリートパフォーマーとケンカになりそうになってやってたね。

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RYO-Z 色々喋ってきた仲でのエピソードとして、これ言って良いか分からないけど、元々サッカーをやってたんだよね!

MIYAVI うん。全然良いよ!今ドキドキした!「何言うねん!?」って思って(笑)。

RYO-Z (笑)。サッカーをずっとやってて、ちょっと色んな事情があってサッカーの道を諦め、音楽の方向へドンッと飛び込んでいくわけじゃん。

MIYAVI はい。

RYO-Z その時点ですごいなって。

MIYAVI でも朝から晩まで暗くなるまでボールを蹴っていて、ケガして…。プロのユースチーム入ったりとか…。

RYO-Z そこもすごいしね!!

MIYAVI もうこれでメシを食っていくつもりだったけど、そこで挫折というと聞こえは良いけど、結局弱かったんだよね。乗り越えられなかった自分がいて、腐りそうになって…。14、5歳で色んな事を覚え出す時期で、たまたま俺はギターに出会って、ギターを弾いた瞬間に「ああ、これは何かできる!コイツが俺をどこかへ連れてってくれるかも…!」って思ったのが最初で。そこからずっとギターを弾いて。だからぶっちゃけサッカーで培ったアビリティを全然活かし切れていないと思うんだけど(笑)。

RYO-Z いや根性が鍛えられてるんだよ。

MIYAVI ”ひとりひとつごと”じゃないけどやり続ける事で、今またギター以外の事で色んな事も見え始めてるし、何より目の前の事を精一杯やるしかないんだろうなって思ってますね。

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RYO-Z もしこの番組を聴いているキッズ達で「世界に出たいぜ!」というような子達のために何かアドバイスがあったら教えてほしいと思うんですけど。

MIYAVI でも良いんじゃないですか?どんどん…!!

RYO-Z あんまり深く考えないで!

MIYAVI そうでしょ。

RYO-Z 飛び込んじゃえと!

MIYAVI あんまり考え過ぎて動けないよりかは、考えず動いて失敗する方が…今はキツいかもしれないけど5年後10年後に活きてくると思うので。

RYO-Z うん。

MIYAVI 特にやっぱり日本というのは島国じゃないですか、でも19世紀ヨーロッパ、20世紀はアメリカで、21世紀はアジアなんだよね。今の中国・韓国を見ていて分かる通り、日本ももっとチャンスがあるし、もっとやれる事があると思うんですよね。そのやるタイミング、チャンスが来た時に、やっぱり「世界の中に日本がある」っていう事を感じる必要性はすごくあると思うんですね。オリンピックも来ますけど、この広い世界の中に俺達日本があって、そこで「どう世界に対して発信していけるか?」っていうのは、もう肌で感じないと分かんないし。そういう意味では、何も無くてもどんどん行って良いんじゃないかなと。

RYO-Z ”まさに今”という時なんだね。

MIYAVI うん。

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MIYAVIさんは11月8日(水)にNEWアルバム「SAMURAI SESSIONS vol.2」リリースの他、11月30日(木)からツアーもスタートします!

RYO-Z これはどんなツアーになっていくんでしょうか?

MIYAVI まあ「SAMURAI SESSIONS vol.2」からのゲストも呼びつつ、次のMIYAVIのステージというか、スタイルで臨みたいと思ってて。いちギタリストとして、俺達は例えばジミヘンとかエリック・クラプトンとかたくさんの人達から影響を受けてきたけど、同じ事をやっていても同じ事、同じ衝動は与えられなくて、この時代における新しいギターミュジックの在り方、ライブも含めて提示していきたいなと思ってるんで。そういう意味では色んな事を実験していきたいなって思いますね。

RYO-Z ゲストも期待できる感じですか…?

MIYAVI そうですね!

RYO-Z あ〜ちょっと楽しみな感じですね。ちなみにMIYAVIが思う5年後、10年後のビジョンがあったら教えてほしいなと思うんですが。

MIYAVI う〜ん…無いっすね。

RYO-Z (笑)!!

MIYAVI だいたい出たとこ勝負なんで。しいて言うなら、UNHCR(国際連合難民高等弁務官事務所)の人達と仕事をさせてもらっていて。難民キャンプに行かせてもらったりとか、この前もスイスのジュネーブで毎年、難民問題に貢献した人達をアワードを送る伝統のある式で演奏させてもらって。自分も2児の父で、教育…。今、ロヒンギャの人達がミャンマーからバングラディッシュに避難している中で、必要なのは最初はやっぱり”食べ物”、”水”、”健康(health)”なんだけど、その次は”教育”だと思う。実際に自分がキャンプに行ったりすると、子ども達がケンカしたりとか…。

RYO-Z ああ。

MIYAVI やっぱりまず”モラル””フィロソフィー”を教えてあげないと。だって彼ら彼女らが自分達の未来を作っていくわけじゃない?

RYO-Z そうだね。

MIYAVI その彼らの根本にある考え方が曲がっちゃったら、それは世界も曲がるよね。

RYO-Z うん。

MIYAVI そういう意味では、教育こそが人類として”未来への投資”だと感じていて。俺らも音楽をやっていて似たような所があるというか、聴いてくれる人達に対してある種の啓蒙というか自分達のメッセージを伝えて、彼らも影響を受けてくれるわけじゃない?

RYO-Z そうだね。

MIYAVI そういう意味で、教育に何かしら自分も関わっていきたいなと思ってますね。

RYO-Z へぇ〜。

MIYAVI 俺らにはそれだけの影響力があるし、俺達が発信できるってそういう意味だと思うから、何かしら未来にとってプラスになる事をやっていきたいと思いますね。

RYO-Z 素晴らしい。

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最後にMIYAVIさんへ「カッコイイ大人はどんな人か?」伺ってみました。

MIYAVI 「子ども達と真っ直ぐ向き合えるかどうか。」かなと思いますね。それが俺達の責任でもあるし、使命だと思うので。

RYO-Z 子ども達と真っ直ぐ向き合える人がカッコイイ大人ということで…頂きました!そうだよね、子どもに向き合えるのは大人しかいないもんね!

MIYAVI うん。大人がその目線で、”子ども”じゃなくて”同じ人間”として同じ目線として語っていく事で、聞いてあげる事がすごく大事だと思いますね。

MIYAVIさん、本日はありがとうございました!

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