ついに女子プロゴルフツアー、今年最初の試合が始まりました。
ダイキンオーキッドレディースが２日間の予選ラウンドを無事終えて
今日から決勝ラウンドです。



（２０１９年ダイキンオーキッドレディースより）

３月に入って試合開始に先立ちいろいろな話題も入ってきました。
特に、去年のアースモンダミンカップで涙の復活優勝という感動のドラマを
見せてくれた渡邉彩香プロ。
今回は結婚発表！というまたうれしい話題も届けてくれました。
大会に先立つ３月１日にご自身のインスタグラムを更新、
結婚報告とお相手も公表しました。
お相手は同じアスリート、高校時代の同級生、柔道家の小林悠輔さん。
インスタの写真からもとっても仲が良さそうな雰囲気が
伝わってきました。

去年のアース・モンダミンカップで優勝したことが結婚決意への
後押しになったということで、試合前の公式会見でも
その喜びの声を聞かせてくれました。
２０２１年の活躍も期待したいですね。


続いて会見に登場したのが原英莉花プロ。
２０２０年−２１年の通算でシーズンが行われているので、
久しぶりというよりは、自分の中では「再会」のイメージ。
「いつも通りの感覚で試合に臨んで、攻めるゴルフにこだわりたい！
ギャラリースタンドがあることでまた感じが違って、いいプレイを見せたい！」
と語りました。



女子プロゴルフツアーは単なるスポーツの試合ではなく、
同時に開催の地元やその子供たちにゴルフで夢を届けるという
大きな貢献も果たしています。

たとえば、大会を盛り上げるボランティアを親子で行なったり、
地元の有力アマチュアの出場のチャンスを広げたりしています。
比嘉真美子プロや新垣比菜プロもそんな環境のなかで成長し、
プロになった一人です。特に比嘉真美子プロはその夢を描いた
大会ダイキンオーキッドレディースで２０１９年に優勝し、
夢を叶えています。



実は今回、地元沖縄出身の諸見里しのぶプロも特別に試合に出場しました。
ツアーの第一線からは退いていますが、大会と沖縄のゴルフを
盛り上げるためと出場を決断しました。

中継の解説やコースのセッティングなど、選手生活からしばらく距離を
置くことで、改めて感じたゴルフの魅力、ゴルフに大切な心と体の総合力などを再認識。
ゴルフの素晴らしさを発信するために、この経験を今後の解説や
コースセッティングに生かしてゆきたいということです。
いつまでもこの大会に登場して、プレイする姿を見せて欲しいですね！



では、ここでダイキンオーキッドレディスの予選ラウンドから
注目選手のコメントもお届けしておきましょう。

地元新垣比菜プロ。６アンダーの５位タイ。
「今年は今までで一番緊張した。地元で地元の人の前でプレイできてよかった！
優勝したい特別な試合なので、気持ちも入っている！
このまま優勝争いできる位置でプレイしたい！」

この沖縄の試合には初登場の渋野日向子プロは、６アンダーの５位タイ。
「ギャラリーが入って最後までめちゃくちゃ嬉しかった！
自分に向けてでない拍手でさえもワクワクした！
目の前のこと、やるべきことを必死でやる１年にしたい！
今後もアメリカで戦えるための経験を積んでゆきたい！」



そして、初日「64」の8アンダーをマーク、予選ラウンドは１０アンダーの
首位タイでホールアウトした西郷真央プロ。

「気合を入れすぎず、楽しんでプレーすることを心掛けたのがよかった。
オフの練習で飛距離アップし、グリーン周りを強化。早めに優勝したい！
今日は今日で明日は明日。やるべきことをやって集中したい！
スコアが良かったのでたくさんの声援や拍手をもらえて楽しくプレイができた、
見てくれている人を楽しませたい！」とコメントしてます。

西郷真央プロは、２０１９年のプロテストで最年少合格を果たして
プロ入りしたルーキーの19歳。初日はプロ入り初のイーグルも奪取しています
プロデビューとなった去年のアースモンダミン カップでも
優勝争いをして注目されましたが、念願の初優勝へ向けて
いよいよ決勝ラウンドです。

来週は今年最初のチャンピオンの声もお届けしますので、
お聞き逃しなく！

２月最後の週末、週が明けるといよいよ３月です。
女子プロゴルフツアーの今年最初の試合が迫りました。
ダイキンオーキッドレディースが３月４日から行われます。

去年は新型コロナウイルスの影響で３月の開幕から中止が続きました。
予定されていた３７試合のうち、行われたのは１４試合だけ。
しかし、あの試合がなければ、全ての試合が中止になっていたかも！
という関係者の声もありました。
あの試合とは、「アース・モンダミンカップ」です。



試合を全てライブでフォローしたインターネット中継、
渡邉彩香プロの涙の復活優勝など、ほんとうに盛り上がりましたが、
それは大会主催者のアース製薬大塚達也会長はじめ、関係者のみなさん、
選手の試合をしたいという熱い想いが、成功に導いたものです。
そのアース・モンダミンカップをより特別な大会にしているもの、
それは「マスターズ」への思いということご存知ですか？

世界最高のゴルフの夢舞台と言われるマスターズ。
毎年４月、最初のメジャーとして行われ、世界中のゴルフファン、
スポーツファンを魅了してきました。
マスターズを見てゴルフを始めたというプロゴルファー、
ゴルフが好きになったというかたも多いと思いますが、
実は茂木宏美プロもその一人です。

コースの素晴らしさ、その特別な雰囲気はテレビ中継からも伝わってきますが、
世界の男子プロゴルファーは、この大会で優勝することを夢に努力を重ねています。

そして、このコースで試合経験を持っている日本の女子プロもいます。
笹生優花プロです。
２０１９年に初めて行われたオーガスタナショナル女子アマチュアに
１７歳で出場、３位タイになっています。
その時の思い出について、笹生プロは、「コースには入ると
そこは一面のグリーンの世界。テレビで見る以上にコースの高低や
グリーンの起伏が大きく、とても難しいコースだったけど、
とても楽しかった！」と語っています。
今の笹生プロの活躍を支える大きな力になっているのが、
オーガスタでの試合経験であることは、間違いないと言えます。

大会の品格、コース魅力、選手やギャラリーへのホスピタリティー。
すべてにおいてそのマスターズを目標にしているのが、
アース・モンダミンカップなんです。





マスターズを目指し、世界を目指す女子プロを応援するために
行われるアース・モンダミンカップ。
コース改修もその一つです。

昨年は９番ホールの改修が行われて、あの鈴木愛プロが
２度も池に入れるなど、優勝争いに大きな影響を与えましたが、
今年は１６番ホールのグリーンやグリーン周りが、
よりトーナメント仕様に仕上げられ、大会を待っています。
ぜひ、６月の試合の前にこのカメリアヒルズカントリークラブ
でのプレイをみなさんも体験してはいかがでしょう！？




いよいよ来週、３月４日から始まる２０２１年の女子プロゴルフツアー。
今年初めての試合を前に注目プロのコメントも届いていますので、ご紹介しましょう！

まず前回、２０１９年のチャンピオン比嘉真美子プロ。
「私にとって大事な試合。連覇のチャンスがあるのは私だけ。
今年は複数回優勝を目指したい！」。

笹生優花プロ。
「オフにしっかり打ち込みとトレーニングを行いました。
今年の目標は１試合１試合頑張ってゆくこと」。

原英莉花プロ。
「どんなパフォーマンスができるのか？楽しみです。
今年の目標は「常に冒険心を持ち、チャレンジし続けること」。



そして、渋野日向子プロ。
「ダイキンオーキッドは初めての出場となるので、
まずは予選通過を目指して頑張りたい。今年の目標は、「自分を知る」です」。

どのコメントを聞いてもワクワクします。
すでにいくつかの試合では無観客での開催が決定していますが、
ダイキンオーキッドレディースは、１日約1000人限定で
ギャラリー観戦も可能になりました。

今年はどんな女子プロが活躍するのか？
新たなヒロインが誕生するのか？
１週間ごとのお楽しみは１１月まで続きます。
長いシーズン、私たちもじっくり見守り、
楽しんで応援してゆきたいと思います。


写真は全てアース・モンダミンカップ ２０２０　Getty Images/JLPGA提供

いよいよ３月に今年最初の試合が迫った女子プロゴルフツアー。
今週もその見どころ、楽しみ方を試合中継の解説やラウンドレポートでおなじみの、
アース製薬所属、茂木宏美プロのお話でお届けしました。



茂木宏美プロが注目するのはやはり飛距離です。
渡邉彩香プロ、笹生優花プロ、そして、原英莉花プロ、
賞金獲得額上位にはやはり飛距離の出る選手が並びます。
去年はトーナメントが変則的だったために飛距離データは
記録として残っていませんが、２０１９年は松田鈴英プロ、
原英莉花プロなどが２５０ヤードを超える平均飛距離を記録しています。

また、飛距離とともに注目しておきたいポイントが「パッティング」。
パットイズマネーという言葉もありますが、
ゴルフクラブの中でも、一番力が必要ないと思っていたパッティングに
最も体の強さが必要という茂木宏美プロのお話はとても衝撃的でした。


そして、もう一つの注目点は、「ママでの優勝」を達成するのは誰か！？

先日、出産して秋の復帰を明言している横峯さくらプロ、
そして、去年出産から復帰、いきなり優勝争いした若林舞衣子プロ、
産休制度を活用しているアンソンジュプロなど、
お母さん選手の活躍にも今後は期待が膨らみます。





さて、今年も試合観戦のパートナーとして持っておきたいのが、
女子プロゴルフの公式ガイドブック、
『JLPGA 女子プロゴルフ選手名鑑』です。



毎年開幕前に発売されていますが、今年もついに本屋さんに並びました。
賞金ランキング上位選手、シード選手はもちろん、
日本女子プロゴルフ登録の１０００人以上の選手の情報を網羅。
詳しい成績や情報はもちろん、インタビュー記事なども満載です。
今年は、原英莉花選手と渋野日向子選手のインタビューや
綴込みピンナップ付きなども付いています。

また、女子プロの座右の銘など素顔に触れることができる、
ここだけの情報も満載です。

この『JLPGA 女子プロゴルフ選手名鑑2020-21』を
今回は５名の方にプレセントします。
応募は、番組ホームページのメッセージフォームから、
必ず好きな選手への応援メッセージと
プレゼント希望と書いてお申し込みください。
締め切りは２月２８日です。
たくさんのご応募をお待ちしています。

新型コロナウイルスの影響で２０２０年は３７試合が予定されていましたが、
行われたのは１４試合。シーズンは去年と今年の３７試合が統合され、
全５１試合という、異例のシーズンが改めてスタートすることになります。
今週からは、中継の解説やラウンドレポートでおなじみの、
アース製薬所属茂木宏美プロが語る女子プロゴルフツアー２０２１年の展望です。
去年の賞金ランキングの上位５選手について、
その強さの秘密と魅力について語っていただきました。



まずは２０２０年の開幕戦アース・モンダミン カップで優勝した
渡邉彩香プロです。


今年もアース・モンダミンカップは６月２４日から開催されます。
その試合で連覇に挑むのが、渡邉彩香プロです。
この大会では２０１５年と１６年にイボミプロの連覇がありますが、
渡邉彩香プロが2人目の連覇を果たすのか？注目です。
ちなみにアース・モンダミンカップは、優勝賞金も去年の
４３２０万円から、今年は５４００万円となりました。
渡邉彩香プロが連覇すると、合計は９７２０万円。
アース・モンダミンカップだけで１億円近くを稼ぐことになります！


続いては２０２０年の賞金ランキングの４位の小祝さくらプロ。
去年も１勝、この試合以外でも５試合でベスト１０に入り、うち２位が２回です。

小祝さくらプロは去年、コースマネージメントにより力を入れて
プレイしたということで、今年は複数回優勝を目指します。

続いては３位。去年メジャーで２連勝という快挙を成し遂げている
原英莉花プロです。



茂木宏美プロが語る原英莉花プロの強さの秘密は、
ゾーンに入った時の抜群の集中力。
大きな試合ほどその集中力が増すということで、
今年はメジャー３連勝がかかります。

続いては２位。賞金獲得額は、90,502,992円の古江彩佳プロです。
現在２０歳、昨年は最多の３勝を挙げています。
古江プロの強さはスイングとメンタルの安定感。
どんな時もどんなコースでも変わらない強さを発揮できる
プレイヤーです。今年も３勝以上の成績が期待できる、
賞金女王の最有力候補です。



そして１位。現在93,891,170円の笹生優花プロです。
まさに彗星のように現れた笹生優花プロ、天真爛漫な１９歳。
抜群の飛距離と世界レベルの多彩なアプローチの技術を武器に
どこまで賞金獲得額を伸ばすのか、注目です。

さて、来週は女子プロファンには嬉しいプレゼントもあります。
今回ご紹介した賞金ランキング上位選手、シード選手はもちろん、
日本女子プロゴルフ登録の1,178名を網羅した
『JLPGA 女子プロゴルフ選手名鑑2020-21』を３名の方にプレゼントします。

詳しい成績や情報はもちろん、インタビュー記事なども満載。
原英莉花選手と渋野日向子選手の綴込みピンナップ付きなども付いています。
こちらは２月１５日発売です。
プレゼントの応募方法は、来週お知らせしますので、お聞き逃しなく！