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ツアーで活躍するトッププロから、期待のニューフェイス、そしてベテランプロまで。女子プロゴルファーとそれを支える人々の思いやツアー最新情報をお届け。女子プロゴルフを盛り上げるための応援プログラム

アース製薬 Dream Shot 〜輝けゴルファー

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アース製薬 Dream Shot 〜輝けゴルファー

ツアーで活躍するトッププロから、活躍が期待されるニューフェイス、そしてベテランプロまで。夢に向かって頑張る女子プロゴルファーとそれを支える人々の思いやツアー最新情報まで。女子プロゴルフを盛り上げるための応援プログラム

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地元で3週優勝に挑む!小祝さくらプロの強さの秘密とは!?
2021.08.28
今週は、北海道の名門小樽カントリークラブでニトリレディースが開催中です。
注目を集めているのは地元で3週連続優勝に挑む小祝さくらプロです。

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先週、箱根で行われたCATレディースで稲見萌寧プロを逆転で下して、
2週連続優勝、今季5勝目、通算6勝目をあげています。

CATレディースの最終日、大箱根カントリークラブには、
前日までと様相が変わり、瞬間最大風速15メートルの強風が吹き荒れました。

1日目、2日目と首位を守った稲見萌寧プロですが、
最終日、なんと9番から4連続ボギー、上がりの3ホール、
16番から18番も3連続ボギーを叩いてしまいます。
トータル5アンダーとスコアを崩し、 7アンダーとした小祝さくらプロに
逆転を許し、優勝を逃してしまいました。

最終日、アンダーパーをマークしたのは、わずか4人。
それだけ強風の影響が強かったことになりますが、
そんな悪天候に強いのが、やはり小祝さくらプロ。
先週、小祝プロの優勝には悪天候が絡む!とお話ししましたが、
まさにその通りの展開となりました。

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小祝プロは、風が強い日のプレイについて、こんなことをお話しされています。

「フルショットをすると、高い弾道になる。アゲンストや横風が強い時、
スリークォーターショットが生きる!」

やはり、今シーズンはショットのバリエーションが躍進につながっています。

ちなにみに、ゴルフトーナメント優勝の副賞といえば、
高級車ですが、CATレディスの副賞は「ミニ油圧ショベル」。
以前、この大会でこの副賞を見かけたお母さんが、「雪かきに便利そう」
と話されていたのを覚えていて、密かに狙っていたそうです。
ダイキンオーキッドでは副賞で、趣味の釣り用ボートをゲット。
今回はミニ油圧ショベル、「大雪の日にはこれでコンビニに行きたい!」
とも小祝プロは語っていますが、それだけ北国の冬は厳しい、ということですね。
特殊車輌の運転免許はまだ持ってはいないそうですが、
ご本人のインスタでも公開されています、ショベルカーの運転席の小祝プロ、
結構きまっていますよ!

今週ホステスプロとして3週連続優勝に挑む小祝さくらプロ。
洋芝対策を考えてコースに挑むと語っていた稲見萌寧プロ。
ツアーを盛り上げる2人の女子プロがどんな勝負を見せてくれるのか?
小樽の戦いを見守りたいと思います。

茂木宏美プロが中継のラウンド解説を務められるということ。
選手のプレイや素晴らしいコースの魅力を届けていただけると思います。
楽しみですね。

そして、8月19日から22日まで4日間行われたのが、
AIG全英女子オープンです。
2019年に渋野日向子プロが制した世界女子メジャーで注目が集まっていましたが、
今回は世界屈指の難関リンクスコース、「カーヌスティー」で開催されました。

特に、素晴らしかったのが日本人最高位20位の古江彩佳プロのプレイです。

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15位で迎えた最終日は1イーグル、2バーディー、4ボギーの72で、
通算5アンダーの20位。古江プロの持ち味は曲がらないドライバーショット。
日本のコースではトータルの飛距離は230ヤードほどですが、
フェアウエイが硬く、ボールがよく転がるスコットランドのリンクスでは、
飛距離も260ヤード以上を記録。
つまり、しっかりマネージメントして行けば、十分戦えるという証明にもなったと思います。
また、プレイと同時にそのラウンド中の雰囲気はとっても落ち着いていて、いい笑顔でした!
リンクスコースとファンをすっかり味方にした古江選手はラウンド後に、

「グリーンを外した後の技術がまだまだない!」

と語っていますが、これは「もっとやれる!」という手応えの言葉と
受け取っていいのではないでしょうか?
リンクスで輝いて、世界への羽ばたきを感じさせてくれた古江プロ。
国内復帰戦が楽しみです!

OnAirReport

目指せ!賞金女王!小祝さくらシーズン4勝目!
2021.08.21
先週から今週にかけて、日本全国で雨の被害が多く発生しました。
女子プロゴルフトーナメントにも影響が及んでいます。
8月13日から軽井沢で行われた、NEC軽井沢72ゴルフトーナメント、
3日間大会ですが、2日目が悪天候のため中止、
最終日もイン9ホールのみのプレイとなりました。
27ホールの短縮競技となり、小祝さくらプロが、
ツアー5勝目、3月以来のシーズン4勝目をあげました。
今週は、軽井沢から届いた小祝プロの優勝インタビューから、
その優勝秘話にフォーカスしました。

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小祝さくらプロは現在賞金獲得額1位、優勝で約1000万円をプラス、
2位の稲見萌寧プロとの差を広げています。

今回の優勝にもいろいろなストーリーがあったようですが、
まず、オリンピック期間のオープンウィークにしっかりしっかり準備をして
この大会に臨んでいたということ。
小祝プロは休まないので有名ですが、試合のないこの週に
じっくりと調子が良かった時のスイングを確認して、
調整を行なったということ。

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もう一つはパターの変更です。
実はこのパターに今注目が集まっています。
小祝プロの地元北海道の会社による小祝プロオリジナル。
素材や形を徹底的に吟味して制作、制作費100万円以上!
変えたばかりなのでラウンドのはじめはグリップがなじまなかったそうですが、
少しづつ調整、クロスハンドタイプに落ち着いてからは
どんどんバーディーパットが決まって、初日は連続6バーディーを
含む8アンダー、トータル10アンダーで優勝を果たしています。


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(写真のパターは変更前)

3月に優勝してから「間が空きすぎて勝ち方を忘れていた!」
とも話していましたが、しっかりと自分を見つめ直して、
本来のショットを取り戻して優勝です。

また、小祝プロが悪天候に強く、今年の優勝の多くは悪天候のなか。
スタッツでは平均バーディー数が2位、、
トータルバーディー数は438個と1位。
表情も言葉も穏やかで、守るゴルフのイメージがあった小祝プロ、
しかし、今シーズン初めに賞金女王獲得宣言もして、
「攻めるゴルフ」を心がけるています。
プロならではの攻めるゴルフでファンを楽しませてくれること、
後半戦も期待できます!
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さて、8月26日からはニトリレディス、北海道の小樽カントリーが舞台。
小祝プロはホステスプロとして臨みます。
残念ながら無観客での開催となりますが、地元での活躍が期待されます。

OnAirReport

女子ツアーの後半戦が軽井沢でスタート!
2021.08.15
8月13日から軽井沢で女子プロツアーが再開しました。
やはり注目を集めたのが、オリンピック銀メダリスト稲見萌寧選手です。


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稲見萌寧選手は、最終日を10アンダー、首位に5打差で迎えましたが、
スコアを伸ばし、17番では首位と並びます。
しかし、18番は惜しくもボギー、2位タイとなりましたが、
2位タイのリディア・コー選手とのプレイオフに勝利して、
銀メダルを獲得しました。

今回のオリンピックでは、卓球、柔道、スケートボード、
レスリングなどなど、世界的な強さを見せた日本人アスリートの活躍が
注目を集めましたが、女子ゴルフも、日本人女子プロの実力が
まさに世界的であることを見せてくれました。

稲見選手は、ラウンド後にこう語っています。

「日の丸を背負って、メダル獲得。私の人生で一番名誉なことだと思います。
重大な任務を果たせて、本当に良かった!」

さて、稲見萌寧選手は東京都出身、1999年7月29日生まれ。
先日、22歳になったばかりで、このオリンピックを迎えました。
黄金世代とプラチナ世代のはざまの世代で、
自らを「ダイヤモンド世代」と呼んでいます。

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(2019年 センチュリー21レディスゴルフトーナメントより)

プロ入りは2018年。2019年には初優勝を遂げていますが、
その日が2019年の7月28日、つまり10代最後の日に、
初優勝というドラマを自ら演出しています。

2020年に2勝目をあげましたが、すごいのは2021年になってから。
3月に1勝、その後は2週連続優勝を含んで4勝。
5月はじめの時点では、2021年のトーナメント勝率5割という、
ちょっと信じられない強さを発揮しました。
この活躍で、世界ランキングを急上昇させて、見事オリンピックの出場権を
獲得しました。

稲見選手はここぞ!という大きな舞台や責任に人一倍燃えるタイプ。
日本のツアーでは、プレイオフ3戦3勝と無類の強さを誇っています。

実は予選落ちした6月のアースモンダミン カップではメディアから、
オリンピックについて何度も質問が出ていましたが、
「まったく意識してない!」と答え続けました。
代表が決まった後に、「実はずっと意識していた!」
と笑顔で告白していましたが、自分の迷いや弱さを絶対見せないところも
稲見選手らしいところです。
「オリンピックには出場できたことが奇跡、延期がなかったら出場はなかった!」
とコメントしていますが、そんな奇跡を起こす星を持っているんです。

もちろん、その強さは稲データ数値にも現れています。
現在、賞金ランキングが2位。
スタッツでは、パーセーブ率1位、平均ストローク1位、パーオン率2位、
ボールストライキング2位。
ボールストライキングとは、トータルドライビング
(飛距離とフェアウェイキープ率の順位を合わせたもの)
とパーオン率の順位を足したもので、簡単にいうと飛距離と正確性がいいこと。
リカバリー率2位、バウンスバック率2位、平均パット数3位、
平均バーディー数4位という数字です。
まさにこの数字が強さを表しています。

銀メダリストととしてツアーに帰ってきた稲見萌寧選手。後半戦も注目です。




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女子プロ界の未来を支える力!最新プロテスト合格者インタビュー
2021.08.07
今週は東京オリンピックのため、日本国内ツアーはお休み。
その中で3人の選手が、金メダルをかけて世界と戦っています。
女子ゴルフ日本代表の畑岡奈紗、稲見萌寧の両選手、
そして、フィリピン代表として出場中の笹生優花選手です。

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オリンピックが終わると8月13日から軽井沢で本格的に後半戦がスタートします。
今週は後半戦で注目、最新プロテスト合格者の声をご紹介しました。

毎年1回行われています、JLPGAプロテスト。
2020年度は新型コロナウィルスの影響で開催スケジュールが変更、
今年6月に最終プロテストが実施されました。

合格率約3%未満と言われる、超難関のプロテスト。
1次、2次、最終プロテストと長く、過酷な戦いを勝ち抜いて、
22人が合格を果たしました。

まず、今回見事トップ合格を果たしたのが、佐久間朱莉選手です。
2002年生まれ。
師匠はジャンボ尾崎さんということでも注目されています。
「憧れの先輩プロは成田美寿々さん、理由はファンサービスがかっこいいから!」
ということ。頼もしいコメントです。

続いて、松本珠利(じゅり)選手 2000年生まれ。2位合格。
「両親には小さい時からサポートをしてもらい、自分達の時間を割いて、
練習を見てもらった。感謝の気持ちでいっぱいです」

岩井明愛選手は2002年生まれ。3位合格。
8歳でゴルフを始め、ジュニアゴルファーとして活躍。
武蔵丘短期大学1年生。双子の妹、岩井千怜選手とともに
姉妹で見事合格しています。

「妹と2人で合格できたのは嬉しい。夢は、妹の千怜と
ツアーの最終日最終組で優勝争いを演じること」とコメント。

妹の岩井千怜選手は9位タイで合格。
「見てくださる方や応援してくださる方が、
笑顔になるようなプレーができる選手になっていきたい。
夢は双子で日本ゴルフ界を引っ張っていくことです」
とコメントしています。

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(写真提供 武蔵丘短期大学)

続いて、内田琴子選手 2002生まれ。4位合格。
「ホッとしました。これからがスタート。
まわりの方々がご覧いただく方に楽しい選手になれるように頑張ります」

橋添穂(みのり)選手 2000年生まれ。5位合格。
「やっとお世話になっている方々に、良い報告ができる」

6位合格は、もうツアーでもおなじみです、後藤未有(みゆ)選手。
2000年生まれ。「小さな子に夢を与えられ、憧れとなるような選手になりたい」

工藤優海(ゆみ)選手。1999年生まれ。7位タイ合格。
「将来は海外ツアーにも挑戦してみたい」

同じく7位タイ リ ハナ。2001年生まれ。
「早く母に伝えたい。JLPGAツアーで優勝したい」

小倉彩愛(さえ)選手。2000年生まれ。9位タイ。
「上位で戦えるように、技術やフィジカルを上げていきたい」

11位タイ合格は3人、薮田梨花選手。1999年生まれ。
「3回目のプロテストだった、今回は自信がありました。ツアー1勝をめざしたい」

平井亜実選手。1996年生まれ。
「プロテストもこれまで5回受け、本当に受かるのかなと思っていた年もありました」

浜崎未来(はまさき みらい)選手。2000年生まれ。
「ずっと目標にしてやってきた、本当に嬉しいの一言。これからレベルアップしていきたい」


双子で合格、3度目、5度目で合格。今年も話題が豊富です。
特に、5回目の挑戦だった平井亜実選手は早速結果も出しています。
7月の大会では、予選ラウンドを首位と2打差の10位で通過。
決勝ラウンドも一時は首位に並び、31位でデビュー戦を終えたものの、
プロ入り後初めての大会としては素晴らしい活躍です。
250ヤードを超えるドライバーショットが武器ということで、
この後の活躍が期待されています。
2020年度プロテスト合格者の中で誰が一番に初優勝を飾るか、
注目したいと思います。


そして、今月からは2021年度のJLPGAプロテストの1次がいよいよ
8月 18日から、日本各地でスタートします。
第2次予選を経て最終プロテストは11月 2日から11月 5日までとなっています。



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パーソナリティ 秋山真凜

10月12日生まれ、福岡県出身、リポーター・スポーツキャスター。ベストスコア69を記録した中学時代からプロゴルファーを目指し、全国を転戦。上智大国際教養学部卒業。特技は英語、韓国語で、同時通訳の経験もある。

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