いよいよ来週木曜日、６月２１日からは、今年の女子プロゴルフツアーの
前半戦を締めくくる試合、「アースモンダミンカップ」が、千葉県のカメリアヒルズカントリークラブで開催されます。


賞金総額、1億8,000万円！優勝賞金3,240万円！
国内女子ツアー屈指のビッグトーナメントです。

そして、この「アースモンダミンカップ」にデフェンディングチャンピオンとして臨むのが鈴木愛プロです。



現在、賞金獲得、平均ストローク、年間トップ１０回数、平均パット数、平均バーディー数、
パーセーブ率などで１位を走るのが鈴木愛プロです。

２０１７年の賞金女王に輝いた鈴木愛プロ、後半戦にキムハヌルプロを追い上げての、逆転での賞金女王獲得となりましたが、
その後半戦の活躍に大きな自信となったのが、このアースモンダミンカップでの「自作自演」と自ら語る劇的な優勝でした。


覚えていますか？


最終組１位でスタートした、鈴木愛プロ、２位でスタートしたのが、注目の若手三ヶ島かなプロでした。
最終ラウンドはこの２人を中心に優勝争いが繰り広げられました。





そして、勝負は最終１８番ホールのグリーンにまで縺れ！
昨シーズンの全試合の中でも最高の勝負とも言える劇的な一打で、試合は幕切れを迎えました。


１８番ホールは、５０４ヤード、パー５。
鈴木愛プロ、三ヶ島かなプロ、、ともに第３打でグリーンオンを狙いナイスオン！
２人がいよいよ、大観衆の待つ１８番グリーンにやってきました。


三ヶ島かなプロ１６アンダー、鈴木愛プロ１７アンダー。その差、１打。
三ヶ島かなプロはグリーンエッジですが、ピンまで１２ヤード、バーディーが狙えるチャンス。

鈴木愛プロもピン下８ヤードに付け、こちらもバーディーを狙います。
そして、先に打ったのが三ヶ島かなプロ！なんと！
その１２ヤードのバーデイーパットを決めて追いつきます。


続けてバーディーパットを打つ鈴木愛プロに大きなプレッシャーがかかり、外せば、プレイオフ！
でも、鈴木愛プロは表情一つ変えずにそのパットに臨みます。
静寂の中、鈴木愛プロのパッティングしたボールはゆっくりゆっくりと転がり、、、


なんとカップイン！
私も、もう鳥肌が立つ感動のシーンでした。





１７番でチャンスに付けながら３パット！そして、１８番で難しいパットを入れ返す驚きのプレイ！
鈴木愛プロは、そんな自分の劇的な勝ち方を自作自演！と優勝インタビューで語っていましたが、
今年もどんな映画もかなわない素晴らしいドラマをまた見せて欲しいです！





そして、今年はリランキング制度が取り入れられて最初の年。この「アースモンダミンカップ」終了時点でQTなどのランキングが見直され
後半戦の出場資格が決まります。


４日間の女子プロの皆さんの素晴らしいプレイを期待しましょう。


また、予選ラウンド初日、３月２１日には茂木宏美プロを迎えての公開収録も予定しています。
開催時間、場所については会場内のインフォメーションでご確認ください。

チケットの詳しい情報はアースモンダミンカップの大会オフィシャルサイトをご覧ください。
会場に是非足を運んで、歴史の目撃者になってくださいね。