今週は茨城県の「茨城ゴルフ倶楽部」で、2016年最初の女子メジャー公式戦
「ワールドレディスチャンピオンシップ」が行われています。
ゴールデンウィークということでたくさんのキャラリーの方が
詰めかけています。そして、今日からいよいよ決勝ラウンドですね!
今週はこの試合会場で、今年女子プロのミーティング委員長を
務める、一ノ瀬優希プロにお話をうかがいました。
ミーティング委員長、、というと他のプロスポーツでいうと「選手会長」のような存在です。
まず、一ノ瀬優希プロのプロフィールです。
1988年 熊本生まれ。小学時代はバドミントンに熱中。しかし、中学にその部がなく、
12歳の時に軽い気持ちでゴルフクラブを握り、お父様の指導を受け、上達。
2004年、16歳のとにに日本女子アマで初出場ベスト16入り、
2005年九州女子アマでは2位タイとなり、ナショナルチームのメンバーにも選ばれています。
そして2007年には、プロテストに一発合格。LPGA新人戦でも優勝。
2008年には賞金ランキング49位で2009年のシード権を獲得。
その年には39位、2010年位は44位とシード権を守り、
2011年は55位と一度シード権を失いますが、
2012年は33位、2013年は初優勝も遂げ賞金ランキングも13位、2014年は優勝2回で、賞金ランキング31位、
そして、昨年は47位と、連続してシードを守られています。
ただ、2014年から左鎖骨付近の痛みに悩まされ、
5月から2ヶ月間休養。7月に復帰されますが、復帰初日に棄権、残りシーズンを全休。2015年は開幕戦より復帰、3位タイなどの
成績をあげるも、復活優勝は実現せず、まさに、今シーズンの復活優勝が待たれています。
今年は節目の「プロ10年め」、ミーティング委員長としてまさに女子プロを引っ張る存在として頑張っておられます。
先月、熊本の地震のために女子プロの試合も中止になりましたが、実は「熊本」は一ノ瀬優希プロの地元です!
実家も被災して、ほとんどの家具が壊れてしまったそうです。
そんな状況の中でも女子プロとして、みんなを束ねるミィーテイング委員長として募金や選手間の意見の取りまとめに奔走、リーダーシップを発揮されます。
怪我や災害を経て、普通にゴルフをできる事の素晴らしさを改めて認識したという
一ノ瀬優希プロ、リハビリ仲間のためにも、熊本のためにも復活優勝が待たれますね。