さあ！桜の季節も本番です。

今週はその満開の桜の中で躍動する女子プロを追いかけて静岡に行ってきました。

今週、静岡、葛城ゴルフクラブではヤマハレディースオープン葛城が行われています。２０１８年の５戦目になります。

そして、桜の開花とともに関東は季節はずれの暖かさもやってきました。
コースは、もう半袖でもいいほどの陽気でした。

今週はこの葛城ゴルフクラブから沖縄出身、ツアー９年目の大城さつきプロのお話をお届けしました。



大城さつきプロは１９８９年沖縄県、糸満市出身。８歳からゴルフを始めジュニア競技では多くのタイトルを獲得。
ナショナルチームにも選出されています。

そして、２００９年にプロテストに合格！沖縄からまた強豪プロ誕生！と期待されましたが、QTで上位の結果を残せない年もあり、苦しんだ時期を経て、

昨年、賞金獲得額４４位となり、初めてのシードを獲得されています。



８年の月日を要した大城さつきプロのシード獲得の道、それを支えたのはQTでの上位に進めなかった悔しさと、地元沖縄への思いでした。

沖縄の言葉を愛し、沖縄の人たちへ感謝の気持ちを忘れない大城プロ。

まさに、沖縄の誇りですね。





実は大城プロ、お話にもありましたが、ショットは好調ながら開幕から４戦、予選落ちが続いています。

しかし、今週は難コースの葛城ゴルフクラブで上位進出を狙います。

このコース、この時期は風が強くお話をうかがった練習日のグリーンサイドにも強い風が

時折吹いて、収録のマイクがなんども飛ばされてしまいました。


そして、木の葉や枝が大きな音を立て、インタビュー中の私の顔にも松ぼっくりがなんども激突しました。
こんな大変な風の中での試合展開になるかもしれない、

難コースの戦い、ヤマハレディースオープン葛城。
プロのプレイやスコアは注目ですよ！

今朝は２０１３年の賞金女王、森田理香子プロの最新インタビューをお届けしました。



森田理香子プロは京都市出身でゴルフ歴は８歳から、２００７年には日本女子オープンでローアマを獲得するなど、注目を集め
プロ入りは翌２００８年、その年の新人戦で優勝を遂げて、ツアーの初優勝は２０１０年、２０１３年には４勝をあげ、賞金女王を獲得。



２０１４年にも１勝を挙げ、ツアー７勝目を飾っています。
しかし、ここ数年は極度の不振に陥り、もと賞金女王ということもあり注目が集まり、同時に復活へのプレッシャーも重く「ゴルフをやめたい！」
と思ったことも。


しかし、再びツアーでの活躍を誓い、地道に練習を重ね、今シーズンの開幕戦で２９位に食い込んで、新生！森田理香子プロに
期待が集まっています。




今回は「コナミスポーツクラブゴルフチャンピオンシップ開催の記念イベント」
にゲスト出演した森田理香子プロを直撃！今シーズンにかける思いを語っていただきました。

京都弁のはんなりとしたお話ぶりの中にも、ゴルフへの熱い思いいっぱいの森田プロの
声に元気をいただいたのは私だけではないと思います。



２０１３年には賞金女王を獲得しながら、その後調子を崩し、２０１６年には賞金シードを喪失、昨年は予選落ちが続き、
QTでも上位に食い込めず、今期のツアーは推薦出場と優勝者枠で出場できる日本女子プロ選手権です。


しかし、限られた試合で結果を残し、リランキング制度で後半戦の出場権獲得を目指して、しっかり前に向いて歩んでいます。


さて、今回森田理香子プロが出演したイベントは、
「コナミスポーツクラブゴルフチャンピオンシップ開催の記念イベント」。
シュミレーションゴルフで子供達にレッスンを行ったほか、トークショウにも出演されました。

もちろん、森田プロ自身も人生で2回目というインドアシミュレーションゴルフを体験されたりトークショーではリラックスムードで笑顔いっぱいの表情が
印象的でした。

ちなみに、シュミレーションゴルフは普段のゴルフよりちょっと難しいということでした。
シーズンが始まったばかりですが、イベント参加者の皆さんにもらったエールでこの後の活躍期待しましょう！


そして、真剣にゴルフをする人もエンジョイ派の人でも楽しめる！
シュミレーションゴルフでゴルフファンももっと広がり女子プロツアーももっともっと盛り上がるといいですね！

今週は３戦目が大阪、茨木で行われています。そして、そのあとは宮崎、静岡へとツアーは続きます。
この時期、桜前線のように華やかな話題とともに北上する女子プロゴルフツアー。

その盛り上がりとともにゴルフ界全体も、もっともっと元気にして欲しいですね。

さて、元気な女子プロゴルファーをいっぱい生み出しているところと言えば沖縄です。

宮里藍ちゃんを始め、諸見里しのぶプロ、アメリカで活躍する宮里美香プロ、そして、

今年からプロツアーに本格的に参戦する注目の新人プロ、新垣比菜プロなど。

今朝はこの沖縄出身の女子ゴルファーたちの声をお届けしました。

まずは、プロとして初めての臨んだ地元の開幕戦５２位タイでフィニッシュした新垣比菜プロです




昨年のプロテストで見事合格、今年からプロとしてトーナメントに本格参戦する新垣比菜プロも沖縄県出身。

2011年の「ダイキンオーキッドレディス」に小学６年生という大会史上最年少で出場。高校２年生の時、2015年のステップアップツアーでは開幕戦で史上３人目となるアマチュア優勝。レギュラーツアーでも、３試合連続でトップ10に入るアマ史上初の快挙を成し遂げ、昨年プロテストに合格。

今シーズンはQTランキング４５位で前半戦を戦います。あこがれのプロは同じく沖縄出身の宮里藍プロと宮里美香プロ。

沖縄のゴルフキッズから、今度は憧れの女子プロとして注目され、成長をしていくことでしょうね！

続いて上原彩子プロの声をお届けしました。



今月行われた沖縄琉球ゴルフ倶楽部でのトーナメントに、なんと２０年目の参戦を果たしたのが上原彩子プロ。
今年は２３位で記念すべき試合をフィニッシュしています。

上原彩子プロは沖縄県那覇市の出身。２００２年の日本女子アマを制し、プロテストでトップ合格して２００４年のプロ入り。
同期は宮里藍プロ、横峯さくらプロというスター軍団。

２００８年に初優勝を果たし、レギュラーツアー３勝、ステップアップツアー１勝、２０１３年からはアメリカツアーを

中心に試合に参戦されています。



上原彩子プロは、ピンクリボン、乳がん早期発見・撲滅の活動をプロ入り当初から行っていて、バーディ１個当たり１０００円の

チャリティを行うなど、いろいろな社会貢献活動もライフワークとされています。

沖縄で受けた恩を力に変えて、ゴルフを通して社会の役に立ちたい、そんな思いでプレイを続ける上原彩子プロ、現在はアメリカに戻り

戦いを続けています。アメリカでの活躍のニュースも待ちたいですね。



そして、上原美希プロも沖縄県那覇市の出身。

プロ入会は２１０年。ステップアップツアーでは２度の優勝経験を持ち

賞金ランキングも２０１１年、６３位。２０１３年、７９位。

２０１５年、７５位。２０１６年は６１位と、シード権獲得まであと一歩のところにも来ています。今年の初優勝、そしてシード権獲得を期待しましょう！




沖縄出身女子ゴルファーの魅力、もちろんゴルフの実力の高さもありますが、同時に自分を育ててくれた地元への感謝の気持ち忘れない謙虚さや、
礼儀正しさなどもみなさん素晴らしいですよね。


では、もう一人今から注目しておいて損はしない！

沖縄の女子ゴルファーをご紹介しましょう。新城莉李亜選手（あらしろりりあ）です。





沖縄県立宜野座高等学校 2年。３歳からゴルフを始め、昨年は九州ジュニアゴルフなどで優勝。１７０センチの長身、得意なクラブはパターで、あまり飛距離が出ないほう、、と本人の言葉ですが、それでもドライバーの飛距離は２６０ヤード超え。今回ダイキンオーキッドレディスでは、１３位の好成績で予選を通過、結果２３位タイでベストアマも獲得しています。目標は「将来は世界で活躍できるプロゴルファーになること」。


まさに沖縄出身の先輩ゴルファーのDNAを受け継いでいる一人です。

ついに３月１日にダイキンオーキッドレディスが沖縄、琉球ゴルフ倶楽部で始まり、
日本女子プロゴルファーツアー２０１８年のシーズンもついに開幕しました！

今回は予選ラウンドの2日間の後、土曜日の決勝ラウンド初日が雨で中止、３日間合計５４ラウンドの試合となりました。


今朝は、この開幕戦の話題と結果情報、そして開幕戦に挑んだ女子プロのみなさんの声をお届けしました。
今年はどんなプロが活躍するのか？注目を集めるのか？

リランキングなどの新制度の中、どんなシーズンになるのか？それを占うのが開幕戦の結果です。

さて、今回の予選カットラインは１オーバー。５７人が予選ラウンドを通過、決勝ラウンドに進みました。
しかし、そのカットラインになんと！たった１打足らずに予選落ちとなったのが竹内美雪プロです。





予選２日間７５、７１の２オーバー。たった１打足らなくてもそこがカットライン、厳しい世界です。
しかし、竹内プロは悔しさの中、元気に明るくインタビューに答えていただいだきました。

神戸市出身、９歳からゴルフをはじめ２０１４年にプロ入り。
２０１７年の賞金ランキングは69位、初のシード獲得はかないませんでしたが、今年はQTランキング１２位の上位でレギュラーツアーに参戦します。

でも、竹内美雪プロは悔しさの中、前を見据えています。
礼儀正しくて笑顔がとても素敵な今シーズン要注目の竹内美雪プロ。
この後もレギュラーツアー前半戦はほぼ全試合出場予定です。

応援しましょう！
では、開幕戦、決勝ラウンドに話題を戻しましょう！


大雨のため土曜日のラウンドが中止、翌日曜日のみが決勝ラウンドとなり、３日間の合計５４ホールで争われた大会。
この雨による中止が選手の体調にも微妙な影響を与えたのでしょうか？


最終組８アンダーの首位でスタートした鈴木愛プロが、前半にダブルボギーを含む３オーバーとスコアを崩し
結果この日、２オーバー、通算７アンダーとなり３位タイに後退しました。

そして、その闘いの中開幕戦を制したのが、この日、６アンダーのベストスコアで爆発したのがイミニヨンプロです。





韓国出身、昨年の賞金ランキングも鈴木愛プロに続く２位でその実力については今年も海外勢でナンバー１の実力者かもしれません。
早速、開幕ダッシュをみせてくれました。


実は、イミニヨンプロは２０１５年に肝臓癌で手術を受けて、その再発の不安と戦いながらゴルフを続けています。
アメリカではなく日本での試合に臨むのも、病気の不安があり、
いつでも距離が近い韓国に帰ることができて、治療できるようにと、
家族を気遣ってのことだそうです。

再発は５年がメドだそうです。実は手術のあとも、痛みがあり、周りが止めたのにも関わらず、いち早くクラブを
振って再起のための練習をはじめたそうです。

そんなゴルフへの熱い思いが、この勝利に結びついたのかもしれません！今シーズンも笑顔でプレイを続けて欲しいですね！


そして、もう一人この開幕戦で輝いたのが同じく韓国出身のユンチェヨンプロです。


この日、７位タイからスタートして６７、５打スコアを伸ばし、イミニヨンプロに続いて２位でフニッシュしました。


昨年は２９試合に出場してトップ１０入り５回、最高位２位。
年間獲得賞金は３５位でシードを獲得してしいます。

１７２センチの長身、スタイルも良く、美人でファッションセンスも抜群、今年も活躍が期待されるプロです。


日本人選手には大きな脅威となる韓国人選手たちですが、
その存在が日本人プロの闘争心に火をつけ、お互いを高め合ってゆくことでしょう！





そして、日本ツアー（９）勝、うちメジャー（２）勝のあの強い諸見里しのぶプロが地元の大歓声の中で３日間魅せてくれました。
３位タイです。諸見里しのぶプロ、残念ながら優勝はなりませんでしたが、ラウンド後の表情やその声はゴルフが出来る喜びにキラキラしています！





実力もルックスも今シーズンナンバーワン！松森杏佳プロ、元気に開幕を迎えました！初優勝期待しましょう！



可愛いボランティアも活躍！未来の女子プロ予備軍です！

さあ！２０１８年の日本女子プロゴルフツアーもついに開幕！
３月１日に開幕戦、第31回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントが
沖縄、琉球ゴルフ俱楽部で始まりました。

予選ラウンドの2日間、お天気にも恵まれ、気温も２０度近くに上昇、
爽やかな青空の広がる環境で女子プロたちの熱戦がスタートしました。


この予選ラウンドの2日間でまず大きな声援を受けたのが、諸見里しのぶプロです。


ここ数年、怪我に苦しむシーズンを送っていましたが、地元、沖縄のファンはその復活を待ち望んでいました。
今週は地元代表、ホステスプロ、そして開幕戦というプレッシャーの中でその応援が爆発するほどの活躍、首位と２打差の４位で決勝ラウンドに挑みます！
諸見里しのぶプロのプレイをこの後もお見逃しなく！





そして、今回は、ツア−２０勝を誇るベテラン、平瀬真由美プロにも開幕戦解説、優勝争いに向けての見どころについてお話を伺いました。



平瀬真由美プロは、日本ジュニアを３連覇して、１９８８年にプロ入会。
１９８９年に初優勝、２０００年までに国内通算１９勝、海外１勝を挙げられています。

そして、９３年と９４年には賞金女王にも輝いています。
まさに、日本の女子プロのレジェンドのお一人です。

そんなプロでも緊張したという開幕戦。沖縄独特の重い風と難易度の高いグリーンを攻略することが優勝のポイントと語っていただきました。
では、予選ラウンドを終えての上位選手です。

首位は８アンダーで鈴木愛プロ




２位タイが川岸史香プロと李 知姫プロ
４位が諸見里しのぶプロ
5位タイがイミニョンプロとペヒギョンプロ
7位タイが森田遥プロ、藤田さいきプロ，岡山絵里プロ、キムヘリムプロ、ユンチェヨンプロ、申ジエプロ　となっています。

そして、１３位タイには首位と５打差の３アンダーで松森杏佳プロも優勝を狙える位置に入っています。



さあ、第31回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント予選ラウンドの2日間、お天気にも恵まれスコアも伸びましたが、
あいにくの決勝ラウンドはお天気が崩れる予報も出ています。難しいグリーンと風、雨という自然のハザードの中、プロたちの
高いレベルでの戦いを期待しましょう。