10月2日、第49回「日本一の女子ゴルファーを決める試合」
日本女子オープン選手権大会の決勝ラウンドが行われ、
まさに今年の女子ゴルファー日本一が決定しました!
世界からの強豪選手、そして、プロが目の色を変えて臨むこのメジャーの
試合で優勝したのはなんと!アマチュア17歳の畑岡奈沙選手でした。
この日本女子オープンはもちろん、女子メジャーの試合で
アマチュア選手が優勝するのは史上初めて、そして、17歳というこれまでの最年少記録も塗る変える快挙。
実は先週の日本女子オープンの初日の取材リポートでもご紹介しましたが、、、今回はアマチュアのがんばりが大きく注目
された試合でした。それだけ若い力が伸び、日本の女子ゴルフ界にも新しい波が来ている、、、そんな印象を強くする大会でした。
3日めには、この番組でもインタビューさせていただいたアマチュアの15歳、長野未祈(みのり)選手が通算5アンダーで
トップに立ちました。この時点で国内メジャー大会でアマチュアの選手が単独首位で最終ラウンドに進むのは史上初めて。
2打差の2位で柏原明日架プロと堀琴音プロが追い、4打差の1アンダーで
5位タイに入ったのがアマチュア17歳の畑岡奈沙選手です。
そして、最終ラウンド、堀琴音プロとの息詰まる首位争いを制したのが畑岡奈沙選手です。
茨城県出身 日本女子アマチュアランキング1位。
1999年、1月13日生まれ。茨城ルネサンス高校3年。
身長158センチ。
世界に通用し、また未知なる世界に挑んで欲しい、、アメリカ航空宇宙局「NASA」にちなんでつけられた「 奈沙」という名前!
畑岡奈沙選手は、アマチュアでメジャーに勝利!というまさに女子プロゴルフ史上初めての快挙を成し遂げられました。
ナショナルチームの一員として世界各国を歴戦。
5月には関東女子ゴルフ選手権で優勝。6月には日本女子アマで準優勝。
7月には世界ジュニアゴルフ選手権で優勝。全米女子アマでもベスト8!
この世界レベルでの試合経験が日本女子オープンで実を結んだと言えるでしょう。
今回、4日間、バッグを担いでキャディーを務めたのが畑岡選手のおかあさん。
元々は、ゴルフ場で働くおかあさんの影響でゴルフを始められたそうで、優勝インタビューでもそのおかあさんへの感謝の言葉が印象的でした。
「お世話になった方への感謝の気持ちを忘れないプレイヤーになりたい!」
今後のプロ転向宣言、そしてアメリカでプロを目指すQスクールへのチャレンジと、、
また一人目を離せない女子ゴルファーが登場しました。
では、第49回 日本女子オープンの上位選手です。
優勝は4アンダー 畑岡奈沙選手
2位は3アンダー 堀琴音プロ
3位は2アンダー 申 ジエ
4位タイ、1アンダー 昨年のチャンピオン チョン インジ選手 下川めぐみプロ
6位タイ 鈴木愛プロとアマチュアの西村優菜選手、イチヒプロ
9位 服部真夕プロ
そして10位タイに青木瀬令奈プロ 菊地絵里香プロ イナリプロ
有村智恵プロ、そしてアマチュア 長野未祈選手
15位タイに茂木宏美選手他4名が入っています。
決勝ラウンドに進んだ選手は64名、そのうちアマチュア選手は10名!
女子ゴルフの未来への「時間」は確実に進んでいます。
実は、、、私も今回畑岡奈沙選手のプレイを拝見したのですが、、
ティーショットを打った後になんか手に持っているなーと思って
良く見たら、、目土袋を持ってフェアウエイを歩いていたんです。ゴルフ場の芝生の養生のための目土。ターフをとったら
目土をするのはマナー、エチケットです。
初のメジャーアマチュア優勝、 最年メジャー少優勝!、まるで
「怪物」現れる、、かのように紹介されていますが、
家族を大事にして、ゴルフを心から愛する一人の女の子の姿も
重なって、私たちの心を暖かくさせてくれる選手と言う印象でした。
この後のご活躍を期待しましょう!